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CCにおけるLeviaどうすりゃ良いのか真面目に考える。

Flesh and BloodにおけるCCフォーマットはものすごく面白い。
しかし、昨日トップメタの3ヒーロー(Dromai Lexi Iyslander)と戦い、CCを始めて、CC初日にかなり厳しい現実を突きつけられた。
勝っても負けても楽しいけども、それは不利なマッチアップを勝ったり、接戦をできたことが楽しいのであって、虐殺や一方的な試合展開はつまらないので、何とか抵抗したい。
なので2:8や3:7のマッチアップをどうしたら50%に近づけられるかということを考えたいと思う。
はっきりと言いますがこのTCGを始めようと思ってここに流れ着いた方、LeviaでFlesh and Bloodを始めようとしてる人、新しいブリッツフォーマットえデッキでLevia作ろうと思っている人、このヒーロー苦行です。
装備品もお金かかるゲームだし、特にこのヒーローお金かかるので興味本位で始めると痛い目見ます。勝てない、お金かかる、めちゃくちゃ強いってほどじゃない、という三重苦です。始めたばかりのころは勝利体験というものが大事だと思っています。
同じ金額で他の強いヒーロー組んで使い込んだ方がアーモリーイベントや大きい大会で勝てる確率高いです。
この記事はそんなにカードポンポン買えないので知識と発想でどうにか戦えないかともがく1プレイヤーのメモ帳なのだ。


1:今、自分の使用しているLeviaの立ち位置を知ろう。

まずはこのFaBraryのCCの統計ページを見ていただきたい。
FaBrary | Stats
見方は縦軸が自分、横軸が相手
全てネットの対戦だけの数字なので絶対とは言い切れないが、このLeviaというHero、新しいPrism以外にすべて50%以上負けている平均58%で負けている。実質的にほぼすべてのHeroに4:6の戦いを強いられていて、トップメタの3ヒーローとBravoにはPhantasmでポップ出来るDromaiがほぼ対等レベルでその他の3人には60%~70%近い平均で負けるのである。
ではなぜ大きい大会でベスト8に入れたりする人がいるのか?
個人的な考えだが、相手のHeroへの理解度と相手がこちらのHeroを知らない、使用者の練度が高い。というのがうまくかみ合っているというのが大きいのかもしれないと思われる。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
この言葉通りなんだと思われる。

2:まずは相手を知ろう。

まずはIyslanderから

現状乗り手の理解度が高ければ最強格のHero

能力:
・Essence of Ice(氷のエッセンス)(Iceのタレントを持つカードをデッキに入れることが出来る)
・あなたのターンでない場合、あなたは自分のアーセナルから青の「non-attack」アクションカードをインスタントであるかのようにプレイしてもよい。
・対戦相手のターンにあなたがIceのカードをプレイするたび、その対戦相手のコントロール下でFrostbiteトークンを1体生成する。

出てくるトークンはこれ

能力
カードや能力をプレイしたり起動したりするには、追加で{R}のコストがかかる。
あなたのエンドフェイズ開始時か、あなたがカードをプレイするか能力を起動したとき、《これ》を破壊する。

昨日の試合では気が付かなかったけど、これプレイした瞬間にも能力を起動した瞬間にも壊れるし、エンド時に勝手に壊れるじゃない。

相手の攻め方
デッキの半分以上が青いカードで、Channel Lake FrigidとFrostbiteをこちらに出し、ロックをし、Frost Hexを配置し、Frostbiteがダメージを飛ばしてくるのと、Wizardのアクションカードによるアーケインダメージを飛ばしてくる。青いカードが多いのでWounded BullとFyendal's Fighting Spiritのパワー6以上のカード(ポッパー)のカードを無理なく投入でき、そこで通常の攻撃を仕掛けてくる可能性がある。何かアクションを起こすとアーセナルから動かれる可能性がある。

頭おかしいカード①
維持コストあるけど1回で壊れないFrostbite


頭おかしいカード②
Specializationの性能差ありすぎ。


2人目はLexi

MMOとかの自己バフかけて攻撃連打してくるアーチャークラスな感じ

能力:
Essence of Ice and Lightning(氷と雷のエッセンス)(IceとLightningのタレントを持つカードをデッキに入れることが出来る)

ターンに1度 アクション - 自分のアーセナルの裏向きのカード1枚を表向きにする: それがLightningのカードの場合、このターンの次の攻撃はGo again得る。それがIceのカードの場合、対象にしたヒーローのコントロール下に《Frostbite》トークンを1体生成する。Go again

相手の攻め方
まずデッキタイプが複数存在し、質の良い強いIceカードだけを取り込み、使い勝手の良い高打点を複数回飛ばしてくるNo Fusionと言われるタイプ。
もう少しIceのカードを採用しているIce Lexiと呼ばれるタイプ。
この2つが主流のデッキで、残りはLightning LexiとIceとLightning両方を採用しているタイプ。大まかに4つに分けられる。
ターンの流れとしてはこのVoltaire, Strike Twiceの能力を使い、

超絶頭おかしい装備


アーセナルにカードを置く、Go Againを持っているカード(Bolt'n' Shot)を置く場合はパワープラスの方だったり、Go Againを付与してバフカードを使い攻撃→パワープラスして攻撃などバフを絡めて基本が4~7点の攻撃を2~3回行ってくる。
Arrowの攻撃は基本ヒット時効果を持つカードが多く、防御を強要してくる。防御をしてもRain Razorsがインスタントで飛んでくるし、Codex of Frailtyを使用し、使い終わったカードや、防御に回したカードを墓地からアーセナルに置き攻撃、Three of a Kindが絡んだターンは嵐のような攻撃をしてくる。

次にDromai

能力:
あなたが赤のカードをピッチするたび、Ashトークンを1体生成する。

このターンに赤のカードをプレイしていた場合、あなたがコントロールするドラゴンは攻撃中に Go Again を持つ。


これが出てくる

相手の攻め方
上のAshトークンを生成し、このAshをドラゴンに変身させ、そのドラゴンを使役し攻撃してくる。MTGで言うならPWコントロールとかそんな感じ。
ドラゴンも現在10種類存在し、能力も様々だが全員防御値3を持っていて、ドラゴンも能力が様々、攻撃の値が1~6で、ドラゴン自体もHPを持ち1~6ある。
Oasis Respite・Sand Cover・Sink Belowと多くの軽減手段とドラゴンにも攻撃しないといけないのでHPが実質40以上あるヒーローである。
だがドラゴンはphantasmというキーワードを持っているのでそこが弱点でもある。

最後はBravo

カードそんなに増えたわけじゃないのにずっと強いとかおかしいよ

能力
アクション - {r}{r}: ターン終了時まで、あなたのコスト3以上の攻撃アクション・カードはDominateを得る。Go again

相手の攻め方
胸装備のTectonic Platingの能力でSeismic Surgeトークンを出し、武器を振る。基本は受け身でいなしつつ、攻めるターンはCrippling CrushやSpinal CrushにDominateをつけたりつけなかったりして超火力の一撃を放ってくる。Fate Foreseen・Oasis Respite・Sink Below・Unmovable・Staunch Response・Sigil of Solaceと、とにかく硬い。武器を振り、ピッチゾーンのカードを組み替えていき、2週目になった瞬間から高火力の嵐などと、まぁ強い。新弾でWarmonger's Diplomacyも手に入れさらに強くなったとかなんとか。

もう一人BrairもいるがLLポイントが998ポイントと禁止秒読み待ったなしな感じなので、ここでは触れない。

3:自分のヒーローLeviaを知ろう。Rhinarとの差別点を考える。

今度は自分を知ろう。このゲームを始めて約3か月、1回だけブリッツフォーマットでRhinarに浮気もしたが、基本はこのヒーローを使用してきたし、カードも増えたので1回整理してみる。

シャドウでBrute(獣)で攻撃カードのイラストも化け物で惚れた時点から苦行が始まっていた。

ヒーローの能力
このターンに{p}が6以上のカードがあなたのバニッシュゾーンに置かれていた場合、エンドフェイズ中、あなたが所有しているカードはblood debtを失う。
※バニッシュゾーンに送ったかとか忘れやすいので注意
全ヒーローの中で唯一プラスの能力を持たず、マイナスを0にする能力しか持っていないヒーロー

デッキの特性
・使用できるカード種類は・Brute、Shadow、Shadow Brute、Generic
能力参照で左下のパワーで6以上を参照するカードが多くShadow Bruteのカードは追加コストで墓地からカードを3枚追放と、新弾Dask till Dawnで手札から1枚追放というパターンも増えた。パワー6以上のカードが追放されたら~するというカードがあり、墓地を貯めてそれをコストに攻撃を仕掛けるというデッキ。墓地を増やす手段はカードを使用するか防御で墓地に送るしかなく他のカードゲームのように墓地肥やしカードが無く、あってもBruteの攻撃アクションでカードを1枚引いて1枚捨てるという効果ぐらいである。
・攻撃アクションのコストは基本1~3+上記の追加コストという形である。
・新弾でLevia, Redeemed/Blasmophet, Levia Consumedという特定の条件下で変身できるカードも増えたが、如何せん変身条件が厳しくかなり意識して戦わないと、変身条件を満たせずに敗北ということになりがち。

同じBruteクラスであるRhinarとの差別点
ブルートクラスにはもう一人ヒーローがいる。
Shadowが無い方が強いとか思われてる。
LLポイントを見る感じそんな気がするけど…

Rhinar, Reckless Rampage(無謀な暴勇、ライナーみたいな感じかな?)

あなたのアクション・フェイズ中、{p}が6以上のカードを1枚捨てるたび、intimidateする。

このintimidateという能力が凶悪で相手の手札を一時的に吹き飛ばし、攻撃を無理やり通す能力がある。
FaBraryのCCの統計ページでもLeviaより勝率高い。
じゃあクラス被ってて、パーツも被ってるし、Rhinarで良いね!で終わってしまうわけにもいかないのでしっかりと差別できる点を考える。

まずはCarrion Huskの存在。
これはShadowヒーローの特権である。防御値が6あり、これを着るためにShadow側のヒーローを使う価値はある。

ライフが13点以下で自身のターンが始まると勝手に壊れてしまうが
ゲーム中盤の相手のビッグターンを凌ぐには十分すぎる性能

2つ目に、Shadow Bruteで唯一、壊れパワーのカードDread Screamerである。追加コストに墓地を3枚追放というコストがあるが、パワー6以上のカードが追放されるとGo Againを得るというカード。アーセナルとこれを絡めると簡単に20点近くのダメージを出せる。

3つ目はSlithering ShadowpedeとArt of Warによる高打点ラッシュ。
Art of Warのモードで2つ目の次の攻撃アクションにGo Againを付与と、手札から攻撃アクションを追放して2枚引く。のモードを選びSlithering Shadowpedeを追放してバニッシュゾーンからこれを使うという流れ。
これともう一撃と武器でも振れればそれだけで15点

4つ目はカードの種類
Shadow・Shadow Bruteのカードが使用できるので選択肢はかなり多い。
CC環境におけるLeviaの結果を出しているレシピを見るとパワー6でない青のカード(Dread Screamer)も採用されていることを見るに有用なカードの青色は採用されていることが多いのでBruteクラスよりは赤に偏るということは少ない(それでも手札真っ赤っかの時も結構あるけど…)

Bruteクラスの根幹をなすカードはBloodrush Bellow
このカードである。

Bruteクラスに許された最強カード

これを撃ってMandible Claw→Mandible Claw→で攻撃カード
これだけで18点出せる。
これを撃てた回数が多ければ多いほど勝利に近づくカード。

4:それぞれのヒーローへの戦い方

まずはDromai
対処するドラゴンの優先順位
まずはMiragaiこいつは最優先で処理をしておかないと負けに直結する。
ドラゴン連中がphantasmを失うのでドラゴンをパワー6の攻撃で爆発させることが出来なくなる。

次にCromai
相手がAP1を得てしまい、動きが悪いターンでも1アクション多く動けてしまい、非常にこちらの顔色が悪くなっていく。

次はKyloriaとAzvolaiとYenduraiが同じ順位。
この5体に関してはブリッツフォーマットでも見かけるドラゴンでもある。
左からドローかアイテム割る、2つの対象にアーケイン1点、3点軽減カウンター持ちで体力3点というドラゴンたちだ。



装備品について
アーケインバリア1は装備する。基本は腕にNull腕をつける
胸装備はTunicかHuskの2択だがTunicを着る。
攻撃アクションは基本3~1でデッキによって、Blaze HeadlongやRavenous Rabble、Scar for a Scarが飛んでくるが1枚で1点抜けなので、Tunicでも防御面は問題ないと思われる。

Aether Ashwingの処理について
まず防御する前に、手札を確認する。
次のターンの動きを確認するのと、バニッシュゾーンのBlood Debtの枚数を確認し、問題ないことを確認し、防御をすること。

ドラゴンの処理の仕方
まず自身の手札にGo Againの攻撃があるか?
ある場合→ヒーローにアタックアクションで攻撃→武器でドラゴンに攻撃が理想。
無い場合→そのドラゴンはターンを跨いでも問題ないかを考える。
Aether Ashwingはライフ次第だが最初は躍起になって破壊するほどでもないが、ライフが20か15を切り始めたら注意。その1点が命取りになる危険性もあるので気軽にノーブロックというのを考えよう。
基本的にはドラゴンを処理してAether Ashwing以外は残さないようにする。


次にLexi
装備品について
まずCarrion Huskを着ること。カードの使い方に注意する。
Go Againを持っている攻撃がある状態でGo  Again持ちの攻撃→Command and Conquerを叩き込みたい。
アーセナルのカードをいかに割れるかが勝負の分かれ目。
アーセナルからバフカード、アーセナルからCodex、アーセナルから1回目の攻撃などアーセナルから始動するので、Command and Conquerを通せるかの戦い。Three of a Kindを撃たれたら、そのターンから2ターンぐらいは受けに回ざる負えなくなるので注意。
Frostbiteも飛んでくるのでペースを握られないようにしたい。
正直DRを1種類(Reckless Swing)しか積んでいない構築だと矢の嵐を受けきれる気がしない。


次に問題児Iyslander
まず防具はTunicを着る。
頭と腕にABを着る。
足に関してだが正直ダイスで1を出すのを嫌がるなら足も履いても良さそう?
リソース管理を念頭に入れる。手札を赤一色にしない、自分のアーセナルに青いカードを置かない。
2回攻撃したいターンでも、1回立ち止まって相手の手札の枚数を確認すること。バフカードは撃つ前に手札のリソースがどれだけ残っているかを確認すること。バフを撃っても、そこに対応されてFrostbiteを出されて動けなくなる可能性がある、もし動けなくなった場合実質的に1ターンスキップなのである。
FrostHexは割る手段が無いに等しいのでアーケインバリアの使い方に注意(誘発がエンドフェイズ開始時なので上限枚数引く前)。
Tunicの起動1つ取っても安易に起動しない。そこに対応される可能性がある。


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