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12/10(土) ガンダム クロスブーストPDF2022(全国決勝大会)を100倍楽しむために

はじめに

お久しぶりです。EXVSDBです。
記事を書くのは実に1年半年振りだったりします。
単純に日々に忙殺されてて書く暇がなかったんですが、
3年振りにPREMIUM DOGFIGHT 2022(以下PDF)が開催されるともなれば、その思いの丈を書かないわけにもいかないので筆を取りました。

過去最高の調整下で行われるPDF

PDFを控えた現在の環境、実は機体バランス、コストバランス、システム調整も全て含めて過去最高のバランス調整だったりします。

要因1: 稼働からPDF開催までの期間が過去最長

クロブは稼働から21ヶ月でPDF開催

PDF開催までの期間がVSシリーズ過去最長です。

PDFまでの期間が長いという事はそれだけアップデートを繰り返していて環境が煮詰まっています。

要因2: 機体調整数が過去最多

これまでに"調整された機体数"も実は過去最高です。
前述の通りクロブの稼働期間は21ヶ月、他のエクバシリーズよりも稼働期間は短いにも関わらずこの調整数は"かなり調整を頑張っている"と言えます。

特に今作は下方調整数が多く、1機体に対して複数回の下方、いわゆるマイルド調整を繰り返してきました。強すぎる機体をお仕置き的に下方するのではなく許容出来るラインを見極め、機体の選択肢を残した状態にしたのは流石です。(一部例外あり)

【参考】エクバシリーズ稼働期間

  • エクバ: 19ヶ月

  • フルブ: 24ヶ月

  • マキブ: 25ヶ月

  • マキオン: 32ヶ月

  • エクバ2: 29ヶ月

要因3: 競技性の追求

大会という大一番、人間どうしても慎重になります。
その結果、過去のPDFでは結果的にタイムアップが頻発していました。
過去のPDFでのタイムアップ時の勝敗は"ジャンケン""リザルトスコア4位のチームが負け"等で不完全燃焼気味に進行していましたが

クロブでは遂にそこにメスが入りました。

タイムアップ時の勝敗判定仕様

タイムアップ時はチームのリザルトスコア判定というシステムが導入されています。(大会に限らず通常対戦でも)

今まで不完全燃焼だったタイムアップがしっかりシステムで勝敗決まるのはプレイヤーとしても勿論嬉しいんですが、この仕様変更は特に今回のような大会視聴者勢を意識しているのかなと思います。
GGGP2021本戦(家庭版マキオン)で開幕"4戦中3戦がタイムアップ"でコメント欄が荒れてたのを思い出します。

上記のような事もありクロブはタイムアップを意識したシステム調整が多く、競技性を高める事に尽力している事が見て取れます。

【参考】タイムアップを意識したシステム調整

  1. タイムアップ時の勝敗判定を追加

  2. 全EXバーストの発動時間を延長(半覚+0.5秒、全覚+1.0秒)

  3. 全機体のロックオン距離を減少

  4. 対戦時間を210秒→230秒に変更

  5. 低コストのリザルトスコア補正を廃止

  6. オバヒペナルティ初回発動までの時間を短縮

  7. 自爆含む、自チームの攻撃で撃破された場合のスコア計算変更

結果: 多種多様な機体が出場

結果、PDF予選エリア決勝では多種多様な機体が活躍、PDF本戦へとコマを進めました。

エクバ2の"騎士ガンダムのベスト相方決定戦"とは較べるべくもないですね。

ちなみに良調整なのはデータ(使用率/勝率)としても表れています。

エクバ2PDF直前、エクバ2最終環境、どちらと比較してもデータ的に突出した機体がいません。

【参考】各環境のトップ目

  • クロブPDF直前: ジャスティス(使用率3.7%/勝率53.2%)

  • エクバ2PDF直前: Hi-ν(使用率6.5%/勝率53.3%)

  • エクバ2最終: フォビドゥン(使用率2.5%/勝率60.8%)

PDF終了後には大型アップデート!

大型アップデートの内容

もはや恒例となっているPDF終了後の大型アップデート、PDFよりむしろこっちの発表の方が楽しみという人も多そう。

大型アップデートの主な内容

  • 複数の解禁機体

  • 大量の機体調整

  • 覚醒・コスト全体のシステム調整

過去シリーズの大型アップデートの内容をまとめてみました。

気になるのはやはり解禁機体。・Pセルフ、バルバトスルプス等の主役後継機・レッドドラゴン、セブンソード、ヤークトアルケー等の人気MSV機体・ナラティブはガンダム作品としても新規参戦
話題性高い機体が参戦する傾向があるので今回も期待が持てそうです。

話題性といえば最近水星の魔女が超話題ですが、テレビアニメ系作品のVSシリーズへの参戦は割と時間掛かるのでまだ早い気がする。あと原作再現系のモーションやボイスしっかり入れてほしいから放送後にゆっくり作って欲しい。

個人的予想としてはビルドダイバーズRe:Riseからアースリィガンダム(コアガンダム)

後はシステム調整ですが、今作はコスト間・覚醒関連についてはバランスいいんですよね。

レイジング覚醒の存在を消しさえすれば

こいつの存在を頑なに否定し続けた上で今の良調整があると思うと、下手にテコ入れするのも危険なんですよね。。
まあ今でもAGE-2とか一部機体で使われているしメジャーな覚醒にする必要もないのかも…

大型アップデートの日程

PDFから大型アップデートまでは結構波があります。
特に最近は解禁と調整のタイミングを分けているので今回もそうなる気がします。

マキブ: 5日後(解禁&調整)
マキオン: 10日後(解禁)→40日後(調整)
エクバ2: 12日後(解禁)→56日後(調整)

ユーザーとしてはマキブ方式でPDF終了!即解禁&調整!ってやってほしいんですけど、運営はアップデートの弾は分散したいから順当にいけば年内に機体解禁、年明けに調整でしょうか。

年末年始はアップデート日が早めになる傾向があるので機体解禁は
12月15日(木) or 12月20日(火)と予想しておきます(適当)

過去PDFの振り返り

昔話大好きおじさんに付き合って下さい。

※マキブが一部間違っていたので修正しました
フルコ&ノルン => フルコ&バンシィ
ストフリ&鯖 => Ex-S&X1

ガンガンの出落ち感好き

NEXTのキュベレイ&初代、フルブのリボガン&ジオングのように少数派が優勝する事も珍しくありませんでした。

今回のPDFは下馬評としてはターンA絡み、福岡ν&ジャスティスが注目されてますが、前述の通り採用機体はかなりバラけているので優勝ペアは全く読めません。

PDF2022は12/10(土) 12:00から!

というわけでみんなで盛り上がりましょう。

個人的な大会についての思い

最後はVSシリーズの大会についてくっそどうでもいい持論で締めます。

大会は上位プレイヤーのイベントであって一般プレイヤーには関係ない、という意見をちらほら見ます。実際大会期間中は機体調整が止まったりするので気持ちは分からんでもないんですが…

個人的には全く逆の意見で

"大会はむしろ一般プレイヤー、ひいてはエクバに触れていない人達"

のためのイベントだと思ってます。いまVSシリーズがアーケードで20周年という長い時を稼働し続けているのもこのPDF、GGGPといった大規模な大会を開催している事が要因の1つであるとすら思っています。

いま丁度サッカーワールドカップやってますけど、サッカーにおける"ワールドカップ"の存在ってめちゃくちゃデカイですよね。普段はサッカーに興味を持ってない層に興味を持って貰えるし、そこからサッカーをやってみて、中にはプロサッカー選手を志す人なんて星の数ほどいるでしょう。(はい小学生の頃の自分です)
野球で言えばWBCですけど、もっと身近なところで日本の野球人気の地盤を作ってるのは"甲子園"かな。

大会中はSNSも盛んになりますし、マス層へのプロモーション効果って点に関しては大会はめちゃくちゃ貢献してると思ってます。VSシリーズやった事ない友人、引退済みの友人でもPDFやGGGPは見てるって人が何人かいますしね。

更に数年に1度の大会ともなれば”数々のドラマ"が生まれるんですよ。
今ガンダム界隈で有名な方達って過去の大会で何らかの実績であったり"印象的な出来事"を残している人が多いです。ドラマは機体・プレイヤーの相乗効果で起こるのがまた楽しいところ。

あとは色んな名言も生まれて"エンタメ性"も高いですね。

  • なんでフリーダムとキュベレイばかりなんですかね?(古谷徹)

  • 逃げないで戦って下さい

  • 君がヘビア全1だよ => 翌月ヘビア下方

  • ガンダム勢は民度が低いとか、動物園とか言われるかも知んないけど〜

って馬場P絡みしかなかった………

というわけで大会というのはコンテンツへの導線、モチベーションアップ、競技人口アップ、ドラマ性・エンタメ性の高さなど様々なところにメリットがあるので今後も出来る限り続けてほしいです。

ここまで読んで頂きありがとうございます。
また気が向いたらなんか書きます。

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