5月15日に考える

どーも、好きな漫画は「でんじゃらすじーさん」と
「ペンギンの問題」。鳥でーす。
5月15日といえば、、、そう!!
コロコロコミックの創刊日ですね!!!
みんな大好きですよね。
もうね、僕らの青春はコロコロコミックとバトスピで出来ていると言っても差し支えなかろう!!

記憶の奥底に眠ったコロコロコミック愛を引っ張り出して、語ってもいいんですけど、、、
奇しくも5月15日は沖縄県の本土復帰の日でもあります
せっかくだし今日はそっちの方向で、なんか書こうかな
初投稿もちょうど一年前みたいですし、、、

1972年5月15日に沖縄県の施政権が日本に返還されてから、今日で49年みたいですね。来年で50年。再来年には51年ですか。
いまだに基地問題が残る沖縄ですね
今日は、沖縄で生まれ育った僕が沖縄に米軍基地が必要だと考える理由でも。

その前に、たかだか右翼学生の一意見なので、
それだけは頭に置いといてくださいね笑

まず、沖縄の基地問題に限らず、今日の日本の安全保障環境を理解する上で、僕が個人的に重要だと思うのは、
「中国から見た地図」を知っておくことだと思うんです

画像1

画像引用:東洋経済ONLINE (https://toyokeizai.net/articles/-/70361)

どうしてもイメージを持って貰いたくて、
東洋経済ONLINEから勝手に拝借してきた上の地図
これが中国から見た日本ですね
中国から見ると、日本本州、奄美、沖縄、フィリピンが
すっごい邪魔なのわかります??
この先にある広い太平洋に蓋をしてるんですよね
この蓋を〝第一列島線〟なんて呼んだりしますが、すごく邪魔っすね
唯一、太平洋に出れそうなところは、奄美・沖縄のところじゃないのかな

これが僕が沖縄県にアメリカ軍基地があることを肯定する理由の一つです。
そこに米軍基地があるというだけで、中国に対する牽制になるんです。

そして、中国の「一帯一路」という構想と、
日本の安倍前首相の「自由で開かれたインド太平洋」という構想
この二つも日本の安全保障環境を理解する上で、重要だと思います
どちらも表向きは、巨大な交易圏を築き、経済を発展させるためのものです

ここからは少しだけ陰謀論っぽくなります笑
ただ、〝最悪〟を想定するのは大事だと思うので、、、
反対意見もあるとは思いますが、勇気を出して書きますね。

二つの構想の説明はざっくりと。

「一体一路」構想は「21世紀シルクロード」とも呼ばれていて、簡単に言うと、「昔の中国の繁栄を支えたシルクロードを復活させようぜ」っていう、中国とヨーロッパを繋ぐ交易網のことですね。
大きく、陸路と海路の二つに分かれていて、
陸路は、中国からヨーロッパまで線路が引かれ、そこを鉄道が走り、荷物を運ぶって感じです。
今は、6ルートくらいあるのかな。そんなもんで、スペインまでの線路が一番長いのかな。そんな感じだったと思います。
僕のデータが古いかも。ソースが不正確で申し訳ない。
ついでに言うと、原油や天然ガスを中国に運ぶためのパイプが地中にもあります

個人的に大事なのは、海路の方で、
同じく、中国からオーストラリアを経由して、ヨーロッパにつながるルート。
何が問題かと言うと、いわゆる「債務の罠」と呼ばれるやつです。

船で長距離を移動するには〝港〟が不可欠ですね。
イメージで言うと、中国があるA国に対して、
中:「お金貸すから、ここに港を作ってくれん?」
  「貿易が盛んになれば、すぐ返せるでしょう?」
A:「えっ、まじ?中国のお金で港作れる??」
  「いいよ」

A:「ごめん。中国さん。お金、返せそうに無いわ」
中:「まじ? だったら、その港の99年間の租借権をくれよ」
A:「ぐはっ、、致し方ない、、か」

的な感じです。これが「債務の罠」
すごくざっくりだから、ちゃんと知りたい人は、自分で調べて欲しいのだが、、

んま、こういうふうに、お金を貸し付けて、港を作らせて、「返済できないなら、99年間は中国の物ね!!」って感じで、
スリランカのハンバントタ港とか、オーストラリアのダーウィン港とか、
中国が租借権を持っている港が、割とあるんですよ〜
そうすると、中国はその港に軍艦を停泊できますよね?
他国の港なら、そんなことは出来ないけど、
中国の港になっているから、軍艦を置いたって良いわけなんですよね

こんな感じで、中国からヨーロッパまでの海路上に
中国の海上軍事拠点が次々と誕生しちゃうわけですね


さてさてさーて、「自由で開かれたインド太平洋」ですが、これは、安倍前首相が提唱し、日本・アメリカ・インド・オーストラリアが中心となって、「急激な経済発展を遂げているアジア、とりわけ東南アジア、南アジアと高い潜在性を秘めているアフリカで巨大な経済圏をつくろうぜ」ってことです。
大事なのは、日本やアメリカの信用の下に「法の支配」による対等な経済圏だということですね。
これね、頑張ってイメージをして欲しいのですが、
日本、オーストラリア、東南アジア、そしてアフリカ。

中国の一帯一路の海上シルクロードとほぼほぼ航路が被っているんですよんね
オーストラリアから、アジアに戻って、インドの下を通って、
最後に上に行ってヨーロッパに着くか、下のアフリカに行くかなんですよね

つまり、沿岸諸国は中国と日米の板挟みになっているわけですね
強権的で「債務の罠」の中国か、高い信用度と「法の支配」の日本か
僕らの預かり知らぬところで、日中は陣取り合戦をしているわけです。

ここからが本題です。
日本は昨年の11月に準同盟国のオーストラリアと「日豪円滑化協定」というものに大筋で合意したんです。簡単に言うと、日豪の軍事協定がさらに高い次元のものに移ったと言う感じです。
上記した通り、オーストラリアは中国の一帯一路にとっても重要な拠点で、さらに中国はダーウィン港の租借権を持っていますね。
当然、円滑化協定には猛反発したわけです。
さらに、日本政府としては、準同盟国であるインドとの軍事交渉も進めたいわけです。インドは「自由で開かれたインド太平洋」においても中心国の一つですし、、。
安倍前首相がインドに行ったり、コロナ禍でインドへの支援を重視する理由はここにあるわけですね。単に、インドの感染状況が凄まじいというのもありますが。
しかし、インドは半島の両脇に中国の租借港があり、中国に海上包囲をされています。ついでに上には中国本土があります。つまり、インドは中国に囲まれちゃっているので、なかなか日本との軍事交渉を進めきれないというのも事実でしょう。

となると、日本が次に近づきたいのは、
シンガポール、マレーシア、インドネシアあたりでしょう。
ここら辺の国と連携強化ができれば、インドとで、中国の海上軍事網を挟めるわけです。僕の妄想ですけどね。

そして、話をEUとイギリスに移します。
イギリスは今年の1月をもって、移行期間も終えて完全にEUから離脱をしましたね
コロナという事態で、合意協議も半端なままという印象を拭えませんが、、

そして、イギリスはコロナ対応をめぐって、
EUとはかなり距離をとったという印象です。
EUの医療品やワクチンの共同調達にも不参加です。
んま、英国のアストラゼネカがワクチン開発で先進していたので、個別交渉の方が都合が良いという判断だったと思われますね。
その後、アストラゼネカ社のワクチンには問題が起こったぽいですけど、、

このコロナ危機という悪夢の中で、イギリスがEUと距離をとってことで、
イギリスとEUの対立がさらに深化すれば、
イギリスは外交や安全保障政策においてFive Eyesや日本との連携強化を図る必要が出てきます。ちなみにイギリスも日本の準同盟国です。
Five Eyesというのは米・英・豪・カナダ・ニュージーランドの5カ国の諜報協定くらいに思ってください。気になる人は調べてみて。
ちなみにカナダも日本の準同盟国です。

もしEUと距離をとったイギリスが、対立を深めれば
日本にとってはイギリスとの軍事交渉が捗りやすくなる可能性があり、
さらに、イギリスは日本が円滑化協定に合意したオーストラリアともFive Eyesという関係性で繋がっています。
さらにイギリスとFive Eyesという関係性にあるカナダと日本は準同盟国という関係です。
何が言いたいかというと、日本とイギリスとの軍事協定の次元が上がれば、連鎖的に軍事強化が起こるかも。
日本はカナダと、そして周りが固まれば、インドとの軍事交渉もさらに進めやすくなるという可能性は否定できないと思うんです。

なんかね。
すごい可能性の話ばかりで陰謀論っぽいですけど、
でも、僕個人としては、日米と中国って、すごくギリギリの駆け引きをしていると思うんですよね。僕らの知らないところで、どんな軍事的な動きが起こっても不思議じゃないと思うのです。

だから、沖縄に米軍基地があると安心するんですよね。

もう一度、言いますけど
これは、僕の偏った知識である可能性も十分にあります

でも、沖縄県の同年代の若い人たちには、
できるだけ情報を集めて、勉強して、
そして、基地問題について考えてほしいなって思います。


今回は長かったね笑


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