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【ヴァンガードZERO】クランオールスターズ(2023年1月29日) 事前考察+結果報告

本日開催された公式大会「クランオールスターズ」皆さんお疲れさまでした。
ヴァンガードZEROを本格的に始めたのが去年の9月で、前回開催時にはデッキ資産もほぼなくまともに大会に臨めない状況だったので今回が実質初参加になります。

クランオールスターズのルールが他の大会とは違う性質を持つので、
今回はある仮説の元メタ予想をし、持ち込みデッキを決めて大会に臨みました。
今回はその仮説の説明+個人の結果はどうだったのかという解説記事になります。

大会ルール

まずこの大会ですが、ルールのおさらいから。

「全6戦のスイスドローを実施。全24クランからそれぞれ上位1名に対して
限定称号+公式CSの権利付与」という内容です。
ですので極論を言えば6勝(全勝)しても内容次第では権利なし、1勝しかできなくても権利付与の可能性がある大会です。
(非常に稀ですが全勝2名以上で同クラン被りがあった場合オポ次第になります)

つまり自分の推しクランで挑むかは別として、
権利&称号を狙うという戦略としては
「人気クランを使って高い勝利数ラインを狙う」もしくは
「不人気クランを使って低い勝利数ラインを狙う」
の2パターンが考えられます。
そこで、まずクラン毎の参加予想人数とクラン毎に1位を狙えるラインの算出を行ってみる事にしました。

分布予想

まず分布予想を立てるにあたり全24クランの群分けを行う事にしました。

①パック収録クラン 人気
②パック収録クラン 並
③パック収録クラン 不人気
④パック未収録クラン 人気
⑤パック未収録クラン 不人気
※「人気」「不人気」はクランの好感度ではなく、ランクファイトでの個人での対面数経験(体感)とデッキの組みやすさ、強さで考えてます。
※以下文では「パック収録クラン」をメインクラン、「パック未収録クラン」をサブクランと記述します。

①に分類されるクラン(3種)
ギアクロ、かげろう、リンクジョーカー
を予想しました。
これらのデッキは比較的低い構築難易度と強さを兼ね備えているデッキと考えてます。
ギアクロは堅い守りと3超越目で絶対殺すマンとして環境トップですし、
かげろうはランクファイトで見かける事は減りましたがライド事故をほぼ起こさない大会での安定感+強さと直近弾でのGR必要枚数のハードルが低い点、
リンクは元々の人気+大会で相手を見て軸を切り替え可能という点で数が多いと予想しました。
※この3つが最強格という分け方ではありません

②分類クラン(9種)
エンジェルフェザー、アクアフォース、ぬばたま、シャドウパラディン、ロイヤルパラディン、ペイルムーン、ダークイレギュラーズ、バミューダ△、ネオネクタール
これらのクランはランクマで度々見かける事も多い分類です。
デッキパワー自体は①のクランとほぼ同列ですが、特定GRが4枚要求されるor組んでもデッキパワーが環境より少し劣る
というのをここに入れてます。
バミューダは2023年1月現在のランクファイトではほぼ見ないのですが、
特定の層が居る事を加味して③ではなく②にしてます。

③分類クラン(2種)
ゴールドパラディン、グランブルー
ランクファイトでほぼ見かけることがなく、デッキパワーも②群より低いクラン群です。

④分類クラン(3種)
ジェネシス、なるかみ、グレートネイチャー
ランクファイトでちょくちょく見かけるサブクラン達です。
特にジェネシスはターロ落ちという大会で懸念すべき不安定感はあるものの練度を上げれば環境トップ層にも勝ち星を拾っていけるという点は今大会においてメリットがあります。
なるかみはバインド効果が特定のデッキによく刺さるのと、グレネは直近のイベントで強化があったのでこの群に

⑤分類クラン(7種)
オラクルシンクタンク、ノヴァグラップラー、たちかぜ、ディメンションポリス、スパイクブラザーズ、むらくも、メガコロニー
これらは直近でクライベ開催がなかったり、デッキパワーも低かったりで一部の愛好家(オブラートに包んだ表現)が使用するクランだと思ってます。

さてさて、
クランの分類分けが終わった所でこれらの分類に「重み」を付けました。
参加人数は①>②>③④>⑤
となんとなく定義づけ
例えばメガコロニーの参加者が1人いたとすると、ノヴァなどの⑤分類クランが1名ずつ、③④クランが2名ずつ、②クランが3名ずつ、①クランが4名みたいな感じで。

そうすると
3*4+9*3+5*2+7*1=12+27+10+7=56
つまり参加者56人毎にギアクロ4人、かげろう4人・・・メガコロニー1人
といった感じでそれっぽい割合ができてきました(元にしたデータは個人の勘なので信憑性に欠けますが)
次に「じゃあ参加者何人ぐらいなの?」という点について考える必要がありますがこれは過去の開催データからおおよそ100~120と予想できます。
というわけで「56を2倍にしたら112だからだいたい丁度いいな!」という感じで以下の通り実際の参加者分布が考えられそうです。

①ギアクロ等 24人(クラン3種8名ずつ)
②ぬばたま等 54人(クラン9種6名ずつ)
③④ゴルパラ等 10人(クラン5種4名ずつ)
⑤メガコロニー等 14人(クラン7種2名ずつ)

クラン決め

参加人数の内訳(仮)が出たので、ここで当初の目的
「自身の選択クラン内でトップを取るにはどのクランで戦うべきか」を考えていきます。
どのデッキで戦うべきかは
・実際の勝率
・トップを取るのに必要な勝利数ライン
以上のつり合いが取れているものと考えました。

ここで参考のために112人でスイスドロー6回戦行った場合の勝利数内訳を見てみましょう
6勝0敗・・・2人
5勝1敗・・・12人
4勝2敗・・・27人
3勝3敗・・・36人
2勝4敗・・・27人
1勝5敗・・・11人
0勝6敗・・・1人

順当に上から①②のクランが埋めていく事を考えると
①クラン 6勝 ほぼ確定
     5勝 他が6勝なしかつオポ次第
     4勝 絶望的
②クラン 6勝 ほぼ確定
     5勝 可能性高(オポや上位次第で負けあり)
     4勝 オポ次第で辛うじて残れるかも
③④クラン6~5勝 ほぼ確定
     4勝 可能性高
     3勝 可能性低
⑤クラン 6~4勝 ほぼ確定
     3勝 可能性高
     1~2勝 他に居なければor他が勝ててなければ可能性あり
がなんとなくラインっぽいなと予想します。

そして参加者のクラン内訳が
①②クラン群が約75%、③~⑤が約25%と上の計算で出ており、
6戦の内訳が
「①②の強クラン 4~5戦、③~⑤が1~2戦」と予想されます。


③~⑤のデッキを使った場合は4勝ラインを目指す場合
「①②のクラン相手に5戦中2~3勝、同格同士は必ず勝つ」
と意外にも高いハードルを要求される事が分かります。

そして①を使った場合は
「対面勝率が不安定な相手と5戦5勝」という高いハードルが要求され、
これもまた現実的に難しいと考えます。

そこで今回は
今回は「②のクラン群で5勝を狙う」(同格相手に1回まで負けていい)が最適解だと考えました。
また、②クラン内で自分がデッキを組んでおり、他の②と比べて「もしかして被りが少ないのではないか?」という観点も入れてます。


持ち込みデッキ&結果

レシピ詳細は後日別記事で書く予定ですが、
起入り闇ルアード軸で挑戦しました。
そしてサブとして対ぬばたま用クラレットデッキも使用しました。

結果
1試合目:〇 エンフェ 順当にプレミすることなく勝ち
2試合目:〇 ぬばたま 用意してて良かったクラレッド
(試運転不足でクラレッドのコスト用意せずターン返して死にかけたのは内緒だ)
3試合目:× LJ めったに起こらないはずのライド事故を起こした上、
ギリギリまで追い詰めなおすも決定的なテキスト見落としをして勝利を逃す。相手との感想戦でも話してましたが完ガ全見え治2見えの状況だったので相手が治ガード2枚orダブル6点ヒールさえなければ適切な方法で処理して勝ちの場面だったので相当悔やまれます。
4試合目:〇 シャドパラ ミラーでしたがまあ勝利
5試合目:〇 ディメポ この順位までディメポで残ってたの凄いとはおもいつつ、ガード制限もなんとか処理し勝利
6試合目:× ギアクロ 後攻取られました。ですが、相手も相当苦しかったようで、LO勝ち狙えてた場面まで持ち込みつつも肝心の場面で完ガを引けてなく敗北。
最後の最後で完ガ1枚も引けないは泣きたい

まあ試合内容はともかくとして
クラン群①~②のクランと5回対面する 
という事前予想と同じ結果が出たので、予想が外れてはいないというのは救いでした。

最終結果 4勝2敗 全体順位16位
同勝利数の中では比較的オポが良かったようです。
対面以外の所持デッキ全然把握してないのでなんとも言えないですが、
結果的には権利&称号望み薄のラインです。
まあ先月末のランクマ上位枠でwinterの枠は持ってるはずなので、期待せずにこのまま結果確定を待ちたいと思います。

また、過去大会では有志により分布の調査も行われていたみたいなので
今回の分布想定が実際のものとどれぐらい剥離があるかも気になる所です。

Twitter @saecule69696


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