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学年末の個人面談


 私の勤務校では、3月末、校長と個人面談で1年の総括的な話や勤務評価を聞き、その後、次年度に向けて担当学年の打診があります。希望の紙には(一任、自校通級ができるのであればやりたい)なんて書いてはいたものの、その年に担当していた支援学級の子たちが目覚ましく成長した1年だったので実際は
・引き続き支援学級の担任をしたい。
・通級指導教室が立ち上がるのであれば、ぜひ1年目をやってみたい。
・通常学級の高学年の担任をしたことがないので卒業させてみたい。
この1/3の(純情な)感情が空回りしてたマイハートでした。

 校長からは、「来年度、自校通級が設置されることになりました。ご自身も希望してくれているし、校内ではアイダさんが適任だと思う。通常学級と支援学級のどちらも同じくらいやってこられた経験と先生が個人的に勉強されてるスキルをぜひ生かして欲しい」
なんて光栄な言葉をいただき、素直に喜んでお引き受けすることになりました。

 次年度の引き継ぎは3月中にしておきたいところですが、公には4月1日が辞令の日となっています。直近の2年を支援学級を担当したことで、校内の気になる子たちを観察する機会には恵まれていました。自校通級の噂を聞きつけてからは、通級指導教室に通う子たちのことをより意識して見ていました。人に聞く前に、資料に目を通しておこうと、時間があるときに過去のフォルダを見ていました。そして発見してしまうのです。大事な…保管されるべき…書類が…色々と…足りないことを。

ぎゃー。必ず作成、5年保管って研修受けたよね?どこにあるのー?校務パソコンのフォルダの分類の仕方もめちゃくちゃだー。重複してるフォルダが何でこんなにある?タイトルついてるのに中身が何で無いのー?

管理職に聞く→支援でまとめてるんじゃ無いの?
支援coに聞く→え?保存してないですか?兼務校の先生に聞かないとわからない。
兼務校の先生→支援coと学級担任の先生にそれぞれにメールで送ってます。
担任→親に渡してって言われたから渡しました。…データ?無いです。

春休み中の心はいつもパニックパニックパニック全開慌〜てて〜る〜。でした。
でも、オラは強いぞ!天才的だぞ、おっほほっほー!のマインドでとにかく探しました。
それに、兼務校の先生方がまだデータで持ってくれていたぶんもありましたので、
・保存してある(けど記載漏れありなど)
・兼務校から取り寄せられる。
・痕跡すらない。(のちにゴーストライターiダさんが書くことになる)
という感じで「無いとダメなんです。探してください。なかったら書いてください。」って、ほぼ全部の書類にあたりをつけるところまではできました。



ここでふと、嫌な予感が頭をかすめる。
もしかしたら今年も、かなり人の尻拭いをして過ごすことになるのでは?


今日の歌詞
SIAM SHADE  1/3の純情な感情

壊れるほど愛しても 1/3も伝わらない純情な感情は空回り
I love youさえ言えないでいる My Heart


…書類も本来あるはずの1/3だった。よーできた話。

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