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“とりあえず”から“本気”

前回のあらすじ。
とりあえずフットサルをして。骨折。


最初は何んでもないと思って普通に日々を送っていたが、一歩を踏み出す度に激痛と冷や汗が…

「うーん。第5中足骨折ですね。いわゆる疲労骨折。はい。」

『…… どうすれば治りますか?』

「手術が必要になります。骨と骨の間にボルトを…埋め込む…ジョイントをしなくてはいけません」

『……』はっきり言ってその後なんと言って病院を出たかは覚えてない。
ただ、激痛に耐えながら電車に乗り。そう言えばーと
手術代の事が頭をよぎり、心配しだしたのは覚えている。

日本に住む外国人の多くは国民健康保険を払っていない事が多い。決して悪い気持ちがあって払っていないと言う事ではなく、出稼ぎで来る外国人に対してそういった情報があまりにも少ない。まぁ中には悪い気持ちで…

私、今では全ての税金をきちんと払っているが、恥ずかしながら当時はあまりにも未熟で無知だったため、そういう事に興味がなかった。
きっとこれは、出稼ぎで来る家族が自ら情報を求めるのもそうだか、区役所や市役所がもっと出稼ぎに来る外国人に口酸っぱくかつ丁寧に説明をした方がいいと思う。
そうすれば、もっとこの素晴らしい国“ニッポン”で快適に過ごせると思う。
これは自分のオピニオンだ。

話を戻す。
手術代を100%自費で払わなくちゃいけなくなった私は、決断をする。
「ブラジルへ行って、治療をした方が安いし、自分が生まれた国でサッカーが出来る」
なんか、、今思うと。
家から近い安いスーパーへ行って、それなりのお肉を買おうとしてるヤツの考えで決断をした。
例えが下手ですねw

けど、私は“本気”だった。

つづく。

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