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秘書検定1級の筆記試験で求められているもの

秘書検定を受験される方の中には、記述式の試験が苦手な方もいるかもしれません。
しかし、1級の試験はすべての問題が記述式となります。

しかしここで考え方を変えてみましょう。

記述式の試験は択一式の試験とは違い、とにかく何か書いておけば点数がもらえる可能性があります。
択一式の場合、正解か不正解か、すなわち0か100かです。
逆に記述式で「箇条書きで3つ答えよ」と求められていたとしましょう。
あなたは、どうしても2つしか解答を思いつかないかもしれません。
しかし、無理矢理でもいいので3つ解答を書くのです。
2つしか解答できなかったとしたら、その時点で減点確定ですが、何かしら3つ解答しておけば、部分的に加点される可能性があります。
絶対に空欄のまま終わらせることはしないでください。

また、試験問題の内容は、あなたという「いち秘書」が仕事をする上での「仕事の仕方」をたずねているのですから、
記述を一言で終わらせることはないようにしましょう。

たとえばよく出題される問題で
「秘書A子の上司であるB部長が出張中に、B部長が懇意にしているC社のD専務から、急ぎの案件でどうしても今日中に話したいと連絡があった。しかしA部長が出張から帰ってくるのは2日後であり、出張中は食事の時間も接待の時間にあてるほど過密なスケジュールで連絡が取れない。このような場合、あなたはどのようにすればいいか」
といった問題がある。

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