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0463:一年間を振り返る

 思い切って公務員を早期退職した記念すべき令和3年も、あと2時間で終わろうとしている。

 noteの年内最後の記事は、「やくみん覚え書き」で今の状況を語ろうか、「チ。」最新刊や「ベルセルク」最新巻(最終巻との表示はない)のガウォッチにしようかとあれこれ考えていたが、結局家業が忙しくて腰を据えて掛けそうにない。なのでお茶濁しにこの一年を振り返ることにする。
 3月までは当然ながら公務員としての仕事が忙しかった。早期退職する人は年休消化に入るともよく聴くが、そんな余裕はなく、31日まで頑張ったよ。でもそこで手を離した。いろいろ溜まっていたものもあるので、後任の人には苦労させたと申し訳なく思っている。

 4月の当初は、がらりと変わった生活パターンになかなか慣れなかった。出勤から退勤までの拘束がなく、概ね自分の裁量で一日を過ごすことができる。今はもう悪い意味で慣れてしまったけれど、発達障害気質にはむしろルールに拘束されることで能率の上がる面もあったような気がする。

 いろいろ変化があったのは夏だ。司法書士試験をお試しで受けてみて、こりゃあ本気で勉強しないととても追いつかないと思い知ったのがひとつ。その後はラーニングログを付けながらようやく本腰を入れて勉強を始めたけれど、それでも他のいろいろを犠牲にして勉強に向き合うには至っていない。

 もうひとつは、消費生活センターを舞台にした公務員小説「やくみん! お役所民族誌」の執筆を始めたことだ。十年間遠ざかっていた小説執筆に久しぶりに復帰して、最初はやはり感覚が戻らなかった。しかし書き進めるうちに、勢いが出てきたように思う。秋から某小説投稿サイトに古い作品群を掲載し始めたことで、昔の作品を読み返し、今の作風がまったく違うことに我ながら驚いている。

「公務員を辞める」というアクションは、「その後の収入をどうするか」に直結する。これまでの公務員収入に比べると現在の家業収入は約1/6。だからこそ司法書士試験を目指しているわけだ。4月1日に開業した個人事業(文筆業)は、計算はこれからだけれど経費が30万円前後に対して利益は数万円、大赤字だ。それでも3ヶ月分の公務員給与と勤務年数27年に応じた退職金があるので、今はまだ苦しんではいない。だが5年経たないうちに資金は底をつくだろう。それまでに、司法書士の道を開き、「やくみん!」の商業出版にこぎ着けることが、家族の命運を担った目標ということになる。

 来年も頑張るよ。楽しみながらね。

 ともあれ、大地震が起こることもなく、無事年末となった。みなさま、良いお年をお過ごしください。

--------(以下noteの平常日記要素)

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積182h41m/合格目安3,000時間まであと2,818時間】
年末多忙につきノー勉強デー。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『青い花』第1~3話、評価の高い百合作品だという事は知っていた。原作も紙で最初の数巻は刊行時に買ったけど、読んでなかった。なので今頃アニメから入る。ふむ、いい。とてもいい世界だ。先が楽しみ。『桜蘭高校ホスト部』第20話、光と馨のエピソードは本作の要だなあ。『最果てのパラディン』第6話、この1話の中で出会い/敵対し/仲間になるという完結した筋立てを魅せてくれた。

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