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0946:小説書くのはやっぱり楽しい

noteでドラフト執筆を進めてきた「やくみん! お役所民族誌」は、年末にカクヨム版が一応脱稿し、後は第二話構想と第一話のスリム化(16万字はさすがに多すぎる)を図る段にある。

ただそれらの作業は「書く」ことそのものではない。無から生み出す「書く」作業には独特の苦しみと楽しみがある。その楽しみを求めて参加したのが3月のKAC2023だ。実際のところ参加期間中は即興小説執筆で充実していた。

KAC2023終了から少し間が空き、いささか寂しい気持ちになったところで次の手頃な賞を見つけたのが今月の頭だった。

示されたテーマ(お題)から、作品のモチーフと標題「J」(実際のタイトルは違うよ)はすぐに思いついた。やくみんとはまったく異質な重たい話、KAC2023応募の作品群は少し近い。上旬から書き始め、現時点で3,360字、全体の半分弱というところか。

昨日の昼間まで、物語の結末は決まっていなかった。モチーフから大まかな流れは決まるとして、短編小説としての結末をどう付けるか。それが定まらないまま、原稿用紙七枚程度を書き進めてきた。

昨夜、パソコンで多少書いた後、布団の中でiPadで続きを書き始めた。ScrivenerだとパソコンとiPadでデータ連動できるから便利だ。重たい描写を書いては止まり、書いては止まりして、やがて灯りを消して目を閉じた。先の展開を考える。その時、ブレイクスルーが起きた。ある場面を考えていて結末まで更に数ステップを要するとばかり思い込んでいたのだけれど、その場面の直後で終わってもいいんじゃないか。あ、これ、綺麗かも。再び灯りを点けてiPadで思いつきを書き留め、眠る。

今朝起きてからあらためて昨夜のアイディアを検討。行ける。というより、その道しかない。結末が決まると、現在執筆中の中盤も筆の勢いが増した。

いやあ、やっぱり小説書くのって、楽しいなあ。まったく試験勉強に気が回らない(おい)。

--------以下noteの平常日記要素

■本日の小説進捗
「J」、2,497字から863字進んで3,360字。

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積328h30m/合格目安3,000時間まであと2,672時間】
まったく手つかずの日。

■本日摂取したオタク成分
『マイホームヒーロー』第7話、なんだかんだで主人公夫婦は情報を握っている分だけ強いね。『トニカクカワイイ シーズン2』第6話、うんもう尊い。『HIGH CARD』第10話、もうほとんど筋を追えてない。三男君と一緒に観てるので一応最後まで観るけど、後日あらためて一気観した方がいいな。『ロング・ナイト 沈黙的真相』最終話、ふおおお、全てが明らかになって大団円。いやあ、中国推理ドラマ、面白かった。『薄氷のシベリア 温暖化への警告』いやほんと地球やばす。戦争してる場合じゃないやんねえ。『僕の心のヤバいやつ』第8話、原作でもこの辺りからハマり始めたんだっけな。

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