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子どもを亡くした親の会「 こもれび 」札幌 # 1

「 こもれび 」は子どもを亡くした親の会です
私自身が20年前に娘を急性リンパ性白血病で亡くし
その後の生活を普通に送ることが難しいと感じていました。
娘が亡くなったまま、心の時間が停止しました。
当時の私は、同じ経験をした人だったら、どうしたら
この苦しさから抜け出せるのか分かるんじゃないかと思い
子どもを亡くした親の会を探しました。
しかし、私が住んでいる場所で見つけられなかったのでした。

5年前の立ち上げ

実は、5年前に一度会の立ち上げを実行しました。
同じ時期に闘病していた人たちの中で
私と同じように、お子さんを亡くした方々に
連絡をして、直接会おうと思ったのでした。
ところが、連絡先が分かっているのは3人だけ。
退院し、普通の日常が始まってしまうと、病院での生活を
振り返る暇もありませんでした。
5年間病院を入退院しながらも、連絡先を交換した人は
3人しかいなかったのでした。
しかし、連絡が取れていた3人にはお会いすることができました。
私からの連絡を驚かれ、「 何かあったの? 」と心配される始末でした。
ただ、 「 私が欲しかった場所を作りたい 」それだけで動き出しました。
結果は自然消滅するのに時間はさほどかかりませんでした。

なぜ、またやろうと思ったのか

・ 同じ経験をした親同士が遠慮なく話せる場所があった方がいいと思いました。
・ 私が欲しかった場所を作りたかった。
・ 当時にはなかった、そして20年後の今もなかった。
・ 子どもを亡くしてから20年、いろいろな場面で良くも悪くも影響があったが
     相談しても分かってくれる人が見つけ難かった。

今回はどのように始めたのか

今回の立ち上げを決意した時に、先ずは関係者や関わりのある方に
無謀とは思いつつ、メールをさせて頂きました。
「 子どもを亡くした親の会 」を立ち上げたいと思っています。
という文言で協力をお願いしました。
そこで、ある会の代表の方から返信を頂きました。
ありがたいことに、ご経験を教えてくださり
そこから、私がやるべきことに気がつくことが出来ました。
多分、わかる方なら簡単なことだと思いますが
活動の名称、理念、ルール、方法、問い合わせ先など
私は全く考えてすらいませんでした。
そして、準備ができた2022年12月31日に
Instagramとnoteで告知するに至りました。

実際にスタートしたからといっても
スタッフがいる訳でもなく、立ち上げを依頼された訳でもなく
勝手に考え始めたことなので
この先、どうするかは・・・やりながら考えていこうと思っています。
「 無かった会が出来たことを喜ぼう 」そんな気持ちでいます。
さて、「 こもれび 」が開催されるのはいつになるのでしょうか。


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。またの訪問をお待ちしています : )