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ウェットシェービングへのいざない Vol.37

我が名はミューレなり😆

私のウェットシェービングはミューレに始まりミューレに終わるといったところでしょうか

今回は私が持っているミューレのレーザーをまとめて紹介しようと思います

まずはそれぞれに紹介してから、最後に私的なランキングを発表しましょう


R89 Traditional Rosegold Closed Comb Double Edge Safety Razor

ミューレの中では一番ポピュラーなレーザーではないでしょうか

価格も高めではありますが、長く使えてブランドネームのバリューもあり尚且つ安全性も担保しつつ十分なシェービング性能を併せ持っている最もベーシックなレーザーです

最初の両刃カミソリを、と言われれば迷わずこのレーザーをお勧めします

レーザーのアグレッシブ加減
Mild-1-2-3-<4>-5-6-7-8-9-10-Agressive
R89はちょうど中間よりも少しマイルド寄りに感じます
数字で表せばちょうど4くらいに相当するかと思います

R89 Closed Comb Traditional Rosegold

今日は久しぶりにミューレR89でのシェービング
懐かしい感じのまったりシェービングとなりました
やはり少しマイルドよりなレーザーなので肌をなぞる回数が増えてきます
R89はゆっくりと少し時間をかけるようなシェービングに向いていますね
Opuntiaの香りはいつも通り素晴らしくハッピーなシェービングタイムが流れました

R41 Traditional Rosegold Open Comb Double Edge Safety Razor

両刃カミソリでアグレッシブなレーザーと誰もが答えるくらい剃り味の鋭いレーザーです

アグレッシブではありますが慣れると一番簡単にスベスベな剃り上がりができるレーザーでもあります

中程度のアグレッシブさのレーザーで何度もパスを重ねてシェービングするよりも、アグレッシブなレーザーを使って少ない回数パスでシェービングを行う方がよりスムースで肌へのダメージの少ないシェービングができるようになります

R89などのハンドルを持っているのであれば、R41のトップキャップとベースプレートを購入することでR41にコンバートできるというある意味リーズナブルな規格で作られています

アグレッシブなレーザーといっても恐れることはありません
元々カミソリは力を入れずに肌の上を滑らせるように動かして髭を剃るように作られているのです!

軽く剃ることでブレードフィールは少なくなってしまいそれている感じは少なくなってしまいますが(もちろん髭剃り量も少ないかもしれません)、そこから先は経験を重ねて少しずつ力加減を調整していけばいいのです

基本は力を入れずに肌の上を滑らせるようにシェービングすることです

後に出てくる色々なモデルにR41のヘッドパーツをつけてシェービングしていますが、個人的にはR41オリジナルのTraditionalのモデルが重量といいバランスといい一番剃りやすいと感じています

レーザーのアグレッシブ加減
Mild-1-2-3-4-5-6-7-<8>-9-10-Agressive
R41はブレードフィール、剃り味ともに素晴らしくにアグレッシブなレーザーであると感じます
数字で表せばちょうど8くらいに相当するかと思います

R41 Open Comb Traditional Rosegold

皮ごとすりおろしたレモンや柑橘系のフレッシュな香りとローズマリーのなんとも言えない良い香りがシェービングタイムを彩りました
R41でのシェービングはブレードフィールも素晴らしく丁寧にシェービングすることで満足できる剃り上がりが簡単に手に入りました

R874SR Kosmo Closed Comb Double Edge Safety Razor

このKosmoのレーザーとブラシを入手したのは楽天のスーパーセールで半額以下だったことだけではありません
このブラシに使われているのがシルバーチップファイバーというミューレが開発したシンセティックブラシだったからです

今ヨーロッパを筆頭に生体毛を人工毛に替える動きが活性化しています
もちろんシェービングソープもビーガンソープが数多く出回ってきていてこの流れは主流になっていく様相を呈しています

そして国内ではこのブラシの扱いがありませんので、どうしても一度使ってみたかったのです

このKosmoのレーザーでもヘッドをR41のヘッドに換装して使っています

軽めの重量とハンドルの形状との影響で軽いタッチのブレードフィールで肌に優しいシェービングになりました。

レーザーのアグレッシブ加減
Mild-1-2-3-4-5-6-<7>-8-9-10-Agressive
ヘッドは同じR41なのでブレードフィール、剃り味ともにあまり変わりはありませんが、R41Traditionalと比べると少しだけマイルドなアグレッシブさ加減であると感じました
数字で表せばちょうど7くらいに相当するかと思います

R874SR Open Comb Kosmo Citrinresin

KosmoとR41のヘッドの組み合わせはTraditionalのそれよりも少しだけ優しい感じの肌当たりに感じます
重量とハンドルの形状による全体のバランスがそうさせるのでしょう

Schönは洋梨のようなリンゴとマンダリンそしてスズランとジャスミンの香りがシェービングタイムを彩ります
そしてバニラとムスク、サンダルウッドの香りで本当に素晴らしい香りに包まれました

R55SR Purist Karelian masur birch Closed Comb Double Edge Safety Razor

ウェットシェービングを初めてすぐに購入したPuristのシェービングブラシは、高級装飾木材のKarelian masur birchを使った洗練された造形と華やかな素材感を併せ持った素晴らしいものでした
そして最近購入したPuristのレーザーもKarelian masur birchを使ったとても美しく所有欲を満たしてくれる逸品です

もちろんヘッドパーツをR41のものにコンバートして使っています
それによってお気に入りのハンドルとお気に入りの剃り味を同時に手に入れることが出来るのです

剃り味はTraditionalのR41よりもバランスがハンドル寄りになることもあってKosmoと同じようにややマイルドに感じられました

レーザーのアグレッシブ加減
Mild-1-2-3-4-5-6-<7>-8-9-10-Agressive
Kosmoと同様にヘッドは同じR41なのでブレードフィール、剃り味ともにあまり変わりはありませんが、R41Traditionalと比べるとやはり少しだけマイルドなアグレッシブさ加減であると感じました
このPuristも数字で表せばちょうど7くらいに相当するかと思います

R55SR Purist Karelian masur birch Double Edge Safety Razor

R41のヘッドとPuristのハンドルの組み合わせもハンドルの形状とバランスでR41そのものよりは少しマイルドな肌当たりのシェービングになりました

お気に入りのレーザーとシェービングソープで満たされたシェービングタイムが流れていきました

今日はウォーキングの日なのでシェービングソープはErnestです
フルーティーで少し甘くそして暖かい香りに満たされます

R41 Twist Traditional Metal Open Comb Double Edge Safety Razor

このTwistは脱着できるトップキャップと、一体化したベースプレートとハンドルからなる2ピース構造でハンドルの下部についているねじ込みボルトを回すことでトップキャップを固定できる仕組みになっています

トップキャップは品番5と記されていてR41のトップキャップと同じもののようです

ハンドル内部に緩み防止のスプリングが入っているため、ねじ込む時に少し動きが渋い時があるように感じます

また長さも106mmとR41の94mmよりも12mm長くなっています

シェービングフィールはR41 Traditionalよりも少しアグレッシブな感じを受けます
ねじ込み具合によって少しブレードアングルが変わるのかもしれませんね

レーザーのアグレッシブ加減
Mild-1-2-3-4-5-6-7-8-<9>-10-Agressive
個体差やねじ込み加減もあるのかもしれませんが、私はR41よりも少しアグレッシブであるように感じます
数字で表せばちょうど9くらいに相当するかと思います

R41 Twist Traditional Metal Open Comb Double Edge Safety Razor

R41 TwistはR41 Traditionalよりも少し刃当たりがシャープでアグレッシブに感じました
もしかしたら捻る加減によるかもしれませんが、私にはそんな風に感じたのでした
今日はEthos Grooming Essentialsの火災のニュースを聞いたので大好きなHoneysuckleでシェービングしました
いつもこの香りにはとても癒されています
どうか強い意志で立ち直れますように!
遠く日本から祈っています


R41 GS Traditional Metal Stainless Steel Open Comb Double Edge Safety Razor

このR41GSというモデルはオールステンレス製で重量も113gとR41が71gなのと比べると格段に重いレーザーです
そしてハンドルの長さもGrandeというモデルと同じ106mmでR41の94mmよりも12mm長くなっています
またハンドルの太さも少し太くなっています

ステンレス製のトップキャップとベースプレートはクローム製の通常のR41のそれとは互換性がないためR41GSのトップキャップとR41のベースプレートの組み合わせは上手く嵌め合わず使用できませんでした
しかしそれ以外の組み合わせは使うことができました
R41のトップキャップとR41GSのベースプレート
R41のトップキャップとベースプレートにR41GSのハンドル
R41GSのトップキャップとベースプレートにR41のハンドル
試してみた結果は、ウェットシェービングへのいざないVol.29に書いています

レーザーのアグレッシブ加減
Mild-1-2-3-4-5-6-7-8-9-<10>-Agressive
構造や設計ポリシーが一番アグレッシブなレーザーを目指していることもあると思いますが、かなりの重量があるのでその重さがヘッドに伝わり肌に当たるブレードのプレッシャーがより強くなることも最もアグレッシブに感じる要因なのかもしれません
数字で表せばちょうど一番アグレッシブな10に相当するかと思います

R41 GS Traditional Metal Stainless Steel Open Comb Double Edge Safety Razor

柑橘系の爽やかな香りと生姜の独特な香りが混ざり合ってホッとするような香りに包まれました
生姜好きにはたまらない香りです。
久しぶりのR41GSは本当に切れ味が鋭く、軽い肌当たりの優しいストロークで簡単にBBSです
ゆったりと時間のある時にじっくりとシェービングするのにピッタリなレーザーだと思います

R96 Rocca Black Closed Comb Stainless Steel double Edge Razor

R96 RoccaについてはウェットシェービングへのいざないVol.11でも書いていますが、素材といい剃り味といいネオクラシックな感じで、割と良く剃れ流という点と、超アグレッシブではないけれど、はっきり感じるように剃れる感じという2点があります

オールステンレスにしては比較的軽量な84gということもあってアグレッシブに過ぎない剃り味とはっきりと感じるようなブレードフィールが気に入っているレーザーです

レーザーのアグレッシブ加減
Mild-1-2-3-4-5-<6>-7-8-9-10-Agressive
ブレードフィールと髭を弾くサウンドが素晴らしいレーザーですが、アグレッシブ過ぎることはありませんが、中間から少しアグレッシブよりのレーザーであると感じます
数字で表せばちょうど6くらいに相当するかと思います

R96 Rocca Black Closed Comb Stainless Steel double Edge Razor

ラザリングしている時からバニラとムスク、サンダルウッドの甘くて明るい香りに包まれます。さらにトンカビーンとジュニパー、ネロリの香りが加わってシェービングタイムが最高潮に達しました
今日はR96 Roccaでのシェービングでした。R41ほどのアグレッシブさはありませんが、髭を弾くサウンドとブレードフィールが素晴らしく丁寧にシェービングすることでBBSシェービングもすぐに手に入りました

R Com04 Companion Metal Closed Comb Double Edge Safety Razor

このCompanionはボディーシェービング用に(特に脚を剃るために)購入しました
実際に使用してみると膝の周りの複雑な突起やへこみがあるようなところなどは注意を払ってシェービングする必要がありますし、なかなか難しいものでした
そういった部位にはやっぱりカートリッジ式の首振りヘッドのシェーバーが向いていると感じます
そのためボディーシェーブでの使用はしなくなってしまい、普通のシェービングでた使うようにしています
しかしながら、マイルド寄りでアグレッシブさは控えめなのでR89と同様に普段に出番はあまりなくなってしまいました

レーザーのアグレッシブ加減
Mild-1-2-3-<4>-5-6-7-8-9-10-Agressive
R89と同じくCompanionは中間よりも少しマイルド寄りに感じます
数字で表せばちょうど4くらいに相当するかと思います

R Com04 Companion Metal Closed Comb Double Edge Safety Razor

ラザリングから香る爽やかでほんのりと甘いオレンジやベルガモットの香りとジャスミンの香りが混ざり合ってホッとするほどの落ち着いて清々しいシェービングタイムが流れました
今回はミューレのCompanionでのシェービング🪒
ボディーシェービング用に購入しましたが、膝の周りの複雑な突起やへこみにはやっぱりカートリッジ式の首振りヘッドのシェーバーが向いていたので普通のシェービングで使うようにしています
マイルド寄りでアグレッシブさは控えめなのでR89と同様普段に出番はあまりなくなってしまいました

私が選ぶミューレベストスリー

No.3 R96 Rocca
このレーザーはなんといっても剃り味が気持ちの良いレーザーです

R96 Rocca

No.2 R55SR Purist
このレザーはなんといっても美しく上品で、特別な時に使いたくなるレーザーです

R55SR Purist

No.1 R41 Traditional
このレーザーは私のミューレのベストオブベストです
剃り味、ブレードフィール、共にいちばんのお気に入りです
またいちばんベーシックな価格で一番のお気に入りになるレーザーということが素晴らしいことだと思います

R41 Traditional

それでは今回のエントリーはこの辺で

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