自覚している自分の異常さが何であれ、私たちは自分の物語の悪役にはならない。むしろ正反対だ。すなわち人は主役(ヒーロー)しか演じないし、他人の物語の渦の中にいても、その物語に少しでも登場するなら必ず主役のような立場なのだ。
「オープン・シティ」テジュ・コール P.259

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