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0492:夜の街が寂しい

 週末家業デーで実家の街に戻っている。まん延防止等重点措置発令下で、果たして夜に飲食店が開いているかどうかと、明るいうちにいくつかの店を偵察してみた。いずこも張り紙が貼ってあり、まん妨期間中はテイクアウト専門にするところ、完全予約制で酒は出さないところなど、やはり通常営業はしていないようだ。仕方なくスーパーでお総菜を買い込み、晩ご飯は実家で独りもそもそと食した。

 Facebookを観ると、私の居住地の繁華街も、いつもなら賑わう土曜の夜だというのに大半シャッターが閉まっている様子。一定の条件下で開店してよいことになっている筈だが、それではコスト倒れになるのだろうな。

 これがあと3週間続くと思うと、寂しいものだ。

 恐いのは、二年間続くコロナ体制にみんな飽きてしまい、オミクロン株の重症化率の低さも手伝って、まん防(それを出した政府や専門家)に対する反感が強まるんじゃないか、ということ。

 私は「政府や専門家がやるのなら、自分には分からないけれどそれなりの理由があるのだろう」と思うタイプ。社会への一定の信頼があるわけだ。

 逆に「コロナなんて大したことないのに、政府や専門家はバカだ!」と思ってしまうタイプも、世の中に少なからずいる。自分の感覚の方が社会より正しい、というわけだ。陰謀論者は「みんなだまされるな/マスコミは本当のことをいわない/自分の頭で考えれば分かる」と主張する。普通の人は、平時なら失笑してスルーするけれど、非常時には陰謀論者のいうことが本当のように思えてくる人が増えてくる。

 世の中がそんな風になっていくのが、恐いな。

--------(以下noteの平常日記要素)
■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積204h15m/合格目安3,000時間まであと2,796時間】
実績152分。昨日やり残しの記述式ドリル、動画三本、今回の択一式ドリル。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『FLAG』第11~最終話、そうかこういう幕切れだったか。なんか地獄の黙示録みたいになるんかと思った。ジェットコースターストーリーとは異なる、戦場での一連の出来事を淡々と、丁寧に細部を描いた、ある意味異色のアニメだな。とても良かった。高橋監督作品の中でもトップクラスではないか。『ODD TAXI』第1話、昨年の放送時にひととおり観てすげえなと思ってたけど、実は細部がいい加減だったりしたので、あらためて。最後まで観た上で(つまり最終回で反転する世界を承知した上で)観ると、いろんなところに伏線がきちんと配置されてるんだなあ。『"アジアンヘイトクライム"と戦う』『タリバン支配の内側で 潜入アフガニスタン』、このふたつのドキュメンタリーは違う国の違う状況を描きながら、暴力によって抑圧される人々を描く点で通じている。なんか、戦争も差別も人間の嫌な面が露わになる場面だよね。

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