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【事実発掘!FACT JAPAN 47 NO.4 】東京都港区

FACT のMr. ポジティブ・佐伯よりバトンを受けまして、新年一発目の隠れた事実を紹介させていただきます松原です。
僕の出身地は東京都港区。
松原家はごくごく普通の家庭ですが、同級生を見渡せば某有名企業社長の息子さん、某財閥一族の息子さん、某有名料亭の娘さんなどなど、子供ながらにキラキラしてんなぁと感じておりました。そのころから港区がきらびやかなセレブタウンであることは変わっておりません。
そんな港区はタモリさんも好きな“坂”が多いことで有名ですね。
港区には名称がついているものだけでも86 の坂があり(港区ホームページより)、港区で育つと自然と坂に詳しくなるわけです。注目すべきはその坂の名称。

幼稚園に通うのに通っていた「南部坂」。
有栖川宮記念公園の場所に奥州・南部藩の屋敷があったことに由来しています。

友達の家に向かう際に通っていた「仙台坂」。
この坂の南側に仙台藩伊達家の下屋敷があったことに由来しています。 

小学校に通うのに通っていた「薬園坂」。
江戸時代前期、坂上の西部に幕府の御薬園(薬草栽培所・小石川植物園の前身)があったことに由来しています。
これらの坂の途中には共通して大使館があります。明治維新後、政府は旧大名家から没収していた屋敷の跡地を大使館用地として各国に提供したため、江戸の名残を残す坂の途中には大使館が多く存在するわけです。
その他、鳥居坂・日向坂・北条坂などなど、江戸の武家屋敷や関連施設がそこに存在していたことが坂の名称から想像できます。
港区の坂を辿れば江戸の街並みが見えてくる。
きらびやかな印象の影に、ひっそりと佇む歴史的遺産がたくさん残されているのです。

外出自粛で息苦しい日々が続いておりますが、外出ができるようになった際には、そんな江戸の風景を想像しながら港区をサイクリングしてみてはいかがでしょうか?
坂道はきついですが下半身強化で代謝アップに繋がりますよ! w
次回の投稿はメガネをかけた戦略の鬼・鈴木がお届けいたします。お楽しみに!

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