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0384:はじめての大腸癌検診(尾籠な話注意)

 私は医者嫌いだ。

 もちろんこれは「医師という専門家に憎しみを抱いている」という意味ではない。検査・治療のために医療機関にかかること自体がイヤなのだ。

 例外はある。風邪や皮膚病など日常的疾患で診療所で見て貰うこと、それに伴う注射や処置は、別にイヤではない。予防接種もインフルエンザは毎年、その他の法定ものは子供の頃からおそらく全て受けてきて、数年前に調べたら風疹の抗体も十分にあった。

 イヤなのは、つらそうなもの。バリウム、飲んだことない。胃カメラもない、が、2月に鼻から喉の少し入った辺りまでは初めてカメラを入れられた。あと歯医者さん。詰め物が取れるなどどうしようもなくなるぎりぎりまで、行かない。

 公務員は毎年定期健診がある。この27年間、定期健診はきちんと欠かさず受けていた。が、何かの数値がひっかかって要精密検査になると、とたんに嫌になる。これはすっぽかしたことも幾度かあったように思う。近年は要精検時の人事部門のプレッシャーが強くなったので、引っかかった時は大人しく受けたし、前提として行動が大きく変わった。つまり、なんとか要精検を避け経過観察で済むように、定期健診の2ヶ月前あたりから節制してクリアするようにしていたのだ。おかげで近年は経過観察が続き、メタボ保健指導はまあお勤めと思って真面目に受けていた。

 そんななので、55歳の現在まで私は人間ドックを受けたことがない。ガン検診もない。体に何ひとつ負担のない検便=大腸癌検診すら、ない。定期健診は真面目に受ける、手上げ方式には手を挙げない、そういう生き方をしていた。妻からの家庭内プレッシャーは強いが、ここまでひたすらスルーしてきた。

 が、今回。早期退職をして家にいる時間が長くなり、これまでの「忙しいから無理!」という見え透いた抗弁が通用しなくなった。まあ気を付けなきゃいけない年齢なのは確かだ。というわけで首を洗い、今年初めてガン検診系も受けることにした。

 今日は大腸癌検診の献体提出日だ。検便なる検査方法から数十年逃げているうちに、えらく進化したものだ。水洗トイレに専用のペーパーを置き、そこにいたす。ブツにスティックを突っ込んで、ケースに収める。以上。なんだこの簡単さは。

 長年の大ジヌシさん(なって嬉しい方じゃない奴)なので、潜血反応はあってもおかしくない。その場合は大腸カメラが待ち構えている。そう、それがイヤでこれまで大腸癌検診受けなかったのだよ。しかしまあ、春に鼻からカメラを「先っちょだけ」経験して、案外平気だったので、あまり気負いはない。その時はその時、根元までしっかり入れてもらおうじゃないか。

--------(以下noteの平常日記要素)

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積127h38m/合格目安3,000時間まであと2,873時間】
実績209分、動画6本、ドリルは明日回し。抵当権、難しいな! もうじき民法のテキスト前半が終わるので勢いつけてまとめて2セット視聴したけど、小説書きからの逃避もあるなこれ。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『この素晴らしい世界に祝福を!』第7話、ああ、この世界でも再度死ぬ事はあるのか。『ドキュメント72hours ワケあり食品店 激安の裏側に』このシリーズは面白いよなあ。安売りスーパーを使う習慣はこれまでなかったけれど、フードロス削減の点でも、格差社会の需要としても、大事かも知れない。でも近くにないんだよね、車じゃないと行けない。『俺のスカート、どこ行った?』第9話、盛り上がったあ。この作品は脚本がいいね、役者陣も適切にキャラを演じている。まあ「陰謀」周りは御都合主義で描写が雑過ぎるけれど、これも「所与の条件の中でのメリハリ」と受けとめよう。

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