私の中の私

こんばんは。
平成墓嵐jr. あいちゅこと瞳アイです🐱❕❕

こんな遅くにごめんなさい。
アイドルを辞めるかもしれない日に、
私の気持ちを書きます。
明日全部お話したかったんだけど、
わたし、とても話が長くて、
纏められないからここに、
本当に辞めるのかは今日のライブ中の私が言うと思うので、それ以外の事を書きます。

3/19のライブ後に、
また読んでくれると嬉しいです。

うーん、どこから話そう。
分からないので最初から話します。

私がアイドルになりたいと思った理由。
話した事無かったよね。

アイは、ちいさな頃から変でした。
集団の生活も、大人も嫌いでした。
幼稚園生だった時、私が覚えている最初の夢。
年少さんでアンパンマン、
年中さんでプリキュア、
年長さんからアイドル。
どれも人気者でした。
アイはその【 人気者⠀】からは、
ずっとずっと遠い存在でした。
ずっと誰かについて行って、
小さな頃から大人の顔色を伺って。
そんなわたしもキラキラしたかった。

小学校に入学してからも当分、
【アイドル】が私の夢でした。
小学校4年生頃。
将来の夢はなんですか？と聞かれました。
周りの子が、
幼稚園の先生！保健室の先生！お嫁さん！
看護師さん！お花屋さん！
と、当時小学生女子に人気だったものをいう中、
アイは、「アイドルになりたい！」
と言いました。
笑われました。
今でも鮮明に覚えています。
アイちゃんに出来るわけないじゃん！笑
子供みたい〜！変なの〜！笑
と、人の夢を笑う方が変な子供だと思いました。
その日から私は「アイドルになりたい。」
と言わなくなりました。
自分を押し殺しました。
それからは詩人になりたい。
保育園の先生になりたい。
保健室の先生になりたい。
と、言っていました。
どれも本当になりたいと思ってたよ。
でも心の隅っこではいつも、
「アイは、アイドルになりたいのにな。」
と思ってた。

高校に入学して、
まあ色々あって(前のnote見てくれると嬉しいです)本当に書ききれないぐらい色々あって、
ミスiD2018に出ていた茉弥ちゃんという素敵な女の子を見つけました。
いつでもDMしてね。とツイートしていたまやちゃんに勇気を出して初めてDMを送った2017年夏。死にかけてた高校2年生。
あの時まやちゃんがいなかったら、
アイは多分死んでた。とっくの昔に。

そしてその一年後、
私はミスiD2019を受けた。

沢山、アイちゃんのおかげで頑張れる。
もう少し生きてみます。
ありがとう。
とDMをいただきました。
嬉しかった。
生きててよかったとおもった。

だけど、私はミスiD2019ファイナリストになり、そのまま消えた。
何人かの人の心から。

それでもよかった。
人を救えた事実だけでよかった。
私のことを忘れても、
瞳アイを、
少しでも頼ってくれたことが嬉しかった。
少しプリキュアになれた気がした。

ミスiD2019の最終審査で、
「ここに、私のアイドルになりたい気持ちは置いていきます。最後にします。だから最初で最後のアイドルをやらせてください。」
と言い、
号泣しながら下手くそな、
ハッピーシンセサイザを踊った。
沢山練習した。
学校でも家でも。
でも、沢山の大人を目の前にしたら
上手に踊れ無かった。
悔しかったな。

それから少しして、
もうアイドルを諦めた頃。
末終さんにTwitterで声を掛けて頂きました。

本当に本当に嬉しかったの。
良かったら見に来てね。と言って頂いて、
見学させて頂いた初めての平成墓嵐のライブ。
とても驚いた。
わたしの知っていたアイドルではなかった。
もちろんいい意味でね。
皆さん本当に本当にキラキラしていて、
叫んで、とんで、ニコニコして、かっこよくて可愛くて。
私はその時思った。
「平成墓嵐になりたい！！！」と。
アイドルになりたい。ではなく、
墓嵐になりたい。だった。

そしてそれから少しして、
【あいちゅ】が誕生した。
アイドルになれた。

初めてのライブ。
本当に楽しかったな。
キラキラしてたな。

そんな事思ってるうちにすぐ就職した。
アイドルになった次の月には働いていた。
そこがブラックだった。
パワハラは当たり前だった。
こっそり夜も働いた。
これっぽっちのお金で生活出来なかったから。
睡眠時間は2、3時間。
どんどんライブに出られなくなった。
心身共に死んでいった。
気がついたら左足が動かなくなってしまった。
倒れてしまった。
職がなくなった。

あれ、アイ、アイドルになりたかったのに。
平成墓嵐でもっとアイドルしたかったのに。

心の中が空っぽになった。

倒れた年には仕事を辞めるはずだった。
でも遅かった。
先に倒れてしまった。
足が動かなくなってしまった。
大人も電車も怖くなってしまった。
もう終わりだと思った。

仕事をしていても必ず寝る前に初めてライブに出た時の写真を見ていた。
部屋に飾ってた。
毎日見てた。思い出してニコニコしてた。
こっそりダンスの練習をしたりもしてた。
墓嵐に戻りたかったから。

足がわるくなってからも、
何とか踊れないかと、
何度も何度も医師に相談した。
でもダメだった。
治らないかもしれないと言われた。

せっかく叶った夢が散った瞬間だった。

手術をするか、
このまま薬とリハビリを続けるか。
手術をしても100%治るとは言えない。
後遺症が残るかもしれない。
そう言われた。
まだ19なのにな〜って思った。

私は薬とリハビリを続ける事を選んだ。
歳とリスクを考えてのことだった。
19歳なのにご老人と同じ杖をついている今の私に言われてもわかんない。
それならリスクが小さい方にしてください。と、病院で号泣した事を覚えている。

もうアイドル出来ないのかな。

わたし、何か間違えてたのかな。

あぁ、また中途半端になっちゃったな。

何も続かないな。

やりたかった事も、
こうやって出来なくなるんだな。

など思いながらどんどん強くなっていく薬を飲んで、毎日リハビリを続けた。

そして今に至る。

今のアイ、どうかな。
上手じゃないし、
よく見ると左足に変な癖ついてるし、
まだ上手く動いてはいないかもだけど。

アイドル出来てるかな。
キラキラしてる？
誰かのプリキュアになれてるかな。

わたしはね、小さな頃から全部中途半端。
続いた事なんて、嫌々通ってた水泳ぐらい。

いつも言われてきた。
また中途半端だね。
また出来なかったね。

だから私は中途半端なものを全部やめた。
いい意味でも悪い意味でも。
なんなら自分が死ぬ時の為にかかるお金ぐらいは貯めようと思ってた貯金もやめた。
20歳までに死のうとしてた計画もやめた。
リハビリすれば戻れたはずの仕事も。
もうあそこでやりたい事は無かったから。

【⠀アイドルも中途半端なのでは 】
わたしはふと思った。
どんなに家で練習してても、ライブに出られないんじゃこれは中途半端なのでは。
やりたかったことまで中途半端？
そう思った。
だから辞めると決めた。

わたしの大好きな墓嵐に、
こんなに中途半端な人がいては
いけないと思ったから。

なにより、
また中途半端な自分が嫌だったから。

でも1年半ぶりにライブに出たのに、
メンバーは、
辞めないでよ。
アイちゃんが居てくれるだけで、
たまに出てくれるだけで嬉しいよ。
そんなの、辞める理由じゃないよ。
そう言ってくれた。
お客さんも、
久しぶり！元気そうでよかったよ！
待ってたよ！辞めないでよ！
平成墓嵐は自由だからいいんだよ！
そう言ってくださった。

わたしは中途半端だと怒られてきてた。
でも墓嵐はそんな中途半端な私を受け入れてくれた。
中途半端なんかじゃないよ。
とまで言ってくれた。
こんなに墓嵐のこと考えてくれる人が中途半端なわけないじゃん。と。
初めて中途半端じゃない。と言われた。
ここにいてもいいよ。と言ってくれる場所を去ることが寂しくなった。

1度決めたのに心が揺らいだ。

3月は19を含めて3回ライブに出られる。
だから沢山練習した。
何曲か、微かに覚えていた。
仕事しながらでも、
少しでもやってて良かったと思った。
リハビリの時にこの曲流してくださいってお願いしてたから、歌詞を何となく覚えてるのもあった。

3月6日
1年半ぶりのライブ。
3年ちょっといて、初めてマイクを握った。
すっごく楽しかった。
完璧じゃないものもあって悔しかったけど、
それでも、練習した甲斐があった。
本当に本当に楽しかった。

3月14日
三茶でのライブ。
色々あった日。
本当に色々。
ライブでもプライベートでも。

まずライブ。
共演者の方に、
「昨日入った？」と言われた。
最初の曲しか聞いてないのに、
ちょーーーー悔しかった。
最初の曲、初めて踊るやつだったから余計に。
後々お話を聞くと、
私の事を期待して言ってくれてたみたい。
私の事気になってくれてたみたい。

余計、やってやる。
と思った。
お酒に酔っていたのもあるから、
きっとあちらは私の事覚えてないかもしれない。だけど絶対次は、なにあいつ？なんか凄くね？って言わせてやる。と思った。
絶対辞めないからな。と思った。

この時の私は卒業撤回❗️❗️❗️❗️
の気持ちだった。

プライベートで友達と喧嘩した。
というより、
3件ぐらい別件で勝手に巻き込まれた。
今ライブだからって返した。
お遊びのくせに。って言われた。
悔しかった。
でも、わたしがこんなに本気な事知らないから
そりゃそう思うよな。と思った。
やった分がそのまま身になる人では私はないから、
どんなに練習してても、
本番で上手く出来なかったらやってない人。
と思われても仕方ないと思った。
もっとやらなきゃ。と思った。
それと同時に、
やっぱりわたしには向いてない。
とも思ってしまった。

そしてまた、
わたしの卒業したい気持ちは振り出しに戻り、
どうしたらいいのか分からなくなった。

色々解決しないまま日付けが変わった。
その日の朝方頃？
私は全くの別件で、
久々に私から人にキレた。

人間にあまり興味がないから、
あまりキレることもなかったのに。

そこからまた色々おこった。
大好きな友達にキレ、そのまま疲れて寝た。
また次の日になった。

14のライブから2日経っていた。

起きたら長文で返信が返ってきた。
読んでたら涙がでてきた。
久々にみた中途半端という文字。
なにも間違えていなかった。
その子の言う通りだった。
なにも言い返せなかった。

私はずっと不幸な話をして這い上がってきた人。実際ミスiD2019がそうだったもん。
こんな事があって、こうでね、わたしはこうしたんだ。そうやって文字にしてきた。
それが子供だったのかな。と思った。
でもね、わたしは思うの、
言葉にしないで呑み込むことが大人なら、
私は大人にならなくていい。
呑み込んでたらいつの間にか倒れてた過去があるから。死にかけた高校時代も。
その時が大人だったのならば、
わたしは今の吐き出す私の方が好きで、
子供な私の方が好きだから。

多分その後はそういう事が言いたかった訳じゃないんだけどね。
わたしが勝手に大人ってなんだろうな。って
思ってしまっただけだから。
こうやって勝手に話を広げちゃうのも私の悪い癖。

で、話は脱線しまくりましたが、
そんなことがあり、
あぁ、やっぱり中途半端かぁ。と思いました。

などなどありましたが仲直りしました。
そして、
「次辞めるって言ったらもう知らないから！
夢は大きく！Mステだ！！(ニュアンス)」
と言われました。

私の夢はドームに立つこと。
1番の夢はね。
笑われちゃうかもだけど、私は本気だよ。
やるなら本気でやりたいもん。

でもたしかにMステはめちゃくちゃ出たいな。
代々木も立ちたいな。
そんな事考えてたら、自分しか見ないノートが3分の1、びっしりと埋まってました。
やりたい事がこんなに出てくるの久々だった。
私ってこんなにやりたいことあったんだ！って思った。嬉しかった。

私はやりたいことを、
目標を持ってやる。
という事をした事が無かったから。

やりたくない事をとりあえずやってきて、
本当にやりたい事をやらないできた人だから、
本当にノートを見返すと泣きそうになる。
というかもう泣いてる。

今、瞳アイは泣いています。
嬉しくて泣いています。

もちろん叶うかどうかは自分次第。
ずっと遠い未来かもしれない。
叶わないかもしれない。
でもやる事に意味があるのかなって。

3月16日、
わたしはアイドルを続けることを決めました。

でも、どこかで、1度言ったことを取り消すのが悔しい私がいて。
本当に私ってめんどくさい人間で。
何かしらに悔しいが残るのに、
その悔しいを全部取り除きたくなっちゃう。
そんなの無理なことなのに。

それだけじゃない。
今後のこととか、本当にこれでいいのかとか。
もうすこしだけ。
あと数時間。

3月19日、
渋谷ロフトヘヴンに立つまでじっくり考えさせてください。
絶対に決めるから。

本当にわがままでめんどくさい私でごめんなさい。

私のことを奮い立たせてくれた、
大好きなお友達、
わたしが勝手に喧嘩ふっかけたのに、
なんかとてもありがとう。
色々考え直すきっかけになった。
大人になれたかな。
ならなくてもいいかな。
なんて言ったら怒られちゃうかな。
とりあえずとっても感謝しています。
ありがとう。

メンバーの皆さん。
暖かい言葉をかけてくださるファンの方。
ここにいていいんだよ。
と教えてくれてありがとう。

わたし、なんでも言われないと気が付かないから。本当に言葉にしてくれてありがとう。

今日、渋谷ロフトで会えるのを楽しみにしてます。

みんなでねむちゃんの卒業、お祝いしようね！
りっくんの大学卒業もお祝いしようね！！

今日の主役はねむちゃんだから！
みんなで笑顔でねむちゃん大好き➰❗️❗️な気持ちを伝えようね。
わたし、みんなに負けないからね❗️❗️

わたしが、
もしかしたらアイドルやめますって、
やっぱりそうなったとしても、
笑顔でいてくれるといいな。

じゃあ。またあとでね。
おやすみなさい🌙.*·̩͙

(こんな真夜中、約1時間半かけた、約5500字に渡る長文を読んでくれた貴方、ありがとう。今日も貴方が笑顔でいられますように。)

あいちゅ🐱❕❕
こと、
瞳アイより