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挫折を乗り越えるからこそ

いよいよ高校に入ってからは、ここでは語りきれない事を経験しました。理不尽に殴られたり、理不尽に走らせられたり… 恐らく多くの皆様が経験をしてきた事だと思います。
けど、私はまさにこの環境を望んで進学をしました。本能的に自分から〝挫折〟を選んだのかもしれません。
今までの経験で外国人が日本で強くなる為には〝挫折〟が必要だと分かっていたからなのでしょう。

いくら長く日本に住んでいようが、敬語を使える事が出来ても私達は外国人です。それは今現在でもそうです。
『俺、外人だから…』『俺、日本語覚えきれなかったわー…いじめられたから学校ドロップアウトしたんだよなぁ…』私は、そんな便利な隠れ蓑に隠れたくない。
挫折した出稼ぎの外国人は沢山いる。その中でもラッパーになったり、モデルになったり、起業してる人達がいる。きっとその人達は嫌な事をエネルギーにし、そして爆発させたのだろう。
私、高校では誰よりも練習をした自負がある。夜7時に終わる部活後に自主練を2時間。その後、自転車で、小さい頃から通ってるフットサルセンターへ。大人と夜の11時くらいまでフットサル。
そして自転車で40分かけて帰宅。朝練が6時30分から始まる為5時半くらいに起きる。これを週4日くらい。私の3年間はこんな感じでした。群馬の空っ風を受けて自転車をこぐのが何よりも辛かった。
それでも足りなかった。
自主練に付き合ってくれた友達、将来や女の子について語り合いながら一緒に自転車でフットル場まで通った友達。今も彼らと繋がってます。
だからこそ簡単に諦める〝出稼ぎ〟や〝移民〟を見たくない。
自分から望めば、いくらでも状況は変えられる。
この事を私に教えてくれた高校生活でした。

挫折を乗り越えるからこそ見える景色がある。

今回は真面目に書きました。すみま千円。

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