ファレホの WASH でウェザリングしてみた!
飛行機プラモのウェザリングにいつもと違うものを使ってみました。
作っていたのは、1/72 Spitfire Mk.Ⅴb FloatPlane、スピットファイアの水上機型。BRENGUNというメーカーのキットです。
エアブラシで塗装後、光沢クリアーでコートしてデカールを貼り、デカール保護のためもう一度光沢クリアーでコート、エナメルの墨入れ塗料で墨入れと全体を軽くウォッシュ、普通はそれで終わりなのですが、ちょっと汚れ方が足りない、というか不満だったのでもうひと手間かけてみることにしました。
使ったのは、ファレホの MECHA WEATHERING 69.505 LIGHT RUST WASH、GAME WASH 73.200 Sepia Shade の2本、水性なので水で薄めて使います。
実は最近までこの手の水性のウェザリング用塗料は何本か持っていたのに使わなかったのです。というのは、ファレホの溶剤(Airbrush Thinner、Airbrush Cleaner)で薄めていて、そのために下地の塗装を溶かしてしまって残念な結果になることが多かったのです。
簡単に言えば、使い方を間違っていたのです。
溶剤で薄めた、ということはほぼ溶剤ですから、塗装面を溶剤をつけた筆でこすっていることになります。
エナメルのウェザリング塗料はわざわざ水性のクリアーでコートしてから使っているので、下地が侵されずに汚しができているのに、なぜ水性ウェザリング塗料だけアホみたいなことをしていたのか、とにかく上手くいくはずが無いのでした。
という訳で、溶剤ではなく水で薄めれば、水性クリアーが完全に乾燥していれば下地の塗装が溶け出すことは無いのです。
水で2倍~3倍程度に薄めて、筆に少量つけて色を加えていきます。
色を塗る、というより色を加える、色を部分的に薄く付けていく、という感じ、付けすぎたら乾いた筆でこすってドライブラシのようにわずかに残る程度にします。
排気管の汚れ、フロートの錆、機銃口の煤など、この2本で適当に混ぜ合わせながら汚してみました。
最後につや消しクリアーでコートして完成です。
この他にも水性のウェザリング塗料は何本もあってほとんど使っていなかったのです。
エナメル塗料のAKインタラクティブの WASH や、Paneliner 、タミヤの墨入れ塗料ばかりを使っていました。これから研究しながら使っていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?