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きせのん
2022年11月26日 05:00
「あの〜、どうでもいい話なんですけど…」義務教育の授業は進度がいちいち決められているので、演習問題を終えるとよく時間が余っていた。小学5年生の頃の担任はそんな空き時間に、よく「どうでもいい話」を始めた。先述の話出しから始まり、サッカー部の頃の話など多くは先生の子供の頃の話だった。「あの〜、」今日も始まった。周りの「授業したくない人たち」は既に歓喜の表情を浮かべている。「どう
2022年11月6日 16:40
小学生の頃、通学路には緑のベストを着たおじさんおばさんがいた。その大切さに気づくのは少し大人になってからだった。小学2年生。ようやく集団登校で1年生ポジション(班長の真後ろ)から逃れることができようやく名札も標準サイズまで小さくなりようやくランドセルから黄色いカバーを外せるようになったばかりだった(私と同じ小学校の人だけ楽しかったらいいです)。さて、小2の私は通学路に怪しい
2022年11月6日 16:37
「へぇ〜⤵︎」この声を文字に起こすとこうなるだろうな、というイメージがずっと頭にあった。秋葉原のトイレで用を足している時、おじさんの声が近づいてきた。「へぇ〜⤵︎」小便器の前に立っていた私は、その声が真左に着地するのを確かめると、こう決意した。——絶対左は向かないでおこう。おじさんは言う。「あぁ〜こうやってな、トイレはな、こうやるからな、へぇ〜ん⤵︎」怖すぎる。小便