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0291:印鑑証明書を取る

 昨日のごたごたの後始末、印鑑証明書を取るために法務局に行った。

 いうまでもなく「印鑑証明」は登記に用いる実印の効力を支える制度だが、法務局が所管する「印鑑証明書」と市町村役場が所管する「印鑑登録証明書」の二種類がある。前者は法人対象、後者は個人対象と棲み分けがなされているのは、法人登記は法務局が、個人の戸籍・住民票は市町村役場が担当していることに依るのだろう。

 20年ほど前に自宅を建てるために土地を求めた時、初めて個人の実印を作って印鑑登録証明書を取った。半世紀の人生の中で実印の出番があったのはそれきりだ。将来ふたたび出番があるのかどうかは分からない。

 法人の実印は家業の代表役員を継いだときに手続の一環として登録した。当時は印鑑登録は必須だった。この記事を書くのに少し調べたら、今年2月15日から制度が改正されて法人設立登記をオンライン申請する場合は印鑑登録が任意になったらしい。え、もしかして今年司法書士試験受けた人はみんな知ってたの? 私が勉強怠けて知らなかっただけ? ともあれ、電子行政の進展のためには必要な変化の一歩と思う。

 法務局に備付の申請書に必要事項を記載し、印鑑カードを添えて窓口に提出する。印鑑登録時に発行される印鑑カードを持参することが本人確認の代わりで、特に免許証の確認はされなかった(代理人の場合は別にいるのかもね)。特段内容にひっかかるところもなく、スムースに入手できた。

 帰宅後、GビズIDの申請書に実印を押し、印鑑証明及びチェックリストと一緒に封筒に入れ、簡易書留で事務局あてに送った。事務局の住所は書かれておらず、固有郵便番号と宛名のみだ。セキュリティの問題なのかね。

 さて、半月くらいでGビズIDが手に入る。どうも社会保険回りの電子手続でうまく行かないことが重なったけど、今後はスムースになるものと期待したい。

■【累積4h02m】本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
実績90分。1時間の講義ビデオを2倍速で2本視聴し、関連するチェック問題を確認するオーソドクスな(かつ初歩的)学習。こういう地道なのを重ねるしかない。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『宝石商リチャード氏の謎鑑定』第4話、安心して観られる。『ピーチボーイリバーサイド』第2話、あれ、今日はなんかあんまり話を追えなかった? 『探偵はもう、死んでいる』第2話、逆にこっちは第1話がピンと来なかったのに2話は面白かった。『迷宮ブラックカンパニー』第1話、予備知識なく観始めた。冒頭部分で(何か絵が雑だな、切る候補かな)と思っていたら、いきなり異世界転生してのけぞる。ブラック労働ファンタジー、うん、これ、笑える。

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