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THE TEAM 5つの法則を読んでみた

ざっくり読書まとめ感想

今回はこちら。
THE TEAM 5つの法則

Aimの法則 旗を立てろ

○ Method 法則
目的地=共通の目的
目的意識の有無 カラーバス効果
ある目的を意識すると、その目的に関する情報をそれまで以上に認識するようになる、思考や行動が大きく変わる

目的を適切に設定するのが良いチームだ

行動レベルの目標設定 行動の方向性
成果レベルの目標設定 具体的な成果
意義レベルの目標設定 最終的に実現したい象徴的な状態や影響
アクションの分かりやすさ ブレイクスルーの起きやすさ
     大             小
     ↑              ↓
     小             大

1990~
Management By Objectives
成果目標の達成具合=どんな行動をとるか=個人の自己責任
ビジネス環境の変化に対応できるチーム

現代
Objectives and Key  Results
Key Results=創出すべき効果
Objectives=実現すべき目的や意義

行動目標のみ 作業の奴隷
成果目標のみ 数字の奴隷
意義設定の目標→自らの生むべき成果や取るべき行動について、意思を持つことができる
何をやるべきか?+α 何故やるべきか?=新たな「何をやるべきか?」がみつかる

適切な目標設定が大切
そのためにはチームに意義が設定されていること
何のために存在するのか。数字や作業を積み上げた先に何を実現したいのか
意義が言語化→自主性や創造性を発揮し始める

意義から遡ってやるべきこと、やるべきではないことを自ら探し、自ら見つけるチームへと生まれ変わる その時に今までになかったブレイクスルーがチームにもたされるはず。

チェックリスト
▫︎活動の意義が明確か?
▫︎創出すべき成果が明確か?
▫︎推奨している行動が明確か?
▫︎活動の意義と創出すべき成果、推奨している行動が適切に接続されているか?
▫︎活動する意義、創出すべき成果、推奨されている行動を日常的に意識できているか?

Boardingの法則 戦える仲間を選べ

出口にこだわるのか、入口にこだわるのか

誰とやるか→パフォーマンスに多大な影響を与える
多様性があれば良いのか
→活動に合わせて必要な流動性や多様性をチームの中に取り込んでいく意識を全てのメンバーが持つことが求められている

チェックリスト
▫︎活動の特徴は語れるか?
▫︎メンバーには適切な多様性があるか?
▫︎チームには適切な流動性があるか?
▫︎チームに必要なメンバーの特徴を理解しているか?
▫︎メンバー集めやメンバー選びに貢献しているか?

Communicationの法則 最高の空間をつくれ

チームのコミュニケーションは少ない方が良い

ルール3 責任範囲
ルール4 評価対象 成果を評価する↔︎プロセスを評価する
ルール5 どれくらい確認するのか?

コミュニケーションを阻むのはいつだって感情
誰が どのような場で 伝えるのか
=コミュニケーションの前提となるコンテキスト(文脈)

時にチーム内のコミュニケーションに無駄があっても良い

経験 感覚 志向 能力 相互理解
モチベーショングラフの共有

行動しか見ることができないが、その裏側にある志向や能力を理解することでお互いのコンテキストに合わせたコミュニケーションが可能になる

自分:無知だと思われる不安

1on1 部下の話をしっかり聞くことで、上司と部下の信頼関係を築く

チェックリスト
▫︎ルールを明確化できているか?
▫︎お互いの過去や特徴を理解するような機会を持てているか?
▫︎問題やアイデアをメンバーが安心して共有できる雰囲気をつくれているか?
▫︎恐れや迷いなく自分が感じる問題やアイデアを発信できているか?

Decisionの法則 進むべき道を示せ

状況把握 

問題分析

決定分析→複数の選択肢の中から最適案を決定するプロセス

潜在的問題・潜在的好機分析

優先順位の高い選択基準に合致する選択肢を選ぶ

ファーストチェス理論
チェスにおいて5秒で考えた手と
30分かけて考えた手は実際のところ86%が同じ手
→できる限り5秒以内に打った方が良いという考え方

良い意思決定 よりも 早い意思決定
意思決定後に選んだ選択肢をどれだけ着実に実行し、正解にできるかどうかが重要

意思決定には51%のメリットと49%のデメリットがあることを全員が理解する

意思決定者は反対や孤立を恐れずに、一人で決めよ。しかし、メンバーは意思決定者を孤独にするな。

○影響力の源泉
1. 専門性 技術や知識 すごい
2. 返報性 支援や関与 ありがたい
3. 魅了性 外見的内面的魅力 すごい
4.規律や威厳 こわい
5. 一貫性 方針や態度 ぶれない

チェックリスト
▫︎状況に応じて最適な意思決定方法を選択できているか?
▫︎スピーディに再現性のある議論ができているか?
▫︎意思決定者が孤独を恐れず決断できているか?
▫︎リーダーの意思決定を自らの手で正解にすべく活動ができているか?
▫︎決断が必要なタイミングで 強く 速く 意思決定ができているか?

Engagementの法則 力を出しきれ

チームづくりに大切なのは、チームの活動に参加し、チームとしての成果に貢献する行動を選ぶ事に対するモチベーション

Philosophy Profession People Privilege

エンゲージメントを生み出す方程式
エンゲージメント=報酬・目標の魅力×達成可能性×危機感

今の人は感情報酬で動く Philosophy Profession Peopleは感情報酬

チームの落とし穴
足し算 掛け算 引き算 

掛け算パフォーマンス→適材適所が大切

自分一人くらいという落とし穴 社会的手抜き
あの人が言っているからという落とし穴 社会的権威
みんなが言っているからという落とし穴 同調バイアス
雰囲気のマネジメント スポットライト インフルエンサー
あの人がやっているからという落とし穴 参照点バイアス

組織を変えるのは自分



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