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《カウンセリング体験談》根強い生きづらさでも変化した。実践できる場について。

(Yさん・女性・28才・東京都)


よくある人間関係の悩みが、私を追い詰めた

鬱になり、生きづらさを会社の上司に相談をして仕事を減らしてもらうことが叶いました。仕事量が減ることで働き続けることはできたものの、普通に働けるようになることを期待されるプレッシャーを感じ続ける日々。
人間関係もうまくいっておらず、同僚からあからさまに人前で指摘をされたり、コミュニケーションがうまくいっていないと感じることが多くありました。
いっぽうで、友人や同僚にはマウント取りをして大柄な態度をとってしまってぎくしゃくしたりと、仕事とプライベート両方とも、バンランスがとれない状態でした。
そんな時、家族から会社と同じように“普通”に戻るプレッシャーを感じ、ひどく揉めたことがありました。それをきっかけに、真剣に自分の生きづらさに向き合おうと思い、インターネットで検索をするなかで、EY mental Labに出会いました。

振り返るとずいぶん前からある”生きづらさ”

学生の終わりから社会人2年目にかけて、気分がとても落ち込んでいました。鬱病になったのも、この時期。

実際、生きづらさを明確に意識しはじめたのは、小学生の高学年の頃。いじめを受けていたけれど、家族に相談することができなかったし、先生も見て見ぬフリをしていて、周囲に助けてもらえる大人がいませんでした。
小学生の頃は、友達にも悩みを話すことなく、ピエロのようにおどけて、面白いことを言ってみたり、良い子だと思われるようにふるまったりしていました。そうやって頑張って仮面をかぶってふるまうことが苦しくもあったけど、反対にそうしていれば、人間関係はうまくいくものだという諦めの気持ちもありました。

歳を重ねるにつれて、周囲の友人に悩みを吐露することも。そして、その度に、周囲からは「そういうことあるよね」と流されたり、「メンタルが弱いから心配」とだけ言われて、悩みを受け止めてもらったということはありません。

そのまま社会人になっても、人に良く見せようと頑張りすぎる状態が続き、ある時から、仕事に行く元気がなくなり、部屋から出られなくなりました。病院で鬱病だと診断をされたことから、上司に相談をする以外道がないところまで追い込まれていました。
生きづらいということ話して受け止めてもらったのも、これが初めての感覚でした。

他とはちがう!”まるごとサービス”の魅力

正直に話すと、EY mental Lab以外にも見ていたカウンセリングルームがありました。そちらの個別カウンセリングはとても魅力的だったのですが、『カウンセリングだけで変われるの?』という疑問が拭えないままでした。
そんな時、EY mental Labのサービスを見ていくうちに、グループカウンセリングがあることを知って、とても興味をもちました。

そこから、グループカウンセリングだけでなく、グループの他のメンバーの話や悩みを直接、聞くことができる機会があったり、見守ってくれるカウンセラーや仲間がいながら、安心・安全の場で人間関係を一からチャレンジできる、体験型学習の機会がたくさん開催されていることを知りました。

1対1のカウンセリングだけでない、まるごと・欲張れる環境があることを魅力的に感じています。

安心・安全で健全なコミュニティだからこそ得られた変化

私は、まったく相談せずにひとりきりで頑張ったり、反対に、自分を表現できるところではズカズカと土足で踏み入ったりと、人間関係の距離感で悩んでいました。
ですので、直接人とやり取りをする体験型学習は、大の苦手。「大丈夫かな・・」と不安な気持ちが強くありました。
そんな中、伴奏者であるカウンセラーに寄り添ってもらうなかで、自分自身の異常な恐怖感や、自分を責める気持ちの強さに気付くことができ、一歩ずつ歩みを進めるように、人と触れ合うチャレンジを始めました。

そうするうちに、
「人をそんなに怖がる必要はないのかもしれない」
「無様な姿を見せても大丈夫なんだ」
「人は自分のことばかりで、攻撃的だと思っていたけれど、ちがうのかも」
「自分の在り方を変えたら、人は私に優しくしてくれるんだ」
「一人でやるのではなく、人と協力するってこういうことなんだ」
といったような、これまで感じたことのない感覚や新しい世界の見方ができています。

勉強をして知識をつけることはとても大事ですが、自分が怖くて逃げていることに対して、安心してチャレンジができるから得られた変化だと思います。
人とのつながりって大切ですね。



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