育児と住まいその2

住む場所としては、やはり田舎に行けば行くほど安くなるし広くなる。ここでいう田舎というのは、サマーウォーズみたいな状態の場所。不便さは今より確実に増すし、町内の方々と協力して町を維持する労力は必要になってくる。車での移動はほぼ必須と思わなければならない。

一方で、ベッドタウンなど都市近郊になれば、高く狭くはなるものの家庭だけで使える自由時間は担保される。万が一新たに仕事を探す羽目になったとしても、安心感がある。

また、病院がある、保育園がある、買い物する場所があるなど、施設面でのメリットがある。ただしこのメリットには罠があると思う。

例えば、小児科が近いといっても、人気すぎて予約を取るのが難しいという状況が考えられる。これは今まさに自分自身が陥っている問題でもある。すぐそばにあるのに、子供をなかなかみてもらえず、結局隣の市町村まで車を頑張って走らせている。

保育園も、近くにある園はこと如く満員で、結局めちゃくちゃ遠い保育園まで毎日車で送迎している状況にある。

良いところにはみんな住みたがるし、保育園や小児科があるところならなおさら同じクラスタの人間がやってくる。結果として、それぞれで土地や家をお金で競って購入しあって、小児科や保育園の入園枠も競い合う、という形になってしまう傾向にはある。

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