良いチームが事業に何をもたらしてくれるか?

どーも関西でwebエンジニアをしてるエトウです。

何かをなすためには、いいチームが必要なんてのは皆さん何となくわかっていると思います。ただ、なぜ「チーム」が必要なのか?、そのためには何が必要なのか?、「良いチーム」がなにをもたらしてくれるのか?を明確に言語ができる人はそう多くはないと思います。最近、その疑問に腹落ちすることがあった本を輪読会で読んで感動したので書いていきたいと思います。

一人とチームの差

まずは、なぜ「チーム」が必要なのかについて話していきます。理由はシンプルに一人でできることに限界があるからです。多くの人間に使用されているサービスはただ一人の力で完結しているものはないです。
有名な apple の ipod を例にすると、スティーブジョブズをすぐ想像すると思いますが、実際の企画を書いたのはフリーランスのエンジニアで、プロダクトのデザインをしたのデイヴィッドアイブです。そして、それらを広報した多くの人々がいたはずです。

そして、大人数に使ってもらう規模のプロダクトを一人で事業化することは実質不可能です。だからこそ、チームでプロダクトを作っていくことが重要なのです。

良いチームは選択と集中ができる

先のチームの必要性を考えると、チームの最大の目的はユーザーに対してプロダクトを届けることといえます。そして、この指標で最も重要な要因はリソースの選択です。つまり限りある人間の意志力や集中力というリソースをいかにプロダクトのために使えるかということです。


良いチームに必要な信頼と目標

人間のリソースを最大限生かすために以下の二つが必要です。

・信頼 
・目標


信頼は、無駄なリソースを消費しないためです。日頃のコミュニケーションがギスギスし、常に失敗にビクビクおびえている状態の空気では、目標のために動くための気力を根こそぎ奪われてしまいます。だからこそ、失敗しても責められず、失敗を検証し前向きに生かすという雰囲気が必要であり、その根底に必要なのが信頼です。

目標は、リソースをつぎ込む箇所の選択にブラさないようにするためです。
プロダクトの開発は非常に長期間にわたる場合もあり、その中では何の機能を実装するのか?といった選択を何度もする必要がでてきます。そのなかで、メンバーが個々で別の方向を向いているとそれがやがて大きな亀裂となる可能性があります。だからこそ、目標でスコープと達成すべきことを明確して共有するべきなのです。

これら二つは不可分でなくいわば両輪といえます。なればこそ、施策も不可分に考えるのではなく、同時に考えていくべきです。

最後に

実際に読んだ本。






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