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1001:人生初コンタクトレンズ

私は小学二年生から眼鏡をかけている。ということは、まさに半世紀にわたり眼鏡は私と共にあったわけだ。もう筋金入りのがね夫君。

昨年(えらく前だな)の健診で「左右の視力差が大きいので、眼科を受診したら」といわれたのをふと思い出した。まあそれは十年以上前から分かっていて、矯正視力が右目だけだと0.2、左目は0.8あるので車の運転はできるのだけど、日頃から左目だけで物を観ている感じはしていた。老眼が入ってからは更に物が見にくくなって、近くのものを見る時は眼鏡の上から裸眼でうんと近づけて読むような塩梅だ。

調べて見ると、左右の視力差が大きい場合はコンタクトのほうが有利らしい。うーん、これまでコンタクトは使ったことがないんだけど、この際試してみるのもいいかもしらん。

というわけで眼科を受診したのが金曜日。コンタクトは予約制だそうで、ひとまず眼鏡も作るつもりでいろいろ検査と診察を受ける。結果、眼鏡は今使っているものとほとんど変わらないものになりそうで中止。それよりも右目だけ水晶体が濁りかけている(白内障)のと視野が結構狭くなっている(緑内障)とのことで、ひい。白内障は手術をする手もあるけれど、まあ今の時期ではないなあ。というわけで白内障緑内障のふたつの点眼薬を処方されて帰宅。

で、本日いよいよコンタクトデビューだ。最初に検査用のレンズを入れるのはスタッフさんにしてもらった。「力入ってますねー」といわれたが無事装着、そんなに違和感は感じない。最後にそれを外すのは自分で。左目はなんと一発でできた、右目は6回くらいリトライして成功。続いて本番用レンズを自分で装着、これはちょっと手間取ったけど一応成功。お試し五日分を貰う。

見え方は、うーん。右目単体はあまり変わらない気がする。両目で見た時に効き目がよく見えるようなバランスになっているとのことで、確かに効き目である左目での視界は良好だ。眼鏡より視野が広いのが素晴らしい、レンズの端が歪むこともない。自宅から実家まで30km運転したけれど、まったく支障なし、眼鏡より良い感じだ。

問題は近い所。遠近両用レンズにしたのだけれど、近い所の焦点はどうも合わなくて、スマホを使うのにも少し苦労する。眼鏡の時は上から裸眼で見ていたけれど、コンタクトではそういう芸当ができない。ためしにコンタクトの上からこれまでの普通の眼鏡と老眼鏡をかけてみたけれど、これはまったく度が合わない(当たり前)。遠近両用にした甲斐がない。うーん、困ったぞ? 五日間試してみて慣れてきてどうか、だな。

初めてコンタクトを使う時は、初日は6時間、二日目は8時間、三日目は10時間、四日目は12時間、五日目以降は丸一日と少しずつ装着時間を長くするものらしい。というわけで5時間あまり着けたところで実家で一人でコンタクト外しに挑む。さっきは左目は一発でできたし、今回もきっとらくしょ……あれ……よいしょ……うう?……は、外れない!? 十回くらいチャレンジして今度は右目に挑むが、こちらも同様。微妙に掴めそうな瞬間もあるのだけれど、そのまま摘まんでもダメなのだ。え、このまま外れなかったらどうしよう、やばくね? とドキドキしながらチャレンジを繰り返すうち、ふと左目のレンズをつまみ出せた。そうか、表面だけでつまもうとしても無理で、眼球を軽く押すくらいにすることでレンズと眼球に隙間を作る必要があるんだな。同じ要領で右目も三回くらいチャレンジして成功。あー良かったほっとした。

自宅を発つ前にコンタクトユーザーの長男に様子を聞くと、今はもう入れるのも出すのも一発とのこと。まあ、慣れ、なのだな。使い続けるかどうかは分からないけれど、五日間は頑張ってみよう。

--------以下noteの平常日記要素

■前回以降の小説進捗
進捗なし。

■前回以降の法律学習ラーニングログ
【学習時間2h32m/リセット後累積11h44m/リセット前累積330h42m】
憲法4-6講義を倍速視聴。学習支援システムのID等が届いたので早速やってみる。ふむふむ、良い感じ。求めていたのはこれだよ、紙の問題集じゃなくてiPadでもPCでもさくさく回答に集中して、採点と正誤記録は機械に任せる。

■前回以降摂取したオタク成分
なんと今日は何もなし。

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