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【事実発掘!FACT JAPAN 47 NO.2 】島根県

堀田より埼玉県出身繋がりでバトンを受けた三寺です。
今回は島根県の隠れた事実をご紹介したいと思います。

私の趣味の一つが御朱印集めで、現在13冊目の御朱印帳を肌身離さず持ち歩いているのですが、
先月、島根県を訪れた時、出雲市ですごく惹かれる神社に遭遇しました。
『佐香神社』通称松尾神社です。この神社は酒造りの神様「クスノカミ」を祀り、
古くから全国の酒造りに携わる人たちの信仰を集めているとか。
大の日本酒好きとしては、
酒造りの神というフレーズにつられて調べてみたところ、
奈良時代に編纂された出雲国風土記に「この地(佐香郷)に神々が集まって酒造りを行い、180日にわたり酒宴を開いた」という記述が残っており、日本酒発祥の地として伝えられているというのです。

神社自体が特別に1年で1石(180ℓ)酒造免許を受けていて、宮司が杜氏を務めその年の濁り酒を醸し、神様へ奉納。毎年10月13日の秋季大祭で、参拝客に振舞うそうなんです。
で、私が訪れたのが10月12日。(おしい!)お話と御朱印を頂こうと宮司宅を訪れたのですが、留守でした。
どうやら酒蔵にこもっていたようです。
ちなみに、旧暦の10月は「神無月」といいますが、全国の八百万の神々が出雲の国に集まることから、島根県では「神在月」というそうです。
神々が、この地で縁結びや五穀豊穣、そして酒造りなどについて神議をするそうです。
日本酒の存在ってすごいですね。

鳥取県は全国の都道府県人口が少ない県第2位(ちなみに1位はお隣の鳥取県)にランクインするなど、
日本人にとってはマイナーな県であるイメージですが、
日本で唯一神々が集まる県なので、
人々が恐れ多くて住みにくい県という見方もありますね。
というわけで、御朱印集めと日本酒好きが相まってたどり着いた意外な事実。
日本酒発祥の地が島根県であるというトピックでした。

次回はFACTのMr.ポジティブ佐伯から隠れた事実をお届けします。
お楽しみに!!

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