16年前の天才へ

R-12024が3月9日に終わり
またお笑いの形が少し変わった気がした本日
感じる事は、どくさいスイッチ企画さんの
影響にて、エントリー組数が増えるのではと
M-1グランプリは毎年エントリー者が
増え続けているが、アマチュア枠と言われる
方々の参加も大幅に増えると思う。

過去のM-1グランプリにてアマチュアにて
準決勝に進出した方も何組か存在する
個人事務所を設立したラランドさん
決勝にも進出した変ホ長調さんなどを
思い浮かべる方が多いだろう
しかし、ここで私が注目したいのは
2005年、準決勝進出したガクテンソクさん
2004年、進出した大脇里村ゼミナールさんに 
注目したい
この二組に共通する事は…
アマチュアにて大注目された後に
吉本興業に所属
しかし、プロになってから
準決勝以前にて敗退する事もあった組だ
決して吉本興業に入った事を批判したい
事はないし、過去のM-1のレベルが低いと
言いたいわけでもない。
ただ、プロになった事で
結果が伸び悩んだ時期があった事は事実
その理由を自分なりに考えた結果
1つの答えにたどり着いた
"新鮮さ"
昨年、アマチュアで準決勝進出という
数少ない注目のされ方をしたがゆえに
"新鮮さ"は翌年以降少なくなる
そう思った。
現にそれだけが原因ではないと思うが…
その点、誰からも知られてない人は強い
誰でも平等に大爆発を起こせる舞台だからだ
まさしく、それは去年の
偽ビートルズさん
ラブリースマイリーベイビーさんの
爆発力に繋がる部分だと思う。

では、知られてない方が有利なのか
それは違う
2.3.4分の予選の゙時間
序盤10〜30秒程で知ってもらうのが
良いとされているからである
でも、それはとても難しい
本来、そこでもボケたいのだが
そうすると形が崩れることも少なくない
でも16年前の天才は違った
「趣味は駆け込み乗車」
このセリフを言い放った天才は
4分間を自分色に染めた
私はあの天才に憧れ続けた
でも、憧れた時点で違っていた事に
最近、気付いた
憧れた時点で
それは、自分色にならない事が証明されてた
天才色をただ保存し続けていただけ
たった4つしか置けないパレットの中に
長らく保存し続けていた天才色は
2度と作れない配合の色だと勝手に
思い続けていたけど
天才が天才として天才色を使った時点で
それはただの赤とか青とか
誰でも文房具店にさえ
足を運べば入手できる色だった。

今日もまた作られる色が減っていく
黄緑色なんか
前までは斬新だったのに 
今では普通に存在してる
完璧な赤色を作ろうとする奴もいるし
見たことねぇ色作ろうとする奴もいる
どっちかって言うと私は後者であり
見たことねぇ色を作ろうとし続けてる
でも、そうゆう奴らは
結果黒に行き着いて挫折し続ける
その繰り返し
ぴんく色も抹茶色も
全部ちょっぴり怖いけど
まだその色が鮮明にあるうちに
配合を考えなければなと思う。 

とりあえず、自分が綺麗だと思える
色を作ろう
「趣味は駆け込み乗車」この天才色を超える
綺麗で美しい色を求めて明日生きようと


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?