書道との出会い 小学1年編①

私は三姉妹の一番下。長女の姉C、次女の姉Mと私の三姉妹。小学校に入学したら、当然のように母に書道教室に連れていかれました。なぜか生徒は、母+三姉妹だけ。いくら思い出してみても、生徒は4人。謎〰

先生は、市川市に住むU先生。手にシミがいっぱいあるおじいちゃん先生でした。当時70代後半かな?小学1年の私にはとってもおじいちゃんに見えました。聞いたところによると、わざわざ、浦安の魚市場の横のお教室にどなたかに頼まれて来ていたそうですが、なぜか、生徒は我が家の4人しか居ませんでした。私はいつも姉Mと一緒に通っていました。

毎月、月の最初に先生が競書*の本の小学1年の課題を見て、朱墨でお手本を書いてくれました。半紙が入っているビニールから、半紙を出すように言われ、そのお手本をビニール袋に入れてねと。なんでそんな事するのかなぁ?と思っていたら、ビニール袋の上に半紙をおいて写せば、お手本は汚れないからとのこと。なぁるほど!

毎回、ひたすら写すので、いつも上手な字が書けるのです!もうね、それはそれは面白い。清書も写していい、と言われて出していたから、もはや、小学1年でひらがなはめっちゃ達筆でした。写してるしね。毎週、完全に写した1年間でした。

もちろん今でも、新しく臨書しようとか、そんな時、やっぱり写します。雰囲気を掴めるまで写してます。そして、どんな気持ちで書いていたのかな?って考えてます。


*書道団体で出している本のこと。その月のお手本や生徒さんの級や名前が掲載されている。

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