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【新刊のお知らせ】「考えることは力になるんだっっっ!!!」

タイトルは心の中の竈門炭次郎が叫んでいると想定してください。

みなさん、こんにちは。お久しぶりです。
「noteを書かなければ…」と思い気づけば3か月、ついに更新します。
何をお伝えするかというと、新刊のお知らせです!

『エキスパートナース』誌上で2015年8月号から(長期~!)掲載している連載「考えるナース」が書籍化しました!

その名も『考えることは力になる―ポストコロナを生きる医療者の思考法』(照林社、本体1,300円)、です。

書影はこちらになります。

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普段、弊社の書籍に親しんでくださっている皆さんからすると、ちょっと意表を突かれるような装丁かもしれませんが、恐れることはありません。
なぜなら中身は連載を再構成したものだからです。

今回は、「タイトルに込めた想い」を少し語ろうかなと思っています。

わたしたちは「考えてない」わけがない

こんなことを耳にしたり、使ったりしていませんか。
「考えてないよね」「考えることをしない」「もっと考えようよ」―――

いや、人間なので考えていると思うんです。
例えば、「今日の夕ご飯なに食べようかな」とか「無限列車編は今度いつ見に行こうかな」とか、私たちは日常生活のなかで考えているはずなんです。

でも、なぜ「考えてないよね」となるのか。
それは、その時・その状況に相応しい「考え方」ができていないのかもしれません。
仕事をするときとか、誰かと何を解決するときには、もしかしたらもっと効果的な「考えることの組み立て方」があるのかもしれません。
そのような考え方を場面に応じてできれば、物事をもっとうまく進めることができる「力」になるのかもしれません。

そう、「考えるということは力になるんです」。

そして、私たちはいま、それを、かつてないほど求められているのかもしれません。

「理性的に」「落ち着いて」「問いを立てていく」。
「今までの“こうあるべき”をいったんおいておいて」。

そんなことを2015年からの連載を1回ずつ読み直しながら考えていました。
そして、そのヒントがすでにこんなに蓄積されていたのだと気づいて、
1冊にまとめることにしました。

本書はおもしろく気軽に読める内容になっておりますが、
ときどき「はっ」とするようなフレーズが出てきます。
それをちょっとだけ頭の中に置いておくと、もしかしたら、自分の思考の組み立てのヒントになるかもしれません。
仕事で何か言われた時に「ちょっとこうして考えてみよう」となるかもしれません。

「考えることは力になる」って当たり前じゃん、いまさら言われても。
そう、当たり前なのです、みんな頭ではわかっていることなんです。
当たり前だけど大切なこと、よりよい集団や社会をめざすときに正しいとしたほうがよいこと、それを改めて言葉にして、声にして出すことが、いま大切じゃないのかなと思っています。

ですから、「考えることは力になるんだっっっ!!!」 。

試し読みは1章まるまる読めてしまいますので、まずはお試しに。

https://shorinsha.tameshiyo.me/9784796525091

おもしろくて、ためになる1冊です。
どうぞよろしくお願い致します。

【目次】

プロローグ 「同じ目標」に向かう、「同じ医療者」として
第1章 なぜ、ロジカルに考えられないのか?
第2章 ロジカルに考えるために必要なもの
第3章 感性を育むための方法
第4章 ハウツー思考をやめよう
第5章 上手に質問する方法
第6章 「なぜなら(because)」が大切な理由
第7章 演繹法と帰納法
第8章 アブダクションと仮説生成
第9章 使っちゃダメな言葉
第10章 シンプルに考え、イージーに考えない
第11章 「教えすぎ」に気をつけて
第12章 上手な議論のしかた
第13章 相手にわかってもらう話し方
第14章 勉強の方法を工夫することは、論理的に考える訓練と同じ
第15章 英語の勉強のしかた
第16章 トンデモ情報に惑わされない方法
エピローグ ポストコロナの時代に


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