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ウェットシェービングへのいざない Vol.11

シェービングレーザーを巡る旅路 その2

ウェットシェービングにまつわる情報をどこで入手していますか?
やはり多いのはネットでの情報かと思います。
かくいう私もネットでのブログやYouTubeで色々とアンテナを張っていました。

Muhle Rocca R96 Razor

MuhleのR89は本当にマイルドな剃り味、R41は超がつくほどアグレッシブな剃り味です。もう一つのParkerのバリアントはアグレッシブさの度合いを変えた剃り方ができるカミソリです。
私は毎日シェービングしていますので、シェービングする回数は数日おきにする人よりも多く、シェービングを通して感じることも多くあると思っています。
それに伴って、だんだんとそれぞれのレーザーの性質もわかってきますので、ちょうど中間ほどの剃り味のレーザーが欲しいと思うようになってきていました。

そんな時にこの動画に出会ったのでした。
この人にとってはかなり切れ味がいいらしいとのこと。
他のネットでのインプレや紹介を見るとR89よりは良い感じくらいの方もいました。
ステンレスのボディも良い感じですし、切れ味も求めているような感じのようなので、これにしようと心に決めたのでした。

EDWIN JAGGER 3ONE6 vs MUHLE ROCCA SHOWDOWN!

そして国内代理店でのセールがタイミングよく(笑)約¥16000でした。
そして我が家にやってきました!

きれいな箱入りです
底にミューレの替刃が1枚
4種類のハンドルのうちオーソドックスなものを選びました
コームを横から見たところも特徴的で櫛のような溝はありません
とても精密に切り出されています。ハンドルの刻み模様が滑り止めになっています。
トップとクローズドコーム、ハンドルの3ピース構造
重さは84g。

Spec
width: 42 mm 
length: 103 mm 
Material: Stainless Steel 
Colour: black 
Shaving system: Safety Razor, closed comb

R96インプレッション

剃り味は今までにない感じ
ミューレR41やR89とも違うし、Parker Variantとも違う感じがしました。

素材といい剃り味といいネオクラシックな感じで、割と良く剃れます。
超アグレッシブではないけれど、はっきり感じるように剃れる感じです。

また、ヘッドやコームの部分に重さがあるのでR89などとは重心の位置が異なります。
ハンドルをしっかりと握って持つよりは、軽く指先で摘まむように持ってヘッドの重さを感じながら剃ると、肌にダメージがなくスムースに気持ち良くシェービングができます。
気持ちの良いシェービングができるのでほとんど毎日使っています(笑)。

お気に入りのSchickのブレードで3回(3日)剃ったら、もう少しシャープなGillette 7 O'Clockのブレードで1回(1日)剃るのがこのレーザーでの好みのシェービングです。

Schick Double Edge Blade 海外通販で100枚$29で購入
海外通販で5枚$2.75で2箱購入

シェービングレーザーを巡る旅路の終わり

Muhle Rocca R96は果たして自分が求めていたもの全てが満たされた、そんなレーザーでした。
剃り味、素材の感触、デザイン、ツールとしての完成度、全てに満足して不満がない最高のレーザーでした。
という訳で、あっさりとこの旅は終焉を迎えてしまったのでした。

この回でレーザーを巡る旅路のエントリーは終了です。
次のエントリーではシェービングボウルの紹介をしたいと思います。

また、Instagram(@ezshaving)でもウェットシェービングのアカウントを更新しています。よかったらフォローしてくださいね。

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