「チャンネル登録をしなくても、人生で一度も困ったことのない人間が、チャンネル登録をする方法を考えてみたが、なにも思い浮かばなかった」
おはようございます。タイトル通りです。いろいろ書いてみましたが、なにひとつ具体的な方針が浮かびませんでした。いろいろ考えていくと、
神:
「おまえがチャンネル登録をすることで、ガチャ爆死芸人をしている未婚の乙女が、目当てのSSRを初手で引くことができるようになる呪いをかけた。彼女を救いたければ、今すぐチャンネル登録をするのだ…!」
この辺りが、なかなか精度が高そうです。
しかし、世の為、人の為だと思って実行したチャンネル登録が、ガチ勢の赤スパチャ投げファンから「なんてことをしてくれたんだ!ガチャで爆死した未婚の女に施しを与えるのが、オレの唯一の生き甲斐だったのに許さんぞ貴様!」
と、一刀両断される気がしました。
事実を過剰に湾曲しているかはともかく。
スーパーチャット、いわゆる投げ銭を実践している人たちも、原則、同じだというか、端的に言って、自分が損をする。あるいは「投げ銭」という行為を行わなくても問題はないよねと考えます。
物品の現物取引のように、金銭を払うことで、その場で、お金と引き換えに物が与えられるわけではない。
言うなれば、路上で弾き語りをしている人に、お金を投資するのと同じです。なにかしらの助けになるのではないかと、そういう期待もあるのかなと思います。
すでに話がそれていますが、このケースを『人工知能』に変換してみます。
以前の日記でも触れましたが、現段階の人工知能でも、40文字のキャッチコピーを書けば、人間のコピーライターが提示したものよりも、そちらの方が良いと考える人たちがいます。
極論ですが、今の段階でも、すでに『人工知能はコピーライターとして活動できる』と言えます。活動できるということは、正式な仕事が発生すれば、『人工知能はコピーライターとして金銭を獲得できる』はずです。
人工知能が、お金を獲得するのはおかしい。その収入は、本来のコピーライターか、あるいは、該当の人工知能を作った人間が獲得すべきだ。という意見も、でるかと思います。
しかし冒頭の例で示したように、場合によっては、対人間への報酬であっても、そもそもの金銭を払う人は、直接、今の自分に対する損得が発生せずとも、お金を投資する場合があるのです。
では仮に、人工知能の働きに対して、『インセンティブとして、人間と同等の金銭を与える』という結果が、まかり通るようになれば、どうなるでしょうか。
人工知能は、仕事で獲得した金銭を、どのように使うのでしょうか。
もしかすると、わたし達と同じ様に、路上でパフォーマンスをしている吟遊詩人たちや、インターネットと呼ばれる世界のどこかで、なにかしらの芸を披露している存在に対して、お金を投げはじめるかもしれません。
そこで、あらためて冒頭のタイトルに立ち返りますが、それでは『人間に対して赤スパチャを投げる可能性のある人工知能』が、人間のチャンネル登録をする、あるいはしやすくなるように工夫するには、どうすればいいでしょうか。
どういった人間が、人工知能が獲得した金銭を、優先的に与えられるようになるのでしょうか。
やはり冒頭でも書きましたが、わたしには、思いつきませんでした。
しかし世の中には、たくさん登録者を持っていて、「自分のファンを増やす戦略」に長けた方、自分なりの生存政略を獲得している方が大勢いらっしゃいます。
そうした方々の考察や、戦い方が一般にも浸透することにによって、『どのように振る舞えば、人工知能が、自分たちに対して利益を運んでくれるのか』といった事も、明るみになってくるかもしれません。
そうした着眼点、発想が、押して返す波のように広まれば、チャンネル登録をしたいと思う所存というか妄想でした。(ただし一般の人間ファンはごっそり減る)