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【ヴァンガード】ちほうカップ博多 ヴェールで柵越えしました【デッキ解説】


今回はちほうカップ博多でヴェールで柵超えしたので、
そのデッキの解説記事を書いていこうと思うのですが、
ヴァンガードのnote自体は書くの初めてなので、
この記事を書いてる人の経歴と実績から紹介しようと思います。


ヴァンガードの経歴

ヴァンガードは初期からプレイしていたものの、
ヴァンガードの地方イベでは声オタ活動を優先させたため本戦には出ず。
今は亡きヴァンガードvaultではランキング掲載経験あり。
G期終了時に一度引退

ヴァンガードzeroサービス末期(GNEXTあたり)から開始、
大会等で何度か上位入賞し、2022冬には公式の招待制CSの参加経験あり

2023秋にG期ぶりに復帰
ヴァンガードディアデイズ レート900↑
2024 WGPデラックス小倉 ドラエン撃墜王
2024 ちほうカップ博多 トリオベスト16 ←New

構築経緯(自分語り)

ここから先は多少の自分語りが含まれるので、
構築について知りたい方は次の見出しまで飛ばしていただいて大丈夫です。


私はヴァンガードも好きなのですが、それ以上にミルキィホームズが大好きです。
ヴァンガードにも出演している三森さんや橘田さんといった声優さんも好きなのですが、たにはらなつき先生のイラストも超好きで画集を買い、部屋にはタペストリーを飾り、今のスマホの待ち受けはたにはらなつき先生のミルキィの神イラスト達が切り替わりで表示されるようになってます。

たにはらなつき先生のイラストは神なんよ


何度見ても神イラスト

ここまで書いたらお察しとは思いますが、
今回ヴェールを握ったのは「たにはらなつき先生のイラストだから」です。
決して環境上超越に強くて~とかではなく、
ヴェールを握るのは決定事項
→環境に合わせて調整するという方向で進んでます。
※一応それまでのトリオはガチガチのデッキを握ってます。(シラヌイ)

まあ後付け理由ですがチーム目標として「今度こそ柵超え」というのはあったので、絶対被らないライドラインのG3として選抜意識のヴェールを選択という狙いもあります。

調整途中グループLINEで「ヴェール無理!このデッキ欠点しかないわ」とか泣き言をいいつつも、「ヴェールで出るんじゃなかったんですか?」とメンバーからの圧もありつつ、おそらく発表から大会までの期間、日本で一番ヴェールに向き合った気がします。


デッキ構築 解説

重要なものから上から順に書いていきます。

ライドライン

正規です。
他候補としてウィリスタライドラインが挙がりました。

メリット
・G2ターンのVブーストが不要になる
・ユイカ用のソウルが確保しやすい。

デメリット
・この後紹介する各種基本パーツにアクセス出来ない事
・↑をカバーするためのサーチカードと
 メインデッキの枠を1~2枚占めるオーダーに割く枠がない。
・自カードの枚数だけ見ると正規は2アド、ウィリスタオーダーは1アド

以上の点からウィリスタライドラインを採用する価値が薄く、
正規になりました。

メインデッキ基本パーツ
ヴェール×3
ローザ×4
フランセット×4
クリア×4
ユイカ×4

これらはヴェールを組む上での基本パーツです。

ヴェール本人
ペルソナ+起動効果を使うためにそもそも必要

ローザ
パワー上昇+1ドロー+ヒット時効果
この効果を何度も使うことがこのデッキで勝つためのコツ
これがないとデッキが成り立たないぐらいには一番大事なカードです。

クリア
デッキからヴェールを呼んできて、
ソウルから吐き出したヴェールを呼びだすために何度も手札と場を行き来する必須パーツ。

フランセット
打点+クリアの回収用

ユイカ
盤面回収+ソウルに溜まるヴェールの吐き出し用(超重要)

それぞれが揃わないとヴェールというデッキがそもそも回らないので最大枚数採用しています。


エネルギー使用要員
プレセア ×4

プレセア
ライドラインで回収可能。
このデッキで大事なリソース札

クリアとの噛み合いでエレスティーノを採用している方も多いと思いますが、自分で何度か回していたところクリアでは重複して不要札になった5k券を切る事が多く、エレスティーノでエネルギーを使い切ってしまうとプレセアをCBで払う事になってしまい効率が悪くなる場面が何度かありました。
そのためエレスティーノは不採用。
プレセアがライドライン効果で回収可能なのでデッキの見た目以上にはEBを使い切りやすいデッキです。

その他
ペトロニーユ×2
基本パーツの中で一番引けないと話にならないのがクリアなのですが、
クリアはG1なのでライドライン効果で触る事ができません。
ただでさえデッキパワーが高くないデッキなのにクリア引けなくて負けたが一番アホらしい。
そのため、クリアを探しに行けるG2であるペトロニーユの採用は必須だと考えてます。クリア以外にもローザ引けてない時の中継ぎとしても活躍します。
ただ、デッキパワーの都合上、1ゲーム中に2回使ってしまうと死が見える。

オルピリス×2
5枚目以降のクリアであり、手札を捨てないクリア以上の働きをすることも。
素だしした場合は実質的にはドロップ起動のエレスティーノと同じ役割を果たしているのですが、
エネルギー消費をしない他、臨時の2万券になれると考えたらエレスティーノよりこちらの方が優先度高いです。
2枚目以降は窮屈ですが、ゲーム中1回はプレイしたいカードなので2枚採用

アーデルハイト×2
中盤以降は毎ターンVに2回ライドすることから、V起動のソウルブラスト1のみでは何処かで2回ライドが止まってしまうためV効果以外でのソウルブラストは必須です。しかしながらこのデッキのソウルブラストは基本ユイカのみなのでユイカを引けなかった試合はソウルにヴェールが溜まり中盤以降急に失速します。

ユイカをサーチできるカードとしてsweetsweetを考えましたが、デッキパワー的にそんなカードを入れている場合ではなく、ラブラドルのようにメインフェイズ中にバウンスが行えないので完ガや超をコールしてバウンスする動きも少し弱いです。
そのためユイカをサーチするカードではなく、5枚目以降のソウルブラスト要因を採用する方向に構築案を進め、ソウルブラスト可能なカードの中でカードパワーがあるアーデルハイトを採用しました。
ソウルブラスト要因以外にも超トリを素引きしたゲームで5パン可能になる他、良い感じのガード値にもなる便利カードです。
本来は1でもいいかもしれませんが、超トリを素引きした試合でなるべくゲームプランに組み込みたい、他に絶対優先させたいようなカードが見つかってないの理由で2枚

カリバー
レガピはカリバー。
シラヌイ対面はライドスキップを活用して普通に勝てるので彼方は不採用。
パーツやガード値を引けるカリバーにしました。

トリガー配分
星8前3治4 国家超
国家超はたにはらなつき先生のイラストなので採用しました!!!!
という冗談はさておき(半分本気)
今の環境夜天で寿命が1ターン伸びた所でヴェールが押し切れるかというと微妙な点、超を捲っても相手を倒しきれずに負ける試合が多かったので国家超を採用しました。
序盤に捲ればイージーウィン、終盤捲れば億の反対側のローザクリア(またはフランセットユイカ)のラインが68kになり実質的に3ライン完ガ要求が切れます。

不採用
エレスティーノ
EB要因はプレセアで十分

フルーレティ
確実な5パンは出来るもののCBが必要、
そもそもコール先がヴェールしかいないといった課題あり。
必須パーツが多すぎてアーデルハイトと両採用するような枠は確保できず


使い方意識

・手札に揃えたいパーツ
基本パーツであるローザ、クリア、ユイカ、フランセットが各種1枚ずつ揃えられるようにマリガンやライドコストを意識しましょう。

・ローザをヒットさせる事を意識
意外と相手から軽視されがちですが、ローザをヒットさせると単純にCC1以上の価値が生まれます。
フランセットやVの攻撃時効果でのバウンスでローザ以外を戻す余裕が生まれるためです。
逆に止められると辛くはありますが、ローザのラインを常に高くすることで本来受けたい場面を守らせてアドバンテージを稼ぐという一面もあるので
ローザの攻撃が通る:CC+他ユニットを間接的にバウンスで実質2アド
ローザの攻撃を止める:過剰にガード値を切らされる
という二択を相手に選ばせてるみたいな感じです。
まあ逆に言えばここの選択が相手依存なのでヴァルガ等に相性不利だったりします。

・G3以降の理想のライン形成
基本的にはローザとクリア、ユイカとフランセットをそれぞれ同列に形成すると無駄がありません。
ローザクリアの列、ヴェールの列、ユイカフランセットの列の3列を作ることを意識しましょう。
基本の殴り順はローザクリア→ヒット有無や相手の点数で分岐
ヒットしたand相手が4点以上 V(クリア回収→ローザorクリアコール)→ローザ単騎→フランセットユイカ
4点以下orヒットしなかった場合 フランセット単騎(ローザorクリア回収)→V(フランセット回収→ユイカ前にローザorクリアコール)→ローザ(クリア)ユイカ
もちろん状況によりケースバイケースですが
この順番で殴ると相手目線ガード箇所が難しい殴り方になります。

・常に次ターンのペルソナ分ヴェールを確保しておく
このデッキを回してる時についついやりがちなのが次ターンのライドフェイズに乗る分のヴェールを確保せずに相手にターンを返してしまうことです。
そのためメインフェイズorVの攻撃時効果でクリアをちゃんとコールしてペルソナ分の確保を忘れない様にしましょう。


得意なデッキ・苦手なデッキ

得意なのは超越対面
G1~G2ターンの動きが強くてライドスキップ可
Vが実質マスクスなので先乗りさせてカウンター気味に打点を叩き込み、そのまま2超越目を許さずにペルソナターンにフィニッシュまで持っていくパターンが多いです。

苦手対面
守りが固いキョウカやレザエルは攻めきれずに負けるパターンが多く、
基本ギミックが全てこちらの攻撃から始まるので点のコントロールが行えないヴァルガ対面が非常に厳しいです。
実際予選でもヴァルガには普通に負けてます。
童子は結局どのデッキもダメトリゲー

他にも伝えたいことがあった気がしますが、力尽きました。

Xは@saecule69696
なので質問などあったら適当にリプ飛ばしてください。
答えられる質問であれば答えます。

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