45歳になる私と5歳を迎えた個人事業主の私

私の成長

この５年間で私は成長したと思ってるの。
お店としてもきっと成長できているはず。
売上は少しずつ上がってきているけど、利益が上がらないのは、
私が自分に対して「まだまだ足りない」って思い続けていたから。
どれだけ新しい商品を試しても、新しい施術を追加しても何人かは気に入ってくれる人が必ずいて、でも爆発的に大人気になることがなかったから。
だから、まだ何かが足りないってずっともがいてきました。

波乱万丈の人生

この前お客さんから言われた「波乱万丈の人生だったんじゃないですか？」
答えは…
「私はNOと思うけど、周りが　えーー！という事が多々あるからきっと人からしてみたら波乱万丈の人生なんだと思う」
これが私の考え。

高校３年生の秋に通信教育で美容学生生活スタート(W学生やってました)
３月１日卒業、７日だったかな？美容室初出勤。同級生の中で誰よりも早く働き始めたけど本当は６月くらいまで遊ぶ気満々で就職も決めずに卒業したんだよね。笑
多分１社目の会社は厳しい会社だったと思うんだけど、何せ世の中を知らないまま社会に出たもんだから「こんなもんなんだろう」ってやりすごせたけど、今なら即退社してる。笑
言っちゃー悪いがブラックすぎる会社だったよね。でも美容界ではそれが普通だった。
でも沢山の事を経験させてもらった…はずだし、１８歳の私はくそ生意気で勝気で横着でどうしようもない子だったから、それくらい厳しくしてもらってよかったと思ってます。

成人式にも参加出来ず、式典が終わったころようやく公会堂に到着するも、スタジオ予約してるからって小１時間程度で退散せざるを得なかった私。
成人式後、美容室を辞め東京の友達の家に転がり込む。
１ヶ月遊び倒したかったのよ、全く遊んでなかったから！
遊ぶお金が底を付き、高田馬場の飲み屋でバイト。
飲み屋でのバイト中トイレに行けず、８時間我慢した結果、急性腎盂炎で即入院。
親にはもちろん飲み屋の事は内緒だったけど(未だに秘密のまま笑)、入院したことをもちろん怒られたよね。
予定より２週間東京滞在を延期し帰崎。
ちなみに、入院までしたのに飲み屋からはバイト代貰えず終わりました。
若かったから、徹底的な戦い方を知らず泣いて終わる。残念過ぎる私。

戻ってからは仕事がなく(もとい、したくなった笑)カラオケ屋でバイト。
カラオケ屋さんがつぶれる前に近所の美容室に再就職を果たすも、またここもバイト代が支払われず…社員の人がポケットマネーから１０万貸してくれてバイト代入ってから返してくれたら大丈夫だよ！って。
未だに返してません、何故なら連絡先がわからなくなってしまった(その方が携帯番号変えたのです)からです。クソヤローすぎてごめんなさい。
そして近所の美容室では、商品を押し売りし給料を稼ぐ毎日。
嫌な美容師だったなー。最低だわ。
でも、浮かれぽんちな私は、何かある事に怒られてた。
勘違いされる事が多かったの、私は何もしてないのに私が悪いって言われる事が圧倒的に人より多い。
だから１年でそこを辞め、浜町のサロンに転職。

そこでスタイリストデビューしたのは良いけど、イケイケどんどんでならされたから技術はちゃんとしてなかったの。
気持ち的に苦しんだ。お客さんの要望とお店の売上目標と後輩を育てる事。
プライベートでもちょっと色々あってたからなー。
そもそも親から反対されて美容師目指してたから、スタイリストになる前に辞めて「ほらね。」って言われたくなかったがためにずっとやってたの。
３０万売上たらジュニアスタイリストからスタイリストにあがれるサロンだったから、スタイリストになってお店だけではなく美容師を辞めた。
この時、腎盂炎を再発していて、担当医からも「辞めろと言っても辞めないだろうけど、美容師を辞めなさい」って言われ続けてた。
そして土日休みが夢だったOLへと転身。

最初の会社は試用期間中に辞めた(もうやばすぎる会社で笑)ので私の職歴には無しとしてる。
次に不動産会社の経理として未経験な私を雇ってくれる会社があったのです。
この時既に２６歳。横着全盛期よね。笑
仕事さぼったなー。楽だったんだわ私からしたら業務内容が。
空いてる時間にブログ書いて、ネットのコミュニティ運営して…笑
そして家内総業に切り替えるという事で、家族以外は全員退職する事に。
この会社でホームページの更新は私の仕事だったので、ホームページ作ってくれた会社から声がかかりそちらへ転職。

ここでも、経理として働くことになったんだけど、まー色々やったね。
ホームページの製作も覚えさせられ、安価な時は私が作るパターン。
外注さんの管理(仕事せかす)にお客さんとの打ち合わせ、受発注に簡単な見積作成に新しいパソコンのセットアップからの納品準備。
小中学校へのパソコン納入の日程調整に納入作業まで。
経理ソフトのインストラクタ―に、社内オリジナルシステムの取説製作。
高総体では、記録本部の指示役＆結果投稿責任者。高体連は３年くらいで先生たちが人事異動で変わっていくので、前年度がわからくなる年が来ちゃうわけ。前年度を知ってるのが外部の私オンリー。社長すら全ての流れを把握してなかった。
でも私経理ですから。笑
当時関わってた他社の方から「久保さんが欲しい」と言われたのは嬉しかった。こんなマルチに出来る人中々おらん！って言われてた。やるやん私！

私が美容師辞めた理由は、お客さんとお店の間に挟まるのが嫌だったし「クリエイティブ」が本当に嫌だった。
デザインなんて浮かばねーよ！って思ってたから。

ＯＬ最後のＩＴ企業にいる時、ホームページ制作とかやってたし、人と人の間に入る仕事ばっかりだった。
経理業務なんて私の仕事量の中で２割くらいだった。
「あー、私の人生ってクリエイティブから逃げられないし、間に入る事も子供の頃からずっとだからそういう星の下なんだな」って気付いたの。
プラス、美容師を辞めてる時ほど人から髪の毛について相談されることが多くて。他にも暇人で遊ぶのが大好きなＯＬだった私は、旅行やおいしいお店探しが好きすぎて。
誰とどういった理由で食事するのかを元にお店を選ぶのがピカイチに得意だった。これもしょっちゅー人に聞かれてて。
てなったときに、みんな私を探して聞きに来るけどさ
「私が城持ったらそこに来たら良くね？私ここにいるから！ってしたら良くね？」って思った訳です。
そして美容を趣味にしていた私は、カフェでも良かったんだけど、適当にできない性格だから、カフェだと今度はカフェの修行からまたやんなきゃなーって思ったら、美容師戻った方が手っ取り早いわ。それに、同じクリエイティブに関わらなきゃいけないなら、好きな事の方がマシだわ。
ていう理由で美容師へカムバック。

９年のブランク

さすがにねー長いっすわ、このブランクは。
なので、会社もすぐ辞めれなかった(私が握ってる仕事量が多すぎるのと少人数の小さい会社だから誰かを雇用して引き継がなきゃいけない)から、土日美容室でバイトをすることに。
よーやったわ。休みなしやんけ！
１年でスタイリストに戻る！って決めて正社員になったけど、そう甘くはなかった。。。バイト期間含めると約２年かかった。
スタイリストに戻ってからだったっけ？
ガチ講習を受ける事に。。。だって、９年も離れてたら薬剤が変わってたのよ。
美容師さんは感覚でやってる人が多くて(強めの薬、弱めの薬)それを教えてもらっても何か違うな。って思って。
お店を出すために美容師に戻ったから、バイト期間中のお金は貯めていってたんだけど…スタイリストになるための練習費用と給料が下がった分の生活費と講習費につぎ込みました。

最初の１年はスタイリストになるために頑張る
２年目ガチ講習でケミカルを勉強する
３年目お父さんが倒れてちょっとお手伝い
４年目シャンプーソムリエの勉強
５年目ガチ講習で習得できてない気がして再受講
６年目店舗異動により役職が付き仕事が増える
７年目スタッフいざこざとある程度の仕事を片付け退社

美容師に戻ってから３年でお店出すつもりだったけど
３４歳美容師に戻り、４０歳でＦａｃｉｌｅオープン

ねぇ、このnoteを書こうと思ってた内容にたどり着けないまま疲れたんだけど…。
こうやって書き出すと、波乱万丈だったね私の人生。笑

成長したなーって思ってた事は
ここ最近、私が違和感を感じててそれを手放したお話だったの。
もう無理…。
また気が乗った時に書こうかな。

ciao