見出し画像

0361:やくみん覚え書き/文章の添削

 守秘義務案件なので詳しくは書けないが、一定量の小論文添削指導を引き受けることになり、午前中はそのオンライン研修を受けていた。

 私は論文添削をしたことはない。敢えて言えば、某部門の講座開催を担当した際、LECの講師先生のアシスタントとして若干のことをしたくらいだ。

 近いものとしては、とあるローカル雑誌の編集委員として、毎回できるだけ全ての原稿に目を通し、校正意見をつけることはしている。ただ、誌面校正と論文添削では役割が大きく異なる。校正は、筆者の原文を尊重した上で、誤字脱字や文意の分かりにくいところを指摘するのが主な仕事だ。希に事実誤認など自分の知識の範囲で指摘することはある。一方添削は、到達目標に照らして論文の水準を見極め、何が足りず何が過剰なのか、どうすれば筆者の意を到達ラインに引き上げることができるかを検討し指摘する役割だ。インプット・アウトプットの解像度がまったく別物といえる。

 午後は小説「やくみん! お役所民族誌」第5回を書き進めた。他人様の文章の検証とはまた違った視線で、自分自身の文章を掘り出し、研ぎ上げる作業になる。雑誌記事や論文と小説表現では、働く脳の部位も異なるし、自らの名で世に出す作品である以上、投資する集中力にも格段の差がある。

 久しぶりに本格的に執筆に集中して、そんなことを感じた次第。第5回は文章量的には2/3くらいまで到達。いつものように今回も当初想定していなかった場面が織り込まれることになった。明日掲載出来るといいけれど、他のことをどこまで犠牲にできるかだなあ。

--------(以下noteの平常日記要素)

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積97h47m/合格目安3,000時間まであと2,903時間】
今日はノー勉強デー。やっぱり試験勉強と小説書きは、一方に重心を置くと他方がお留守になるんだな。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『ウィザードバリスターズ』第7~9話、陰謀渦巻く。『ぼくたちのリメイク』第10話、業界を知らなくても事態のヤバさがピリピリ伝わってくる。『探偵はもう、死んでいる』第11話、内容はもうほとんど観て無くて、素で中二病なシーンだけ印象に残った。『迷宮ブラックカンパニー』第10~11話、これも話は追ってないけど場面場面で愉しんでる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?