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第1巨人 どんどんドーナツどーんと行こう!~アシステスト・シネラリア~


前談(SIROBAKO)

2014年10月〜2015年3月に放送された制作P.A WORKS、監督水島努が務めるお仕事業界アニメ『SOROBAKO』
タイトルの「どんどんドーナツ〜」は当アニメの主人公 宮森あおい(みゃーもり)が口ずさむフレーズである。


さて、ドーナツを配りスポーツマンを応援するちっちゃな《西南の超人》、アシステスト・シネラリアについて話していこう。

《アシステスト・シネラリア》

3コスト
水文明
パワー2000
ジャイアント・スノーフェアリー

◼️このクリーチャーが出た時、自分の他のジャイアントがあれば、カードを1枚引く。
◼️自分のジャイアントを使うコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
◼️ウルトラ・セイバー:ジャイアント

スタッツ・効果解説

スタッツ

3コストのシステムクリーチャー。パワーラインは低いがシネラリア自身が狙われるよりも、周りが狙われるだろう。
種族はジャイアント・スノーフェアリーとであり、「ジャイアント」と「スノーフェアリー」の2つの種族サポートと受けることが出来る。
どちらも優秀な種族だが、後述の効果からジャイアントを主軸にしたデッキで使われる。
水文明単色のため手札の濁りが少ない。

効果①cipのドロー

自分の他のジャイアントがあれば、cipでワンドローする。強制効果である。
デッキ枚数が少ない場合にはライブラリアウトしてしまうため注意が必要である。
条件は一見すると分かりにくいがタマシードも含むため、「ジャイアント=ジャイアントエレメント」と読みかえることもできる。今後のジャイアントの展開に期待である。
3コストのため、低コストジャイアントのメタクリとは相性が良い。

効果②コスト軽減

ジャイアントの使用コストをなんでも1軽減する。これも強制効果である。
《アシステスト・サイネリア》のようにターン1制限もなく、効果は重複するため出せば出すだけ軽減される。
《西南の超人》よりも軽減コストは少ないが、こちらは召喚コスト以外も軽減できるため差別化は容易である。

効果③ウルトラ・セイバー

ジャイアントが離れる時に代わりに破壊することで耐える。タエタエの実の能力者。
メタクリやシステムクリーチャーの盾となる。
ジャイアントのウルトラ・セイバーは初のカードである。

用途

効果①〜③のいずれもジャイアント種族のサポートであり、ジャイアントを主軸にしたデッキでの採用がメインとなる。
1〜2ターン目にジャイアントエレメントを出せば、3ターン目に1ドローと次ターン以降からのコスト軽減ができる。
5コストジャイアントには、《チアスカーレットアカネ》、《五番龍レイクポーチャーParZero》、《チアスペースアカネ》と強力な効果を持つジャイアントがいる。
2コストジャイアントを1コストに出来るだけでも便利である。
また、2体目以降の同名も軽減されるため、4ターン目には2体目のアシステストサイネリアと4コスト以下ジャイアントを場に供給できる。
同様にジャイアントのコスト軽減を行う《十八番龍エターナルグリーンParLife》はコストの違いから同居できるだろう。あちらからはこちらだけで3マナ軽減できるため最短4ターン目に着地が可能である。
序盤〜終盤まで役割を持つため、非常に強力である。

総評

ジャイアントサポートとして一級品であり、最低限のリソース確保と貯めたリソースを吐き出す力がある。
高コストジャイアントがまだ少なくないジャイアントのデッキ回転率の上昇に大きく貢献する。

後談(フレーバーテキスト)

ゴルファンタジスタを中心に輪を作った妖精たちは、禁忌の儀式に挑戦する。懸命に祈りを捧げ、大地の力をその身体へと注入したのだ。「せーの、ゴ・ル・ファ・ン・タ・ジ・ス・タ・様……!!」するとその時、奇跡が起こった

ジャシン(シス?)によってボコされたゴルファンタジスタを妖精たちが復活させる様子を描いている。
妖精たちに様付けで呼ばれるゴルファンタジスタに嫉妬を覚える。
大地の力を用いて死んだ存在を生き返らせる禁忌の術は、その代償として妖精たちの大地からの追放を求める。
そうまでして復活してもらいたいと慕われるゴルファンタジスタのカリスマ性は流石である。


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