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0811:(GaWatch物品編003)エレコム レンズクリーナー ブルーレイ/CD・DVDマルチ対応

 日々のオタク成分視聴の半分は、テレビ録画をブルーレイディスクに落としてプレイヤーで視聴している。しかし6年間使い続けるうちに、ディスクの読取りエラーがちらりほらりと出るようになった。当初はディスク側の劣化等であろうと諦めていたのだけれど、少し前からどのディスクでも不安定になってきて、ふと(もしかするとプレイヤー側の問題かも)と思い当たった。

 私はニセ科学商品が嫌いだ。え、突然話題を変えるなって? いや、変わってはいない。これは話の流れだ。私が嫌いなニセ科学商品は、イオンだのプラズマクラスターだの除菌だの、夢の技術のように大手メーカーまで飛びついているあれこれだ。え、大手なら信頼できるだろうって? 消費者庁の景品表示法処分事例を見るがいい、大手メーカーもたくさん処分を受けている。そもそもあの水素水ブームだって、大手飲料水メーカーがこぞって参入してたじゃないか。今では見る影もない(何処に行ったんだろうねあの狂騒)。

 似たものとして、「エンジンオイルに混ぜれば劣化が防げて長持ち」だの「コンセントに噛ませれば節電」だの、素人には本当か嘘か分からないお役立ち商品がまことしやかに市中で販売されている。ああいうのもたまに誇大広告として行政処分されるが、ほとぼりが冷めるとまた別の業者が同じような商品を売り出す。まあ消費者はいい鴨なわけだ。

 さて。ディスクプレイヤーのレンズクリーナーはどうなんだろう。数十年にわたり時折思い出したように買って使うのだけれど、実はちょっと半信半疑だったりする。それでも、今のプレイヤーの症状からまず試すのはこれだろう。これでダメなら修理だが、6年前では保証期間も切れているからね。

 というわけでネットで少しググった上で、Amazonでいくつかの商品説明を眺め、最終的に選んだのがこれだ。

 ポイントは湿式であること、現在の症状から見れば乾式では心許ない。使えるのは約50回、まあ私的利用としてはほぼ一生分のような回数で、そんなに使わないうちに古びて捨ててしまいそうな気もするな。

 届いた製品を開ける。箱の中のプラスチックパッケージは、横開きの印象に反して立て開きという罠。

 中にはCD/DVD用とブルーレイ用の二枚のディスクと、クリーニング液が入っている。今回はブルーレイ用を使用する。

 構造としては、データ側の盤面に6本の小さな繊毛が突き出ている。これがレンズに触れるブラシだ。


 表側を見ると、そのうち3本にクリーニング液を付ける浸透膜が、もう3本は拭き取り用の乾式ブラシということになる。円周として見るとブラシはほんの少しずつズレていて、おそらく外・中・内側をそれぞれ拭うのだろう。液を付けるのは一箇所につき一滴のみ。浸透膜上から水滴が消えるまで待てとの説明書に従い待つが、これが数分かかるのでいらちの人は青空でも眺めるといい。私は吹雪だったので仕方なく浸透膜をじっと見つめる。まだか。まだか。まだか。じーーーーっ。水滴が本当にじわりじわりと小さくなってやがて消える様は、これはこれで面白い。

 早速プレイヤーにセット。10秒でクリーニングは終わるという。説明書によればクリーニング終了画面が出る筈だが、私のプレイヤーでは何もでなかった。ディスクを取り出す。

 直後に、読取りエラーが出ていたディスクをセット。さて……、ん、再生出来ないぞ? 一度取り出して再度セット。やっぱりダメだ。なんでやねん、やっぱりニセ科学商品なのか気の持ちようなのか消費者庁通報案件か、とまでは思わない。そこまで私はいらちではない。数分後に再びセット。あ、無事再生できた! これまでエラーが頻出してストレスの溜まるディスクが、快調に最後まで視聴できた。疑ってすまなんだ。

 以上、私の環境ではこのレンズクリーナーは大いに効果があったといえる。まだ使用1回だけどね。

 これから買う人へのアドバイス。使うのは晴天の日にした方がいい、特に気の短い人は。気の長い人は浸透膜の不思議を愉しもう。

--------以下noteの平常日記要素

■本日のやくみん進捗
第1話第26回、575字から145字進んで720字。え、うそっ今日も進捗同じ文字数!?

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積325h15m/合格目安3,000時間まであと2,675時間】
ノー勉強デー。

■本日摂取したオタク成分
『陰の実力者になりたくて!』第3話、ああ、なんかラノべっぽい軽い脚本回し(偏見!)になってきたな。『異世界おじさん』第12話、おじさん何故かモテるんだよねえ。『SKET DANCE』第35~37話、ヒメコの過去譚はスイッチのそれほど深刻ではない。『アトムの童』第4話、相変わらず分かりやすい。「手伝います」って、社員なら言わない台詞だよね。キャラを消化していないシナリオは細部でリアリティを損なう。こういうのは他人事ではなくて、実作者は他山の石とせねばな。『チェンソーマン』第8話、うおお、すげえ。原作は一回さらっと読んだだけで、主要サブキャラが一気に死んでいくのは覚えてたけど、そこまでにこれだけサブキャラたちの存在感を読者に刻んでたんだなあ。『夫婦以上、恋人未満』第6話、うん、まあ、こういう恋の空回りはおっさん、キュンキュンするね。

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