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0481:SIMフリー5G機でdocomo4Gを使うことにした(若しくは「またスマホ買い換えた」)

■短期間で買い換えの理由

 昨年10月に、それまで四年半使っていたスマホが不調になり買い換えた話は、当時に記した。

 この時は、最新機種に心惹かれつつも「docomoで5G対応機種を買うと通信契約も5Gに変更しなければならない」「家族割の関係で当面4Gを続けたい」「現在の4Gラインナップは過疎」という流れで、安い機種を選択した。一週間使ってみた所感として「ツムツムの処理落ちが多少解消され、若干の能力アップを感じる」と書いていたが、何かを勘違いしていたのか当初とその後で何らか条件が変わったのか、その後ツムツムの処理落ちがとんでもないレベルになった。まあゲームのみなら我慢もするが(しにくいが)日頃使うおサイフケータイ機能でもチャージなどひとつひとつの挙動がもっさーりするなど、性能不足がスマホライフのいろいろな面で不都合を感じることが多い状況だ。言い換えれば、ストレスフル。

 その後、長男からいろいろ話を聴いたりネットで調べた結果、以下の事実が判明した。

・docomoで購入する時は5G契約変更が必須だが、よそでSIMフリー機を購入する手はある。

・docomoの場合、5G機で4GのSIMは動作保証対象外だが、実質的には問題なく使える。 

 ふむ。これは。うん。そうだな。

 というわけで昨日思い切ってxperiaのフラッグシップのひとつ、1Ⅲをポチった。

 早速本日到着。昼間はその設定作業をちまちま行った。移行作業の簡便さは前回記事と同様なので割愛する。docomoの5年近く前の4G-SIMは問題なく稼動している(SIMカード自体は契約者情報チップに過ぎないからね)。

■旧新比較

 今回はxperiaのエントリー機からフラッグシップ機への乗り換えになる。参考まで性能比較を載せておこう。

【旧機種】
SONY Xperia Ace II SO-41B (2021年5月発売)
 CPU=Helio P35 2.3GHz+1.8GHz オクタコア
 メモリ=ROM 64GB / RAM 4GB
 バッテリー容量=4500mAh(連続待ち受け810時間)
 給電=USB Type-C
 重量=159g
 ディスプレイ=TFT 5.5インチ HD+
 カメラ=アウト1300万+200万画素CMOS / イン800万画素
 生体認証=指紋

【新機種】
SONY Xperia 1Ⅲ SO-41B (2021年7月発売)
 CPU=Snapdragon888
 メモリ=ROM 512GB / RAM 12GB
 バッテリー容量=4500mAh
 給電=USB Type-C、ワイヤレス充電(Qi規格15w対応)
 重量=186g
 ディスプレイ=有機EL 6.5インチ 4K
 カメラ=アウト1220万3DiToF 16,24,70mm / イン800万画素
 生体認証=指紋

 外見を比較するとこんな感じ。

画面の長さの圧倒的な違い
カメラのある裏面

 横幅は変わらず縦が長い。これは例えばネットを見る際も情報量が多く一覧できるなどメリットがあるけれど、むしろ横持ちした時にかなり広々と使えることが大きい。ゲームでも理があるが、写真撮影時に撮影イメージ+各種設定が一度に確認できるのはむっちゃ便利だ。

 数時間使ってみての所感は……「速さは正義」という昭和期からマイコン(今のパソコン)少年の間で異論を唱える者のなかったテーゼをあらためて認識した。AceⅡを数ヶ月使っている間は「まあいろいろ苦しいけど贅沢はいえんなあ」という感じだった。思い切って乗り換えた今、もう戻れない。少なくとも速度という点ではほぼ完璧にストレスフリーだ。

■新機種の凄いところファーストインプレッション

 ゲーミングスマホジャンルに入る機種だけあって「Call of Duty」と「Asphalt9」がプリインストールされている。どちらもやったことないが、試しにどちらも少しずつやってみた。

 なんだこれは。4K解像度で極めてスムースに動く。完全にゲームマシンじゃないか。3DSやPS VITAの後継機種が販売されないわけだ、据置・携帯兼用機のswitchみたいにニッチを攻めなければ、ハイグレードスマホに太刀打ちできっこない。

 ACEⅡに比べると音の良さも圧倒的だ。特にDolby Atmosをオンにすると、私のような音響オンチには十二分に素晴らしく聞こえる。試しに大昔にスマホに入れていたらしい(googleアカウントで連動したのだろう)Weather Report のMr.Goneを聴いてみると、ああ、やっぱウェザーリポートは凄いなあとあらためて思ってしまった。

■新機種のまだ試してないけど期待してるところ

 ワイヤレス充電に対応しているのはアドバンテージだ。前回買い換えた際の記事にも触れたが、私はUSB端子の強度を信頼しておらず、クレードルなりUSB端子以外の充電手段を欲していた。その意味でワイヤレス充電対応は素晴らしい。15wの急速充電はバッテリーに負荷がかかりそうで、そこは良いのか悪いのかよく分からない。

 あと、カメラの評判もいいようだ。アウト側にレンズが三つついていて、広角側が16mmだから申し分ない。望遠は光学105mmデジタル300mm、使う時には使うかも。ネット情報ではいささかレンズに弱点もあるようだけれど、ハマればいい絵が撮れるようだ。ジャケットのポケットにいつもコンデジを突っ込んでいるのだけれど、これが不要になるなら有り難いことだ。

■新機種のちょっと引っかかるところファーストインプレッション

 最初ツムツムをやった時に効果音と音楽のバランスが大きく崩れていた。ツムツムの設定画面ではどちらも最大になっている。これはどうやらスマホ側で設定があるようで、いろいろいじるうちにマシになった。ただし、Dolby Atmosをオンにしていた場合、何故かゲームオーバー語の音楽だけ頭抜けて音量が大きく聞こえた(オフにすると大丈夫)。これは設定でどうこうではなさそうな気がする。

 原因不明だけれど、IDアプリにDカードを設定できず、先へ進めない。Dカードアプリを先に設定したのが悪かったのだろうか。まあ他の電子マネーを常用していてIDはまず使わないからいいけど、気になる。

 あと本体の話ではないが、一緒に買った純正ケースにストラップホールがついていなかった。私はガラケーの頃からストラップで首から下げて使っているので、そもそも最近のスマホ本体がストラップを使えないのは苦々しく思っている。ケースについているものと期待していたのだが、確認せずに購入した私が悪い。うちの息子らもストラップ付けてないのだけれど、若い人たちって、ストラップ使わんの? 手に持ったり鞄に入れたりポケットに入れたり都度に置き場所変わったら無くさない?? 私は「起きてる間は常に首から下げる」で生きてきたんですけど??? あ、ストラップホール以外は、色も質感もいいし、ワイヤレス充電も妨げないから、いい製品だと思うよ。

■終わりに

 というわけで、今回の買い物には大満足だ。そりゃそうだろう、ハイエンド機なんだから。

 年収激減の今買うのか、という理性の問いに対しては、情緒が「欲しいものは早く買わなきゃ。死ぬまでの日割りが安くなるじゃん」(高嶋ちさ子)と答えている。家族にはまだ話してない(おい)。バレるまでいわない(おーい)。

--------(以下noteの平常日記要素)

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積197h45m/合格目安3,000時間まであと203時間】
そんなこんなでちょっと今日はノー勉強デー(ダメ人間)。やくみんはちびちび進んでるから(誰への言い訳か)。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)

『刀語』第7話、姉ちゃんと中盤で。これで故郷の島に思い残すものはない、のかな。『ルパン三世PART6』第1話、0話を放送時に観たきり本編はずっと録り溜めててようやく家族で視聴。ふむ、面白い。PART5も良かったけど、テレビシリーズが良いクオリティ(従来のアニメシリーズのキャライメージを損なうことなく現代的な物語と演出を施すという意味ね)で作り続けられているのはファンとしては嬉しいものだ。『月とライカと吸血姫』第6~7話、しまったあんま観てなかった。

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