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0950:(WoWatch英語編006)Duolingoにナッジされまくる

退職一年目は生まれた時間を使って英語の再学習をしようと意気込んでいたが、やがて萎んでしまった。やりたいことの優先順位が低位なので、やくみん執筆が始まるとそちらに力を割くようになったからだ。なので(WoWatch英語編)は一昨年10月の005で止まっていた。

ところが、2ヶ月余り前に有料機能無料体験をやっていた英語アプリDuolingo(Twitterで広告してたんだったかな)をふと試してみたら、ハマってしまった。どのくらいハマったかといえば、これまでツムツムで毎日3つの課題をクリアしていたのにそれがどうでもよくなってきたくらい。それほどDuolingoのゲーム性が高いのだ。何の実にもならない時間潰しのツムツムに比べて、Duolingoは英語学習が着実に進む実感がある分、同じ時間を費やしても免罪感が圧倒的に大きい。体験期間終了後も無料で学習を継続することができるが、ライフ制などいろいろな制限を取っ払う上ために年間課金し、今日で連続73日続いている。

Duolingoについて詳しくは公式サイトや紹介サイトを見てほしい。

何故私がここまで飽きずに続けられているか。分析的に見た要素は次のとおり。なお、iPad版かつ有料会員(Super Duolingo)での話になる。


1)一回辺りの学習時間が数分と短い。

 通常で5分以内、スピーキング単体だと1分以内で終わるこの早さ。iPadでどこでも隙間時間にさっとできる。ただ、実際には面白くて30分以上やることが多い。

2)一日二回のポイントボーナスがあり、朝と夕に学習するインセンティブがある。

 後述のとおりポイント獲得がアプリ内でのインセンティブになるのだが、朝に学習すると夕方にボーナス、夕方に学習すると翌朝にボーナスがつく。これをうまく回したくて自然と一日二回の学習が習慣づく。

3)最初のレベル判定で自分に無理のない(簡単過ぎず難しすぎない)レベルから学習できる。

 自分で前後のステージに飛ぶことも自由。

4)リーディング、ライティング、ヒアリング、スピ-キングが満遍なく学習できる。

 私は一番伸ばしたいのはリーディング力で、その観点のみから見るとこのソフトは最適とはいえない。しかし、ステージ毎に同じレベルの英文を読んで書いて(キーボードね)聞いて話す、これを繰り返すことで日頃生活の中に英語のない身としてはかなり「英語に慣れる」経験を積ませてもらっている。英語に慣れることはリーディングの心理的基礎になる筈だ。特にスピーキングは、アウトプットがインプットの定着を促進するという重要性を知りながら、これまで億劫かつ家族の前で恥ずかしくてなかなかできなかった。しかしこのアプリを使っている時は、家族の前でも自然に英文朗読を繰り返すことができる。後述のポイントがスピーキングに手厚く配分されているのも、億劫に感じさせずにスピーキング課題に取り組ませるインセンティブなのだろうね。

5)新出の単語や構文が少しずつ体裁を変えて繰り返し提示されるので、自然に覚えられる。

 最初はこの繰り返しが「舐めとんのか」と思うくらいウザかった。今は違う。この繰り返しが「慣れること」つまり耳と口と頭に覚え込ませることに繋がっていると実感的に理解できたから。そう、このアプリはドリル学習なのだ。紙でペンを持って手を動かして繰り返すのはめんどい。アプリは少しも面倒と感じない。私のぐうたら資質に対して実に効果的な仕組みだと感じる。

6)ポイント制でレベルアップして、世界のユーザー30人の間で順位がつく。

 ポイントとか競争とか、興味無いと思うでしょ? 私も最初はそうだった。でもね、初級リーグでもうちょい頑張ったら1位だとか入賞だとかだと、締切までにもうちょいやろ、ということになるのよ。ステージが上がっていくと、順位によってリーグ昇格/現状維持/リーグ降格を意識しだし、昇格レベルまで頑張りたくなるのよ。上位三名になることを重ねるとポイントが加算されるとかいわれると、目指しちゃうのよ。そんなこんなで今や最上位ダイヤモンドリーグ。頑張ればここまではそれほど無理なく行ける。ただ、ダイヤモンドリーグで1位を取る(当然ポイント加算対象)のは、1周目の今回見ていると難しそうだ。二位の倍くらい学習してるんだもの(私は現在三位)。


てな感じで、つまりはゲーム性が高いのだ。この二ヶ月余り密かにDuolingoにハマっている。中級以上の復習モードのようにアイテム(≒追加課金)を使わなければ無理なタイムアタック(おっさんなので老眼だし反射神経よわよわだし)はつらいけど、そこはすっきり諦めている。まあ、もともと年間課金制のアプリに追加課金を設定するのは如何なものかとも思うが、それこそスマホゲームのような「やりたくなる仕掛け」(行動経済学のいうナッジ)を施している点がこのアプリの魅力であることは間違いない。

なお、日本語話者向けでは英語以外に中国語・韓国語・フランス語を学ぶこともできる。英語話者向けはマイナー言語を含めて40近い言語が提供されているようだ。中国語にはちょっと興味あるけど、まあ当面は英語オンリーで十分だ。

--------以下noteの平常日記要素

■昨日・本日の小説進捗
「J」、4,353字から135字進んで4,488字。ちょっと停滞気味、集中せねば。

■昨日・本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積328h30m/合格目安3,000時間まであと2,672時間】
ノー勉強デーが続く……。

■本日摂取したオタク成分
『文豪ストレイドッグス』第22~23話、第二期ラストに向けた盛り上がり。でも話は追えてない。『レジデント・エイリアン』第9~最終話、んー、第二期があるとは知ってたけどここで終わるんかあ。『古見さんは、コミュ症です。』ドラマ版第1~3話、原作未読アニメ版未視聴でドラマ版が初めて。なるほど、そういう話だったのか。おもろい。ただ私の視聴方法ではあまり画面を見れないので、古見さんの筆談が把握できないのはちょっとつらい。『アルスの巨獣』第8話、これもすっかりストーリーを追うことを諦めてる。『スキップとローファー』第8話、うん、いい。本作のいろんな要素をギュッと圧縮したような回。やっぱこの作品はいいよ。『ヴィンランド・サガSEASON2』第20話、戦争場面は今のウクライナで起きていることを思わせる悲惨さ。

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