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雑誌ってこういうことだと思う、エキナス3月号

タイトルは無限列車編の伊之助が、列車のそばで横たわる炭治郎と会話をしているときの一節のつもりで読んでください(絶対伝わりませんよね)。

みなさん、こんにちは。花粉症、大丈夫ですか? 気のせいでなければ、ここ最近、ひどくないですか? 花粉症で朦朧としながら仕事をしている毎日です。

人は忙しくなりすぎると、優先度の低いことや、ずっと先のことに手を伸ばしてしまいがちになります。編集部は現在、超特大4月号の作業でへろへろなのですが、もう忙しすぎて、「違うことやりたい!」というモードになり、noteを開いたというわけです。すぐ終わるから!

さて、そろそろ3月号が発売して1週間になろうとしています。

エキナス3月号についてはこちらをご覧ください。

https://www.expertnurse.shorinsha.co.jp/posts/14478525

2020年4月号にリニューアルし、1年間たどりつきました!!!

毎月毎月コツコツ、バタバタと作り続けて12回…どの号もとてつもない愛情があるのですが、この3月号は1年間の締めくくりにふさわしい号になったのではないかな、と思っています。

その理由は、「雑誌ってこういうことじゃないの?」というものを形にできたといいますか…新創刊で掲げたことをちゃんと形にできているというか…そういう感じがするんです。

いろんなことを表紙から感じてほしい

まず、表紙なんですが、毎号最高なんですが、今月号も変わらず最高でした…。純粋にかっこいい。毎回、いろんなテーマで表紙を描いていただいてるのですが、3月号は「10年後のあなたへ」という裏テーマを掲げていました。

東日本大震災から今年で10年。3月号ではそのことについて振り返る記事も入れました。

10年前、「プチナース」という学生誌を担当していた私は、震災直後から東北地方を何度となく訊ね、看護学生さんたちにも会いました。以下は当時の特集の編集後記的なものの文章です。

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私が出会った学生さんはみんな元気いっぱいで(それはかりそめかもしれませんが)、看護の勉強ができる喜びを語ってくれました。

時は流れ、10年後の今、そうした学生さんたちの多くに、ナースとして一生懸命働いてる人がいるのだと思います。今度は今、担当している『エキスパートナース』で応援しているよと伝えたい…と思い、このような表紙にしていただきました。

それぞれの人がそれぞれのみかたでエキナスの表紙を受け止めてくれたらいいなと常日頃思っているのですが、そして、表紙を見て、少しでも気分があがったり・勇気づけられたり・前向きになれたらいいな…と思っているのですが、そんな象徴的な号になったと思います。

超最新の情報から基礎知識まで雑誌だからできること

そして3月号の内容ですが、これもとても象徴的な号だったと思います。まず、2020年12月に発表されたDESIGN-Rの改定版を最速で解説しました(12月に発表ですよ、12月!)。DESIGNはナースの皆さんには最もなじみのあるスケールの1つ。だからこそ、よりはやく・より臨床に即して解説したいと思い、実際のケア方法も交えながら解説しています。DESIGNの歴史なども解説していただいてるので、非常に学びの多い特集だと思います。

他にもサルコペニアの診断基準が変わったことを踏まえて、高齢者の栄養ケアの知識をおさらいしたり、前述のような災害看護について考えてみたり…一方で多彩な連載ではしっかりと基礎的な話もおさえており、非常にバランスがよく、「これが雑誌ってことなのでは…」と思っています。

2021年度はエキナスもさらにパワーアップ!

というわけでぜひ3月号ご覧になってみてください。とても充実した号になっています。そして、3月号には2021年度からの告知もちょっと入っていますので、ぜひご確認ください! 2021年度はど派手にいこうと思っているエキナスでした。

3月号の試し読みはこちらから!

https://shorinsha.tameshiyo.me/4910120830318

では、また会いましょう~!


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