『日々、前のめりに転ぶ君へ』

2020/09/04(金) 第4回

『本気』の人は、話を聞いているだけで分かる。
俺にとって明月陸は、その1人。
日々、前に進んでいる感が伝わってくる。
今日は彼の講義から1日が始まった。

彼が一番強く俺らに伝えてくれたことは、「問題を作り、PCSを回し、必ず実行しろ」というメッセージだった。
日々生きていて感じることは、当たり前だろ、と思うことにこそ本質が詰まっている、ということだ。
例えば、「継続」とか。いやいやそんなもん当たり前っしょと思いながら、なかなかできていない。
「自己管理」。いやいや、当たり前っしょ。けど、できていない。

最近の自分が停滞していた原因がここに見え隠れしているような気がした。
このスタンスが身につけば、「圧倒的自責思考」になる。
自分に矢印が向く。
そして、もっと自分が成長に対して貪欲になる。

自分が向かう目的地はどこにあって、なぜそれをやっているのか。
自分の抱えている問題は何で、なぜそれが起こっていて、それを解決する手段は何なのか。
特に、その「なぜ(原因)」の部分の抽象度を高いままにしないこと。
例えば、「毎日タスクに追われて、思考する時間が取れていない」ことが問題であるのだとしたら、その原因は「タイムマネジメントができていない」という抽象度の高い曖昧な部分で終わらせずに、そもそも「タイムマネジメントができていない」ってどういうこと?というところまで深掘りをすること。具体的に掘り下げること。抽象に逃げないこと。
そこまで考えた上で解決策を導くこと。

本当の意味で抽象度の高い思考ができる人は『具体的に言うとどういうことか?』がちゃんと理解できている人のことである。
抽象に逃げるな。
そして具体に落とし込んで、解決策まで見えたなら、すぐさま実行に移すこと。
行動しながらでしか、自分の血肉にはならないし、結果に繋がらない。
思考と行動はセットで考える。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?