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0509:内容証明郵便を出してみた

 近しい者の民事トラブルの相談に乗っていたのだが、その流れで本日、生まれて初めて内容証明郵便の発出に立ち合った。

 簡易書留が「相手方に郵便物が到達した事実及び日付」の証明であるのに対して、内容証明はそれに加えて「送付した内容物」の証明がなされる。要は後日の法的な争いに備えての証拠作りだ。これまで「相手方に郵送するもののコピーを郵便局で保管して後日証明してもらう」というイメージでいて、まあ間違いないのだが、証明できる内容に制限があった。具体的には、内容物は文字・記号のみで構成された文書1通であり、図面などのものは同封できないのだ。

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 そのことは、作成すべき書類にも影響する。内容証明を依頼する場合、郵便局に提出するのは相手方に送る本書1通と、郵便局及び差出人がそれぞれに保管するため謄本2通だ。本書は体裁に制限はないが、謄本は原稿用紙式に○字以内×○行以内に整序させる必要がある。

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 調べてみると市販の内容証明用紙なるものもあるようだ。

 まあまずは自前でトライということで、一太郎で20字×26行の原稿用紙を作成した。制限字数の最大に当たる。これは、内容証明手数料は謄本の枚数単価で設定されているため、最大文字数にした方が費用的に有利という判断だ。そこに内容・日付・差出人及び相手先の住所氏名を流し込む。調整するとぴったり最終行で収まった。問題はこれで郵便局の審査を通るかどうか、何か見落としてないか。まあ、行ってみよう。

 本人と共に郵便局窓口を訪れ、まったく同一の本書1+謄本2と送付用封筒を提出。すると「奥で審査しますので、30分くらいかかるかも知れません」とのことだった。3通の文書を複数人で一字一句読み合わせていくのだろう。実際には20分弱で審査は終わり、特に問題なく受け付けてもらえた。一箇所、封筒の手書きの宛名に漢数字とローマ数字が混用されていたので、これは訂正を求められた。封筒は証明対象ではないと思うが、中身と封筒の整合性まで確認するという趣旨なのだろうね。

 というわけで、事前準備はバタバタしたけれど、手続自体は一発でうまく行ったよ。何事も経験、一度やっとくと小説書く時にディテールが生きる。相手方の反応次第では更にいろいろ経験できるかも。

--------(以下noteの平常日記要素)

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積213h28m/合格目安3,000時間まであと2,787時間】
実績72分。講義動画2本どまり。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『陰謀論のおしごと』第6話、地球平面説は陰謀論界隈でも鬼っ子扱いなのかしらんね。『STAR DRIVER 輝きのタクト』第22話、ほぼ全篇演劇。部長、そうだったか。『ルパン三世PART6』第7話、本筋回。『ハコヅメ! 交番女子の逆襲』アニメ版第3話、小粒なハートウォーム2話セット。『大正オトメ御伽話』第11話、関東大震災後の捜索。次回最終回か。

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