見出し画像

世界の平和を目指して〈青緑ジャイアント〉


序章


「ジャイアント」、それはデュエルマスターズの初期から存在する種族。
自然を守る彼らはこれまで様々な文明とともに成長し、取り込み、さらに成長させてきた。


…というどうでもいい話は置いておいて、ゴッドオブアビスから本格的にデッキとして動かすことが出来るようになったジャイアント。
ジャイアントのデッキ構築について煮詰めてきました。
緑単から始まり、青緑、アナカラー、墓地ソース、シータ、赤緑、一周回って青タッチの緑単、さらに回って青緑。もうわけわからん

しかし、「なんでこれ入れてたっけ?」となることは言うまでもなく。
なのでnoteに現状の構築と採用理由についてまとめてます。

リスト変更に伴い更新予定。
初版 2024/03/03
第2版 2024/03/24
第3版 2024/4/13

上のマガジンでジャイアントデッキで採用されそうなカードをまとめています。(ちょくちょく更新)

また、最後に著者のデッキ構築を考えるうえでのブレストや戯言を有料で置いてあります。
興味があったり、応援してます程度に購入してもらえればと思います。

リスト

(戦略)
高い打点のクリーチャーを並べて殴る

(戦術)
メタクリで時間を稼ぐ。
稼いだ時間でリソースを稼ぎ、ビッグマナを構築する。
物量で殴る。

(採用カード&採用理由)

・アシステスト・シネラリア×4
2ターン目に置いたメタクリをウルトラセイバーで守りつつ、ドローでリソースを稼ぐ最強のシステムクリーチャー。

永続でジャイアントの使用コストを1下げるので、大量のリソースを吐き出すことが出来る。
詰めでは、攻撃可能なクリーチャーをトリガー等の除去から守ったりする。
cipのドロー効果は強制のため、デッキの枚数と順序には注意を払う必要がある。

上記の他に、4ターン目に〈チアスカーレットアカネ〉を出す際に必要だったりと役割も多く、あまりにも強いので4枚。3枚でもまあ

・同期の妖精/ド浮きの動悸×2
対象誘導でメタクリを守り、除去にはメガラストバーストで意地でもリソースを稼ぐ低コストジャイアント。

この間、対面に「そいつってジャイアントなんですね」と言われた。うーんこの。
下面がトリガーのため気持ち受けが固くなる。
直接的なリソースの確保に貢献しないため2枚。

・キャディビートル×2
革命チェンジの台頭により株を上げたデカいムシ。

キャディの効果は置換のため、様々な対面で相手のテンポを遅らせられる。
破壊による除去ではマナとしてリソースにもなるので、こちらのテンポを上げることが出来る。

後述する〈チアスカーレットアカネ〉のマナ召喚によって除去を無為にさせることもできる。
枠の関係上2枚。
(2024/03/03、3枚にしたい筆頭カード)

・雲の超人×4
4マナ、3ブースト。ばか。

マナ加速を交えると3ターン目に着地、4ターン目に8マナ到達できる。流石に強すぎる。
こいつのためにジャイアントで固めていると言っても過言ではない。
ジャイアントは全体除去が少ないため、手数を増やすことのできるこのカードはある意味生命線。
cipのブーストは強制のため、クライマックスでは自滅する可能性は忘れないようにする。

最速または4ターン目に抱えたいため4枚採用。

・配球の超人/記録的剛球×4
下面はジャイアント種族を持つ2マナブースト。
こちらは序盤はマナ加速、中終盤ではメクレイドの当たりをデッキトップに浮かばせるテクニックとしても使われる。
上面はメクレイドで最低限役割を持つTブレイカー。トリガーとして欲しかったが、流石にバグカードになってしまう。

再録のたびに新規イラストを貰えるジャイアント界のファッションモデル。(著者は漫画版プロモを使用している)

〈雲の超人〉最速プラン+シネラリア効果で1マナで1マナを産み出す+メクレイドの最低保証に貢献するため4枚。

・チアスカーレットアカネ×4
5マナ、マッハファイターで殴りつつメクレイドをする過労死枠。
書けることが多すぎるため手短に記載。

メクレイドから〈超重龍ゴルファンタジスタ〉や〈五番龍レイクポーチャーPar Zero〉などを出してリソースを稼ぐ。
メクレイドの弾として他ジャイアントを求められるが、必要ないメタクリを生贄に捧げたり出来るためデッキ内のジャイアント全員に役割を持たせることが出来る。
ただし、召喚からメクレイド起動には盤面に相手のクリーチャーが必要のため、いない場合には〈雲の超人〉や〈五番龍レイクポーチャーParZero〉でリソースを稼ぐのもいいだろう。
ターン1でマナからジャイアントを召喚できるので、マナを手札のように扱い無限のリソースを産む。えっちだ

弱いところがない4枚。

・超重龍ゴルファンタジスタ×3
5マナ以上のジャイアントから革命チェンジするジャイアント界のバスター。

cip効果は、「マナ」から「1体」限定なのは調整か。とはいえ、〈チアスカーレットアカネ〉のメクレイドの生贄にしたジャイアントや〈雲の超人〉からマナに落ちたジャイアントの再利用は流石に強い。
cip効果に目がいきやすいが、他の効果も一級品である。なんならこれしかまともに知られてない。
他のジャイアントの攻撃にブロック不可を与える効果。対面にこの効果を知っている人を見たことない。バスターみたいにSAも付けてくれ。
終局宣言によって、手札を2倍+1枚、マナを2倍にするリソースの稼ぎ方がバケモノ。終局宣言は、ドローしてからマナ加速(アンタップイン)でどちらも任意のため、残りデッキ枚数と相談して行う。
マナに落ちたカードは〈チアスカーレットアカネ〉や〈終の怒流牙ドルゲユキムラ〉によってある程度自由に活用できるため実質手札。

強いがメクレイドでも出せ、無理に手札に抱える必要はないため3枚。枠があれば4枚にしたい

・銀河龍ゴルファンタジスタ×1
デカいボンキゴ。
ジャイアント版ステージュラ。

コスト5以上のジャイアントの革命チェンジやメクレイド8から出てくる。
ボンキゴとは異なり、トリガーで出てきたブロッカーを置物にできる。代わりにドロー効果は失われている。
バトル肩代わりによって相手のマッハパンチから味方を守れる。
よくジャイアントを握るデッカー達は各種ゴルファンタジスタを見分ける「ゴルファン鑑定士」の資格を持つが、あまり触った事のない相手は資格を持っていないため誰が誰だか判らないことが多い。

ブロック不可は〈超重龍ゴルファンタジスタ〉、アタック不可は〈巨魔天アオフェシー〉と被るため1枚の採用に留めた。

・五番龍レイクポーチャーPar Zero×3
デッキトップ6枚見て相手に見せず2枚回収、ついでにバウンスできる可能性もあるラウンドナンバーズの五番コース担当。

ジャストダイバーを持っているため比較的安全に次ターンの革命チェンジが可能なリソースモンスター。
また、現状のリストでは2枚積みや1枚積みが多いが、このカードの存在によりタッチをしやすくしている。特にジャイアント名称を持たないカードを引っ張ってこれるのは便利の一言。
このデッキでは貴重なブロッカーのため一時凌ぎとしても逸品であり、〈超重龍ゴルファンタジスタ〉のcip効果でマナから出すこともできる。
詰めでも使う。(後述)

ちなみにシークレットB版では、ゴルファンタジスタが打つ前にコースを攻略したようだがどういうことだろうか。

デッキを回す貢献度として、アカネ>レイクポーチャーのため3枚の採用。

・巨魔天アオフェシー×2
ジャイアント界のボンキゴとガイアッシュカイザーの合いの子。

コスト4と比較的高いがシネラリアの軽減や革命チェンジ等から簡単に置くこともできるため実質メタクリ。
革命チェンジはコスト3以上ジャイアントとクセがあるが、革命チェンジ時のcipにより2ドローできるため最低限のリソースは確保できる。
自身はコスト4で各種ゴルファンタジスタに革命チェンジできないのは難点。
また、打点が6000のWブレイカーと〈飛翔龍5000VT〉に引っかからないことなどスタッツが優秀。

相対的には他のジャイアントの方がリソースを生み出すが、メタクリとしての盤面構築までの時間稼ぎとして2枚の採用。

・終の怒流牙ドルゲユキムラ×2
ジャイアントが「4枚」あればグラビティゼロで出せる進化ジャイアント。上方修正ありがとう運営。

貴重な即時打点かつ〈五番龍レイクポーチャーParZero〉のジャストダイバーを引き継いで詰めとなる。
cipでマナからクリーチャーを3枚まで回収、手札からマナに3枚までタップインできる。
回収ではマナに落ちた革命チェンジ先やその都度必要なクリーチャーを、マナ置きは〈超重龍ゴルファンタジスタ〉のcipで出したいジャイアントを置くことが出来る。
また、〈チアスカーレットアカネ〉の効果でマナ召喚するとマナ消費なし(むしろ+1)で打点を形成できる。

1枚でもいいが色確保やタッチのしやすさのために2枚の採用。

・輝跡!シャイニングロードマンティス/輝跡の大地×3
下面はコスト8以下の非進化ジャイアントを出してから相手のクリーチャーをバトル除去できるトリガー。

バトルを行うため〈銀河龍ゴルファンタジスタ〉のバトル肩代わりが可能となっている。
相手のボンキゴマイムに対して、〈超重龍ゴルファンタジスタ〉を出してボンキゴとバトル→ゴルファンのcipでマナからジャイアントを出すことで後に出てきたジャイアントはアタック不可を受けないテクニックもある。

両面ともコスト8以下のためメクレイドのあたりになりうる。
上面は面を広げてくる相手に使うこともないこともない。
手打ちも割とできるカードであり、使い方次第で幾らでも化ける可能性がある。

数少ないトリガー、面を広げながらの除去を行えるため3枚採用。4枚積みたい

・蒼神龍トライクラブ・トライショット×2枚
急に現れたジャイアントポセイディアドラゴン。肩にメロン乗せてんのかい!
トリガーで現れ、cipで2体をバウンスできるブロッカー。

受けとしてあまりにも強い。
コスト6のため〈超重龍ゴルファンタジスタ〉のcip圏内なのはデザイナーズコンボだろう。

受けとしては〈輝跡!シャイニングロードマンティス/輝跡の大地〉よりも多いため好みだろう。
現状では実験的に2枚の採用。

・とこしえの超人×1
受けの枚数を誤魔化せるガードストライクを持ち、手札以外からのカードを咎めるジャイアント。

コスト1のため余ったマナから出しやすく〈チアスカーレットアカネ〉のメクレイドの生贄や〈終の怒流牙ドルゲユキムラ〉の進化元として使える。
こいつにジャイアントがついているのは流石にバグ。
メタクリとして最上級で、環境を見ながら他のメタクリと枠のバランスを取ることになるだろう。

今の所コスト踏み倒しが多いため〈キャディビートル〉に枠を譲っているが、そちらは除去されてもマナに行き再利用が可能である点や、1枚でも刺さるデッキには致命的なため1枚の採用。

・超球の超人/父なる大地×1
オシャレ枠。
オシャレ枠と言いつつも、上面は5以下の呪文やタマシードを咎められる。青魔絶対殺すマン。
(上面6以上のツインパクトの裁定はよく分からん)

下面はジャイアント・スキルが付いている〈大地門ライフゲート〉。出せるコストは相手依存だが昨今のエースクリーチャーはデカいコストのため多少誤魔化せる。

基本的にメクレイドかトリガーの〈輝跡!シャイニングロードマンティス/輝跡の大地〉下面でしか出したくないため1枚採用。

・飛翔龍5000VT×1
非ジャイアント。

〈雲の超人〉で3ヒット出来ない人間が握るデッキではない。
一応〈巨魔天アオフェシー〉に革命チェンジしてリサイクルができる。
小型を並べる相手にはもちろん、詰めではこちらの面を並べたうえで添える事によって、万が一耐えられた時のカウンターに多少は対抗できる。

デッキの可能性を広げるために1枚採用。

・フェアリーギフト
非ジャイアント。

〈雲の超人〉で3ヒッt以下略
2ターン目に〈雲の超人〉、3ターン目にコスト5ジャイアントを爆誕させる殿堂カード。
終盤では〈アシステストシネラリア〉によって下げたコストをさらに下げて〈超球の超人/父なる大地〉を召喚しやすくなる。

このデッキ唯一の呪文カードのため〈終の怒流牙ドルゲユキムラ〉でマナから回収が出来ない。
実験的に1枚採用。(つーかこれが限界)

以下、ジャイアント種族をカード別に紹介と構築のブレスト

ここから先は

15,499字 / 5画像

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?