『日々、前のめりに転ぶ君へ』

2020/09/05(土) 第5回

一日中家にいた。
指導現場がなくなってからは、週末は家にいる時間が増えている。
正直週末が一番つまらないのはわかっている。
しかし、この期間を乗り越えなければ、俺の道は切り開けない。
ここで、準備すべき全ての物事を準備して、来年からの戦いに備える。
それが今、俺にとって重要性の高いことであるから。


自分が書き溜めていたノートの一部に、このような言葉があった。

『クリエイティビティとは、体験した非日常に比例する』

これはホテルプロデューサーの龍崎翔子さんが言っていた言葉だ。
クリエイティブという言葉に出会ったのは小学生の時。
サッカーの指導者から教わった。
「クリエイティブにプレーしろ」と言われた。
クリエイティブは「創造性」という意味。
今の俺には全く皆無な部分。

もし仮に、クリエイティビティは体験した非日常に比例するのだとしたら、俺がアルゼンチンで取り組むその全ては、クリエイティビティをを育むものになるかもしれないということだ。
俺がアルゼンチンに行くのは、指導者としての学びというよりかは、もっとfootballを知りたいとか、多角的に物事を捉えて考えたいとか、そういった部分。
自分自身の知りたいという欲求の部分。
肌で感じて、新しい体験をしたいという部分。

今はまだ、明確な答えは出ていないのかもしれないけれど、行動しながら、思考したい。そう思う。
答えを急がないように。

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