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[2pick]アディ後リーダー評価/アディカード解説

皆さんこんにちは、[If2]&[SYD]所属のふぁがるどと申します。
今回は2pick解説の記事ということで、先日自身のチャンネルで投稿した動画の文章版、動画では尺の都合で解説できなかったところなどを含めてNoteで解説していきます。
動画版はコチラから
(動画投稿から時間が経った都合上、動画内とは少々評価が変わっているカードがあります)


エルフ

エルフで追加されたカードは「深緑の弓使い・アリサ」「幻惑のラクーン」の2枚です。
・アリサはSからDの五段階評価でB-
・ラクーンもB-のカードとなります。
勘違いしてほしくないのはこの2枚は決して弱いカードではないです。面除去やリソースを器用に行う優秀なサポートカードになります。ただし、金虹で求めているのはサポートカードではなく、フィニッシュカードになるため、このように弱めの評価となります。
現時点のネメシスのように、優秀なフィニッシュカードが揃っているカードプールならもう少し上の評価になる可能性はあります。

アディ前からBAN安定のクラスがこのようなアディショナルカードを貰い上位に行くことは有り得ないため、アディ後もBAN評価です。

ロイヤル

ロイヤルで追加されたカードは「忠義の剣士・エリカ」「テンペストスレイヤー」です。
・エリカはS
・テンペストはB
の評価となります。
テンペストの評価が中ぐらいなのは、カード能力そのものは優秀ですが、上記のエルフと同様にあくまでサポート寄りのカードである故の評価です。ゲームを優勢に傾かせるカードではありますが、1枚で流れを変える力はありません。2pickでは1枚で流れを変えるカード(メイシア/アルベールなど)の方が評価が高くなります。

問題はエリカですね。トークンカードであるシークレットスキルが優秀なため、そちらが本体効果のように思えますが、コイツの本当の強さは本体の疾走+攻撃力UPによる圧倒的打点性能です。連携15+進化で3コス8点をたたき出すお化け、その後面を2面別カードで埋めれれば3コストで10点を飛ばすバケモンカードです。同じくロイヤル最高評価である「アルベール」が9コストで進化込み10点を飛ばすカードとして評価されている現状、この3コスト10点がいかに飛び抜けた打点性能であるかは火を見るよりも明らかでしょう。
文句なしのS評価、アルベールと並ぶレベルの強カードであり、見たら取るぐらいの気持ちで良いと思います。
幸い、アルベールと違い守護で止まる疾走ではあるので、今後のロイヤル対面では進化権が残っており、尚且つHPが10点以下の場合は常にケアしていきたいカードとなります。
ですがリーダー評価そのものはウィッチ/ネメシスには1歩劣り3位となります。

ウィッチ

ウィッチで追加されたカードは「究明の魔術師・イザベル」と「アンブレラウィッチ」です。
・イザベルはA+
・アンブレラウィッチはC評価です。

アンブレラウィッチは効果発動そのものはある程度可能なものの、5回進化を要求する割にパワーが低め、フュンフを見習ってほしい。金虹で取りたいカードのパワーでは一切ないため弱めの評価です。(全く使えないだけマシレベル)

イザベルは現在のアリーナでも暴れ散らかしている強カードです。ウィッチにアングレア/フュンフ/キマイラマイスター以外にもう1つの勝ち筋を増やしてきました。(勝ち筋多すぎじゃんねぇ!)ウィッチの安定感を底上げし、ネメ一強時代を切り崩したエースカードです。今期のウィッチそのものにS級の金虹カード(フュンフなど)が多数存在するために、相対的にA評価に
落ち着いていますが、その効果は非常に強力、デッキ編成をさほどスペルに寄せずともイザベル本体の融合/本体効果+リペアモードなどのトークンカードにより7種類達成は割と容易なことも嬉しい所、変に意識せず、そのまま強力なデッキを作った方が勝率は高くなります。対面からしても序盤から圧をかけて、ユニオンマジックを早めに吐かせるぐらいしかケアが難しいため、非常に強力なカードとなります。ライブラリーアウト時のリーダーの体力最大値減少効果は相手ではなく自分なので注意(1敗)
リーダー評価は人によっては1位もあり得るほど上がり、ネメシスと並ぶトップリーダーとなります。

ドラゴン

ドラゴンで追加されたカードは「竜槍の戦士・ローウェン」「オラクルドラゴン」そして生まれ変わった「焦熱の竜翼・ドラーク」です。
・ローウェンはD
・オラクルドラゴンはA-
・ドラークはS評価となります。
ローウェンは語ることが最早ないレベルですが、カードパワーが流石に低すぎる、アミュレットのラスワ1破壊も強そうでそこまで強くない、何より謎の4点自傷が痛すぎるというお前は何のために生まれてきたんだというカード能力をしています。せめて顔に確定で2点入ればまだ強かったのに・・・
要らない子です、避けましょう。

オラクルドラゴンはPPブースト、大型守護を複数展開と従来のドラゴンが欲しかった性能を有した良カードです。
PPブーストからのスタッツ押し付けは1つの勝ち筋にもなり、上方修正されたドラークとも相性が良く、優先して取りたいカードとなります。
(冷静に考えて、ドラゴンが1コスト下がった死の哲学者を手にしたら流石に強いのよ、という)

ドラークはドラゴンアディショナルの一番の目玉カードとなります。
新弾ボーナスがないため、環境の影響度こそやや下がりますが、デッキのバフを無限に使いまわせるようになり、「炎柱の竜人」や「メルヘンマーメイド」などの汎用低レアカードのバリューを安定的に上げる事が出来るようになりました。今期のドラゴンでは最優先で取りたいカードとなっています。

リーダー評価としては1つ残念すぎるカードが追加されたものの、ドラークの上方修正が大きく、ドラゴンは4~5位の中堅クラスの座を確立しています。

ネクロマンサー

ネクロマンサーで追加されたカードは「魂の少女・ルナ」「デッドバイオレーター」の2枚です。
・ルナはC-
・バイオレーターはB評価です。
ルナは完全なるサポートカード、進化権回復は悪くないですが、スカルチーフ辺りがまぁまぁネクロマンスを消費するため、そこまでネクロマンスが余る環境ではないのが残念。除去能力もコスト制限が使いづらくそこまで強いカードではないです、尚且つ進化権が要求されるのがキツすぎる。正直いらないです。
バイオレーター、本体が突進/必殺なのは悪くない・・・悪くないのですが付きまとう「リアニメイト 8、リアニメイト 4で何出すの?」問題 8コストのカードはそもそもほぼ存在しないし、肝心の4コストはオイゲン/ザザ等が出れば優秀なものの、大抵出てくるのはスカルチーフ(3/2バニラ)、まぁ新弾で8コストのリアニメイト先が追加されそうな気配はするので、アップデート待ちなカードな気もします。
せっかく新弾のエンネアが強かったのに提示確率が下がってしまって完全にデバフ調整になりました。ミルティオが居なくなった穴はデカかった。
そういえば来期は死の哲学者がスタン落ちするそうですよ。ネクロは9ターン目が強いという風潮はそろそろ終わってしまいそう、2pickネクロの明日はいかに。

エルフと同様、元々アディ前もBAN評価だったのに追加カードが弱くてBAN継続な不遇クラスです。

ヴァンパイア

ヴァンパイアで追加されたカードは「終幕の吸血鬼・ユリアス」「マリシャスウォール」です。
・ユリアス A+
・マリシャスウォール B評価です。
どちらも優秀なカードであり、マリシャスウォールは結晶で置いておけば3から4ターンぐらいで割れます。ロイヤルは勿論、最上位クラスのネメシスが人形をはじめとする横並べ攻撃を中心としていることも評価の追い風
1コストでほぼテンポロス置ける割には相手に相当な負荷を与え、尚且つアンヴェルトほど割れるのが遅くないので非常に優秀です。使ってる側は気持ち良くて使われた側はストレスなカードの代表例。

ユリアスは「ブラッティネイル」による圧倒的な打点性能が非常に強力で、これが置けるか置けないかでヴァンパイアの勝率が大きく変動します。やってることが大体エルフのアリアと同じなのでそれだけで分かる強さ、ヴァンパイアそのもののリーダー打点性能も合わさって凶悪なカードとなっています。

リーダー評価としてはヴァンパイアクラスはアディショナル前はBANクラスにしている人も多かったものの、エルフネクロに比べて今回のアディショナルカードが優秀だったおかげでBANクラスからは抜け出し6番手に落ち着いたと思われます。

余談ですが、今期のヴァンパイアPickは復讐時に効果が働くカードを中心にPickすると強いって知り合いの2pickerが言ってました。参考までに書いておきます。

ビショップ

ビショップで追加されたカードは「贖罪の司祭・イリス」「神威のユニコーン」の2枚
・イリスはSSSS
・ユニコーンはB評価です。
神威のユニコーンは進化を切ることが必須条件のカードではありますが、永続リーダー付与はやはり強力、特にドロー効果がHP20点で働くことが強力で、1試合で5~6枚ドローすることもある優秀なカードです。元々ロングゲームが得意なクラスということもあり、コイツがドローしすぎてLOする試合があるレベル、今期のビショップはドローソースが不安定ということも合わさり強力なカードの一枚となります。

贖罪の司祭・イリス  一言で言うと<バケモン>です。動画でも暴れましたが、簡単に言うとヤバすぎる令和の静寂の元帥です。見たらPickするし、イリスを全力でマリガンして引き寄せるプレイを行うほどに強いカードです。後4でプレイすると6/6のイージスが6ターン目に沸きながらその試合中毎ターン3点バーンは3回復/1体除去のオマケが付きます。意味不明ですね。正直不健全なレベルで強いです。ビショップが1強レベルで強い環境になったら即出禁になると思います。後4で出されたら枕を濡らして寝ます。

完全に雑談ですが、プロリーグで後4イリスをされるKeisuke3選手が見たくないと言えば嘘になります。あの人ならやってくれそう(やられてくれそう)という謎の信頼があります。(ふぁがるど/if2はKeisuke3選手が嫌いということはなく大好きです)

リーダー評価としてはイリスがPick出来なかったときは割と辛い戦いを強いられますが、ワンチャンで上位リーダー相手にも無双できるため、4番手クラスとして置いている方が多いと感じます。

ネメシス

ネメシスで追加されたカードは「次元の超克者・ユアン」「オートマティックメイデン」の2枚です。
・ユアンはB-
・メイデンはC-評価です。
元々ネメシスの金虹カードが優秀というものありますが、それらカードと比べると両者とも一歩劣る性能です。ユアンの4点除去は悪くないですがやってることがちょっと強いガジェッドユーザー止まりなのが余りに切ない、リペアモードなどの弱いカードが山札に戻ってしまうため、何ならガジェッドユーザーのほうが強いこともある始末。
メイシアなどの強いカードの提示率が下がってしまったため相対的に弱体化となります。

と言ってもリーダー評価としては低レアリティを中心に流石にパワーが高いカードが揃っており、提示率が下がったと言ってもメイシアの新弾ボーナスは継続中と以前強いのがネメシスです。流石に前が一強だったため、アディショナルで躓いた程度ではへこたれません。ウィッチとの距離は縮まり、人によっては1位クラスはウィッチという人も出てきましたが、以前安定の1位クラスという認識で良いと思います。

まとめ

アディショナルで強化されたか弱体化されたかのリーダー一覧です。

エルフ
ロイヤル
ウィッチ ↑
ドラゴン ↑
ヴァンパイア ↑
ネクロ ↓↓
ビショップ ↑↑
ネメシス ↓

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