見出し画像

ワゴンセッティング

多くのサロンではアイリスト一人に対し一つのワゴンを用意しており、
速やかに施術に入れるよう、施術しやすいようにそれぞれに必要な備品、器具、材料など施術前にセットアップします。

セッティング例

画像1

◇用意する道具

ツイーザー 
まつげエクステを施術するのに欠かせないのがツイーザーです。まつげエクステ用のツイーザーは普段の生活で使われるものとは違い、先端が鋭くなっているのが特徴です。
エクステを付ける際には片手に1本ずつ、2本使用します。種類は様々で、真っ直ぐのものや、カーブしているものなどがあります。エクステ装着用・かき分け用と分けたり、ボリュームラッシュ用など使い分けます。

スクリューブラシ(まつげコーム)
エクステを付ける前に、まつげの流れを整えるため、また装着後の仕上げの整え時にも使用します。

ステリライザー
ツイーザーを保管するためのガラス容器です。ツイーザーの先端保護、また消毒のため、底部分に消毒液を含ませたコットンをひいて使用します。

綿棒 まつげの拭き取り(オフ、前処理)に使用します。サロンによっては、チップやマイクロブラシを使用する場合もあります。

コットン エクステのオフ、まつげパーマの拭き取り、アイシャンプー時に使用します。

精製水 オフ剤の拭き取り、まつげパーマ剤の拭き取り時などに使用します。

前処理剤 エクステ装着前のまつげの油分などの除去に使用します。

リムーバー(オフ剤) エクステのオフに使用します。一般的には部分オフ用にジェルリムーバー、全オフ用にクリームリムーバーの2種類用意します。 

ラッシュ(エクステ) エクステ装着時に用いる人工まつげです。予約メニューによって、必要な種類のラッシュを用意します。 

ブロワー 風を起こして、グルーを乾かすための道具です。エクステ装着後、また施術中でもしみてしまっている場合に使用します。

手指用アルコール 施術に入る前には必ず手指消毒を行います。

サージカルテープ 施術時の目元保護に使用します。

グルー(接着剤)  エクステを装着するのに使用します。サロンによって、速乾性、低刺激性と何種類か用意する場合もあります。

コーティング剤 エクステを装着後、仕上げに使用します。施術後につけることでエクステの持ちがよくなるといわれています。 

プレート 使用するラッシュ、グルーを出すプレートです。天然石のものや、クリアプレートなど様々な種類のものがあります。

まつげパーマ・ラッシュリフトの施術時には更に、、
ロッド、パーマ剤(セット剤)、クリアグルー(まつげの巻き上げに使用)、タイマーが必要です。


◇注意点
必要な道具がそろっていることはもちろんですが、道具の消毒管理も重要です。普段からワゴンの上はまめに消毒して、清潔に保つことが大切です。
お客様にとって衛生面はとても気になるポイントです。ゴミ箱は蓋付きのものを用意するなどし、お客様への配慮も忘れないようにしましょう。

◇収納のコツ
スムーズな施術にはワゴン上の備品整理は必須です。衛生面だけでなく使いやすさも考えた、ワゴンセッティングにしましょう。

まず、収納容器の大きさや素材を揃えることがおすすめです。収納する容器の大きさや、高さを揃えるようにすると、見た目も良く使いやすさもアップします。また、デッドスペースも減るため、容器をより綺麗に並べることが出来ます。


ワゴンセッティングでは、スムーズな施術が出来るように、また衛生面に配慮することが大切です。
衛生的であることはもちろん、整理整頓され一目で分かる収納はお客様の安心へも繋がります。

アイラッシュサロンではお客様への安心、安全の提供が重視されます。
アイリストの基礎となる道具の収納や取り扱い方、清潔感のある収納について、普段から習慣として身につけておくようにしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?