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過去記事再掲「御伽原江良・・・」

※こちらの記事は2020年1月9日 03:04に PixivFanboxで公開していたものの移植になります。

ギバラ3Dお披露目が決まったが同時刻、私はすでに予定が入っていた(今思うとすっぽかすべきであった)

もともとはそこまで推していたわけでもなく、どっちかというとやはり「ギバライカ」のセットで見ていたが12月某日の両国でのライブを見て私は考えを改めた。彼女はまぎれもなくシンデレラであった。たゆまぬ努力と工夫の果てにファンの声援を勝ち取り3Dになりステージに立った素晴らしいライバーなのである。そこに至るまでの苦悩など到底私が考えられるものを超えているであろう。そんな彼女の3D高画質お披露目が今日、否、昨日であった。私はというとメンタルが死んでいたがこの瞬間のために酒とおつまみをコンビニで買い、帰路についた。

 日課のTwitterである。世界トレンド1位には#ギバラ3Dの文字が。

私はなるべくネタバレを踏まないようYoutubeへと移動、茶番が始まると同時に酒のふたを開けた。今日は普段より強めのやつだった。

 もう言葉にはできないので詳しくは書かないが彼女らしさがあふれていた、素晴らしい配信が目の前で繰り広げられる。ライブでこそないが私はアーカイブコメントと共に食い入るように彼女に見入っていた。金に埋もれる彼女を見て、なぜか涙した。なぜなのだ。あそこは笑う場面であろう。やはり私は泥臭さの上に成り立つ成功に弱い、彼女があそこまで愛され、スパチャを投げられ、楽しそうにする姿に涙する自分自身に若干の気持ち悪さを覚えながら配信を追っていく。面白い、コーナー1つ一つにオチある。かわいい。3Dモデルの使い方はまだまだ改善の余地はあるだろうがとにかくかわいい。そして酒が進む。


 最終盤、わたしはすでに酒を飲むことをやめ、手を握り締め、アーカイブであるにかかわらず声援を送りながら画面に釘付けになっていた。彼女はライブで披露することのかなわなかった「お願いダーリン」を、見せてくれていたのだ。

 しっかりとした記憶はない、ただ胸の中には熱さと感動だけが残っている、正味私は笑いをもらえると思い彼女の配信をみたが、彼女はそれよりもはるかに大きなものをくれた。私はもらってばかりだ。


 二月の札幌でのライブ、せっかく北海道に来てくれるというのに現地参加できないのが残念であるがきっと彼女はやってくれるだろう。まだまだ大きくなっていくだろう。どこまで行けるのか、見れるとこまで見届けたいとさえ思わされる。




 これを描く私の手は、いまだその感動からか接種したアルコールからか震えている。

 御伽原江良に幸あれ。


本当に移植するか、かなり悩みましたが、そこにあった気持ちそのものは本物だと思うので、残しておきます。あの時同じ気持ちだっただれかに届けばそれはとても幸せなことだと、今はそれだけ。

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