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0848:(GaWatch映像編013)『どうする家康』第4話

今年の大河ドラマ『どうする家康』、そこはかとなく不人気な評価が聞こえてくる。うーん、そうなのか。私は初回からずっと面白いと思って観ているのだがなあ。

さて第4話。まずネガティブな部分を二点。妻から「今回はCGがショボかったらしいよ」と直前に聞いた。うん、遠景で押した清洲城は、確かに違和感あったね。近景セットの方が臨場感はあったろう。もうひとつは、元康とお市が清洲の城下を見下ろすシーン。高台に上がるや否や「見事な景色だ」的な台詞が出るのに違和感があった。脚本はいいんだ、問題は映像表現。自然にやろうと思ったら、もう少し溜めてから発話するところだろう。これはその前の殺陣シーンで時間を使ったせいかな、とか思ってしまった(まあ全体調整で2秒くらい簡単に生み出せそうなものだけどね)。

次に良かった部分。まずその殺陣、さすが岡田准一、身体使いのしっかりした相撲シーンで元康をねじ伏せる。ムロツヨシの木下藤吉郎の存在感、黒澤映画『乱』の狂阿弥(ピーター)を彷彿とさせるトリックスターぶりだ。そして、展開と台詞回し。一話の中で視聴者を惹き付け、掻き立て、着地させる流れはとても心地良い。

実は、この脚本・演出を好きになれない人はいるだろうということも、分かる気がする。例えばお市と元康が婚約するかもという予想外の話から、瀬名の血文字に衝撃を受ける元康、その様子を見て身を引くお市。勢い一発の展開だ。この勢いに乗れずに引いてしまえば、愉しめないだろう。私は今回視聴しながら、同じ古沢良太脚本の『GREAT PRETENDER』を思い出していた。あれは素敵なアニメだった。勢い一発の台詞回しを愉しむことを事前に経験していた私は、まるでアニメを愉しむようにこの大河ドラマを愉しんでいる。

--------以下noteの平常日記要素

■本日のやくみん進捗
余裕なくてお休み。

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積327h35m/合格目安3,000時間まであと2,673時間】
ノー勉強デー。

■本日摂取したオタク成分
『異世界のんびり農家』第4話、やっぱり座布団とかクロとか公式の「キャラクター」に出てこない非ヒューマノイドキャラがいい。『どうする家康』第4話、上記のとおり。

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