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過去記事再掲「ありがとう、THE IDOL M@STER」

※この記事は2020年8月5日 04:00にPixiv Fanboxで公開していたものの移植となります。

 デレマスは見てたんですけど、765プロの方、見たことなくて。15周年のライブ配信見て素敵だったので全話見ました。

 星井美希さんと高槻やよいさんが好きです。


 一話時点では惰性で見始めた感があり、そんなに面白く感じなかったのですが、回を追うごとに胸の高鳴りが止まらなくなっていきました。海に出かける回でアイドルたちの個性を存分に魅せてくれて、ちゃんとそれぞれのメイン回があって。やっぱり好きなキャラの回だと胸が熱くなる。やよいさんメインの回だと、それまで比較的年少ということもあり、ただのかわいい子だと思っていたのが、家庭内での立ち位置、お姉ちゃんとしての振る舞い、家族のために頑張る姿が(それまで言及はあったとはいえ)一層胸にしみるようになりましたし、約束を勘違いしていた星井美希さんの行きついた先、12話。本当によかった。星井美希、天才肌だし(天才キャラ、器用なキャラ、好きです)、普段は脱力だし、良く寝るし、顔は良くてファッションセンスも◎、思ったことは素直に言う、好きなところしかなくてほんとに好きなキャラなんですよね。宗教上の理由でPのことをハニーと呼ぶのだけは致命傷だったので私がPの立場じゃなくてよかったですけど。12話で、彼女の堀さ揚げが深まって、わだかまりが解けて、アイドルに対してより一層真摯に向き合い始めたと頃で来るのが13話、ライブの回なんですよね。そこまで作中世界で人気の出たメンバーが足止めを喰らって、繋ぎをこなす他のアイドル達の回なんですが、ここで一話前に進みだした美希が、己の限界に挑戦するんですよね、ゆるくやれればいいかなっていってた美希が。ここから世間での美希の評価が上がっていくんですけど、美希はそこまでの自分と決別して本当に本当の全力を投入して、びっしり決めてくれるんですよ。本当の意味で彼女のアイドルがスタートを切るんですよ。ここですでに目頭が熱くなっていく、もうずっと心から、頑張れ、頑張れって、届くはずもないのにモニター越しに声援を送る。そして山場、流れるのは作中屈指の名曲「自分REST@RT」。頑張れって、すごいよって気が付けば心から応援していました。こんな体験久々だよ。(私は「夢なら覚めないでいて」というフレーズがとても好きです)。

13話以降はライバル事務所が出て、各々が自分の道を進んでいって、主人公が苦悩して、いくんですけど、最終前の二話、アイマス主人公は病みがちってネタはよく聞きますがそんなこともう言えないわってくらい心に来ましたね、一話からずっとこの回への積み重ねがあるんですよ、見てほしい。

25話、最終回はボーナスステージで、本当にただアイドルの生き生きとした姿を見るだけです。このころにはもう頑張れとか一ミリも思わなくてただのオタクになってました。アニメ内の観客と一緒にコール飛ばしちゃったもん。ずるいじゃん、作品内で一期二期のOP曲をやるなんてさ。最後は大縁談という感じで〆、終わりはデレのほうが好きだったかもしれないけど、いいアニメでした、本当に。ありがとう。



プレゼントボックスの描写、上が13話で下が最終回なんですけど、ここでじ~んと来ました。みんな、がんばったんだなって。この演出素敵。



今でも別に文章はうまくないんですけど、もっと下手ですね。でもアイマスよかったんだなぁというのがにじみ出てたので再掲。というか最後に描いてある13話と最終話の対比の話したかっただけです。最高の演出、最高のアニメ。シャニはどうなるかな。

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