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美容師さんからプロ意識を教わった話

先日、美容院に行ったのですが、その時の美容師さんが言っていた言葉がすごく素敵だと思ったので、少し考えてみました。

その美容師さんは
『僕は、お客様が何か困ったことがあるから、美容院に来ていると考えている。だからただ「髪をすいてほしい』と言われて、その通りにカットするでなく、「どうしてすいてほしいと思ったんだろう。どうセットしにくいから、美容院に来たのだろう」ということを考えながら、カウンセリングをしていると、その悩みにはもっとこうした方がいいという答えがある」

ということをおっしゃっていました。

すごいですよね。プロだなと思いました。

深掘りしてみると、私が感心した点は主に3点あります。

①お客様は髪のことで何か困ったことがあったから、美容院に来たと考える視点
②お客様のオーダー通りにするのではなく、そのオーダーに至った理由は何かをしっかり探ろうとする視点
③そしてそれらをしっかりカウンセリングした上で、プロとしてアドバイスができる点
の3点です。

美容院に限った話ではなく、何気ない会話をしていても、話している本人も気づいてない言葉の裏にある意味を、聞いている側は察することってあると思うんです。私はけっこうそんなことあります。
それとよく似ているなと思いました。
ただ、私の場合は、どちらかというと感覚的なもので、意識してそうしようと思っていないのですが、この美容師さんは意識して考えているっていうところに感心しました。
お客様にとって何が一番最良なのかを追求しようとしてきたからこそ、その人なりに行き着いた行動なんだろうと思いました。

自分の仕事の意義、意味をよく考えて、お客様のことを一番に考えて、提案する。
プロ意識ってこういうことなんだなと思った出来事でした。

私も自分の仕事の意義、意味を今一度振り返り、「プロとしてしなければいけないこと」を考えてみたのですが、またそれは今度の機会に書ければと思います。

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