ずっと痛い

どうしようもない劣等感に襲われながら生きている。彼らを知るということはその劣等感を受け止め続けるということだった。どうにもできない消極的選択の上でやりたくないことを嫌々やりながら生きている。それを改める勇気も気力もないけど、ずっとそうやって生きている自分のことはどんどん嫌いになっていく。私のような人間の人生は非凡な彼らとは違いただ朽ちていくんだと思います。大声で言えるような夢とかって、ない。So Far Awayを初めて聴いた時ぐっちゃぐちゃになるまで泣いたのはそういう理由だった。あとからあの曲はミンユンギが、周りに聞いた普遍的な悩み「夢や大志がない」を題材に書いた曲だと知って余計ぐちゃぐちゃになった。またここでも出てくるんかお前は。客観視に長けた需要理解アウトプットの鬼め。またまんまと策略に嵌められてわたしは涙なんか流してる こんちくしょー!結局!!結局そういうことができるアンタが好きだよ!!!!!!悔しい!手のひらで転がされてる!!こんちくしょー!!!
こうやって脳死で「好き」に素直でいられたらいいなずっと。余計なことを考えず「好き」は「好き」であってほしいと願うけど、生きてる限り絶対そうはいかないんだろうな 難しいねキャハ(笑い声で全部誤魔化そうとしたが失敗)
でも、ミンユンギも給料日に向かってただ走るんですって言ってたし。彼みたいな人が給料日を少しでも待ち遠しく感じたことがあるという事実だけでわたしは生きられます。"生きられる"んです。

私は彼らのおかげで気づいたことが一つだけあります。今の自分を嫌いだということは、「嫌いじゃない自分」がいるかもしれないということです。何故嫌いなのかを具体的に理解できたら、そうではない自分になればいいだけだ。嫌いな理由はたくさん、それはもうたくさんあるけど ひとつひとつ言語化したら、今までなんとなく嫌だな〜と思っていた自分にちょっとずつ向き合える気がしました。彼らの信じる「言葉の力」に感化され言葉にする習慣を身につけたことで、自分に向き合う機会を貰った。私の書く文章は上手くない。私は文章も絵も料理も楽器も全部下手だけど、下手だからやってる。いつか上手にならないかなーと試行錯誤して続けている。下手な私にできることは自分で考えながら継続することだけでした。

結婚を諦めた。20代前半の時点で恋愛観を拗らせたせいです。結婚というなにかに縛られることで感じる色々なやるせなさや悲しみに耐えられる自信がもうない。本当にもうこれっぽっちもない。結婚前にこれだけ疲れているんだから結婚したら疲弊の一途を辿る気がします。世の中の「妻」をやってる皆さんはすごい。本当に、大尊敬。出産は結婚より結構前に諦めた。自分のことすらままならない人間が人間を育てられると思えないからです。ペットもそうです。私みたいなのは他の命に責任が持てない。だから猫を飼いたいとは常に思っているけど、猫を飼ってはいけないと常に思っています。私が責任を持てるのはギリ植物で限界です。だから毎日花を愛でて生きています。母には孫見せられないかもゴメンねと伝えた。まあ好きなように生きたら宜しいが全部の可能性を排除する考えはダメだよみたいなことを言われた。なるほどなぁ自分より20数年長く生きている信用できる人間の意見は説得力がある。肝に銘じます。
幸い他人をシャットアウトすることが得意なのと、結婚云々には時間的猶予がもう少しありそうなのとで私にウルセェことを言ってくる大人はまだいません。数年後はいるかもしれませんが。その時はそれがどんな人であっても「ウルセェ」と言いたいと思います。
逃げ恥で藤井隆演じる既婚サラリーマンが「結婚て安全装置みたいなとこある」と言っていたのを、本当にずっと覚えている。一理あるなと思った。一人ではできないことが二人ではできたりする。18で東京に来て一人で生活をする中で、一人でできないことの多さにちょっとショックを受けた。それまで家族がいたから私の生活には常に自分以外の2人以上の人間がそばにいた。やっぱりいつも偉大さに有り難さに大切さに気付くのは失った時みたいです。人間いくつ失えば全部に気づけるのか。結婚したら片方になにかあった時、戸籍という名の鎖で繋がれているのですぐに駆けつけることができる。今のところ私が結婚に見出すメリットってこれくらいしかない。そうなると、別に異性や恋愛感情を持つ相手である必要がない。恋愛的要素を持たない2人がお互いを支え合って共同生活を営むための法律、早く整備されないかな。別に良くない?結婚というシステム、なんで絶対的に恋だの愛だのを絡める必要があるんだろう?もちろんそういう相手がいるのは幸せで喜ばしいことなのでそれはもう結婚なさってください。でもそうでない人たちも結婚したっていいじゃん。まあ別に結婚という名前や項目には拘らないんですけど。生きてるうちに整備されない感じだったらさっさと海外へ移住して好きな友人たちと暮らしたい。まあ恋人ができたらできたで、恋人とは一生恋人でいたい。私は生まれてから20数年男性しか好きになったことがないけど、なんか、今後もそうだとは言えない。本当に大好きで愛しくて大切な人ができて、その人が女性の可能性もないとは思わない。まあ極論ではあるけど、みんなが健康な幸せにもっと前向きになれたらいいなあと思います。現状わたしは男と結ばれなくても1人で"幸せ"なので。他人が幸せである事実にそれは違うって自分の価値観を押し付ける人がいなくなったらいい。きっとそういう人は自分が築いてきた"幸せ"という概念を他人に壊されるのが怖いんだろうなとも思うので、幸せの基準はみんな違うよって分かり合えたらいいよね。わたしのように痛みに耐え続ける人がそうやって減ったらいい。

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